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[良い点]
 他の方も仰っている通りに、かなり高い文章力をお持ちだと思いました。少しなろうには向かない固い文章ではありますが、おそらくライトノベルではない公募だと通りそうなレベルの文章力だと思います。
 固い文章故に言い回しも独特で、詩的表現等もうまく使われているなぁと感心させられました。
 私としてはとても好きなジャンルの作品です。
[気になる点]
 少し言い方が微妙かもしれませんが、心情描写に物足りなさを感じました。
 序章部分の方を読んでいて、かなり広がりのある情景描写に喉を唸らせていたところに……ちょっと心情描写が物足りない。
 全体的に見ましても、どうも、情景に重きを置きすぎてそれぞれのキャラの変化等が薄く感じられました。情景に重きを置かれている作品では、もう少し情景に心情を深く反映させてもいいかなと感じられました。
[一言]
 秘密基地の方からきました。
 とても高い文章力に驚かされました。なろうでは基本的にライトノベルが主流なので、この手の固い文章にはなかなか巡り合わないのですが、独特の世界観をうまく詩的表現を使うことによって表現されていると思いました。
 しかし、その分少し物足りないなと感じる部分もありました。
 それがなんと言いますか……キャラの個性と文の抑揚といえばいいのでしょうか。
 ちょっとこのキャラはこういう設定でこういう性格だとか、そういうものが伝わりにくいかもしれません。もう少しキャラに関する「変化」の描写が増えたほうがいいなと感じました。
 抑揚という部分については、ちょっと改行したほうがいいんじゃないかと思う地の文がちょこちょこありました。長々と続くのはいいのですが、動きの変化等ある部分は改行して読み手にリズムを与えるのも良いかと。

 長くなりましたが、興味深い作品でした。
 この度は依頼ありがとうございました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2015年 08月06日 22時33分
管理
お読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
非常に参考になりました。
ありがとうございます。
[良い点]
とても丁寧な情景描写と人物描写。作者様の地の文における文体はとても洗練されており、また、それが個性にもなっているかと思います。
群像劇の特徴を活かしたストーリー性になっており、最重要人物である加代の視点を軸とし過ぎなかったことで、物語の幅が広がっています。
作中に出てくる専門的な単語も誤魔化さず、作り込んだという印象がとても強かったです。
[一言]
他の方も仰っていることですが、このお話は群像劇だからこそ味が出る作品だと思いました。
あまり群像劇というものはトライしたことがなかったので、そういう意味でも読み込ませて頂きました。

作り込まれた作品である一方で、私個人的に目に付いたところがありました。そのことをどう表現したらいいかを考えていたら感想が遅れてしまいました。申し訳ありません。
作中のテンポ、山と谷の問題です。
御作品は7話目終了時点で、(物語の纏まりとして)一話目から二話目に相当するところだと思います。大きなまとまりで見ると、一話の途中くらいでしょうか。これから大きな展開を迎えていくはずですが、そこに到達するまでにとても時間を要し、テンポやスピード感が感じられなくなる可能性があると感じました。
私の見解ですが、群像劇故の問題が一つはあると思います。
御作は四人以上での視点を採用していますので、その分各人物のストーリーを描写せねばならず展開が遅く、山と谷、いわゆる盛り上がりの部分までに行くまでに時間がかかります。それ故に、読者が入り込むまでに時間がかかってしまう可能性があります。群像劇の罠にはまる「危険性」があると思いました。
作者様は綺麗な文体で丁寧な説明、人物描写、心理描写、情景描写、動作、風景、主観的な描写、客観的な描写……と、とても細かく描写をするのが特徴です。大変素晴らしいことですが、だからこそその分描くことも多くなり、惹きつける部分や盛り上がりまでに到達する時間が四人の視点で執筆すると尚、遅くなります。
もちろん、それが悪いという訳ではありません。せっかくの作者様特有の文体を崩す必要はないです。
ただ、四人以上執筆する以上、これからの展開を見越した上で(四人全員という訳ではなく)山の到達は早めにくる人物もあった方がいいと感じました。これは、四人とも起承転結の起承の部分に入っていると読者が飽きてしまう(先述した通り、四人分あるが故)可能性があるからです。クライマックスの山の到達は皆同時でいいとは思いますが、小山の到達を各人物にばらけさせることで、読者は惹きつけ続けられると思いました。

どのように思ったことを説明すればいいか難しく、簡単なご指摘なはずですが長くなってしまいました。
作品は読み甲斐のある私向けです。レベルの高い作品故に、高いご指摘になってしまったこと、お詫び申し上げます。気分を害されなければよいのですが。
少しでも作者様の刺激にでもなれば光栄で御座います。
ブックマークしました。今後も拝読させて頂きます。

marco8/満天ノソラ/満月ノヨル
  • 投稿者: marco8
  • 2015年 07月31日 18時24分
返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。
お読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

