感想一覧

▽感想を書く
[一言]
最後の「あるけれども、目に見えないもの」というのがとても心にしっくり来る表現でした。

痛みを和らげるための嘘は、取り払った時にさらに大きな穴になって帰ってくるようで、その穴は永遠に消えないように思えることもあります。

でもこの詩のように、心象風景の中でやさしく消していくことはできるんだ、と安らかな気持ちになりました。
そしてそれは、虹の根もとのように、見る人それぞれの中で、違った色に溶けていくのかもしれないですね。

失ったものを受け止めて、昇華していく。悲しみを包み込むような、やさしさが感じられる詩でした。
  • 投稿者: れみ
  • 2015年 04月02日 09時28分
れみさん

感想ありがとうございます。

わたしは、この詩を親の子に対する約束の責任を果たせなかった嘘という意味合いを込めて作りました。でも、読む方の中でさまざまなことが想起されるのも、また作品のいいところでもありますから、れみさんの思いもまた、ありがたく思う所でございます。

いつも丁寧に感想頂き、ありがとうございます。いつもいつも感激しています。
  • につき
  • 2015年 04月02日 19時52分
↑ページトップへ