確かに山、谷はそこそこあった方が良いですよね。
盛り込んで行きたいと思います。大変参考になりました。ありがとうございますm(_ _)m
[良い点]
素人意見ですが、文章は既にプロ級!
比較的軽く読める作品が多い「なろう」において、本格的な小説を読んだ気分です。
会話に頼らない文章構成はなかなかのもので、ガッツリ読みたいタイプの読者にはウケると思いますよ。
個人的な感想で恐縮ですが、奏ちゃんに好感持てました。
安芸弁では無く備後弁な所が特に親近感湧きます(違ったらごめんなさい。広島の端っこ出身なので)。
これ程の作品を執筆するのは大変だと思いますが、今後とも頑張って下さい。
[気になる点]
あらすじが暗めな為、なろうに多い10代20代の読者層を上手く引き寄せられていない印象です。
作風はこのままで十分魅力的なのですが、序盤で手に汗握る展開があるかどうか?で好みが分かれてしまうかもしれませんね。
[一言]
「SF」というジャンルに惹かれて見に来るのはやはりSF好き。
ですがあらすじは「シリアス」の印象が強く出ています。
もう少しあらすじ内にSFチックな部分を入れる事で、もっとSFファンを取り込めるのではないかと思いました。
  • 投稿者: 読者A
  • 2015年 07月19日 17時49分
お読み頂きありがとうございました!m(_ _)m
プ、プロ級ですか^^;恐れ多いことです……。
私自身が広島の人間ではないので、奏の広島弁には不安感を抱いていたのですが、何とかなっているようで安心致しました。
なるほど……あらすじがシリアスすぎますか。ご助言の通り、SF要素増やしてみたいと思います!
[良い点]
非常にテンポが良く、誤字脱字もなくてすらすらと読むことが出来ました!心理描写、情景描写もよく出来ていて作品に自然とのめりこんでしまいましたwこれからの展開も期待しておりますので頑張って下さい
[気になる点]
少し難しい表現があった所もありますが、その辺りは読む側の対象年齢などによるかと思いました
  • 投稿者: 松乃 楓
  • 2015年 07月17日 19時50分
お読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
自然と読んで頂くことが出来たのは、嬉しい限りです。
[良い点]
他の方がおっしゃっている通り、高い文章力がとても凄いと思いました!
プロローグからこの世界観に魅了されましたね……

一文一文がすごく丁寧に描写されているのが伝わってきました。
これだけの量の文章を作るのは大変だと思うので、頑張って下さい♪
[気になる点]
批評とまではいかないかもしれませんが、長い文が固まりすぎて少し読みづらいなーと思いました。
縦書きだけではなく横書きでも読んでいる方もおられると思うので、そういった方にも読みやすいようにする配慮も必要かな? と思いました。


[一言]

秘密基地からです!
拝読させていただきました!

これからも更新頑張って下さい( 〃▽〃)
応援しています!
  • 投稿者: かず8
  • 18歳~22歳 男性
  • 2015年 07月04日 23時49分
お読み頂きありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ
プロローグで魅了できましたか、良かったです^^;
確かに、長い文が固まっていますね……。改善できるよう努力して参りますm(_ _)m
[良い点]
①非常に高い文章力
②群像劇というスタイル
[気になる点]
①序章部について
②その他の細かな点について
[一言]
 秘密基地の掲示板でご依頼いただきました酔狂なアヒルの子です。
 最新話(2015.6.17現在)の第2章「4」まで拝読いたしましたので、感想を書かせていただきます。
 「本格的な小説」を目指されているのでしょうか。非常に高い文章力で興味深い物語が展開されようとしています。まだまだ序盤すぎて、物語の全容は明らかになってはいませんが、続きを早く読みたくなる作品です。お見事だと思います。



良い点について
①非常に高い文章力
 このなろうというサイトにおいては敬遠されがちかもしれませんが、固めの文章で物語を紡いでいらっしゃいます。それがまだ数話とはいえ、一貫している点が微かなカオリ様の筆力の高さを物語っているのでしょう。
 情景描写、心理描写、しっかりと描かれていて不足を感じることは現状ではありませんでした。お見事でした。


②群像劇というスタイル
 まだ序盤とはいえ、この作品の構成を考えるならば、群像劇を採用されたのは正解なのでしょう。あのまま加代の入院生活の続きを描かれていても読者は離れてしまう可能性がありました。そこで話がNASAのブライアンに移り、また異なった視点で全体像を読者に少しずつ示す―― うまく読者の興味を引き続ける構成になっていると思います。



悪い点について
 皆様に申しあげていますが、これはあくまでも私個人の勝手な感想と見解です。お気を悪くなさらず、一読者の勝手な意見としてご覧ください。

①序章部について
 非常に文章力が高いと申し上げた一方で、それが良い方向にばかり働いていない、という印象も受けました。

1.統一感の欠如
 全体を通して「文学的」表現を意識されているのでしょうか。以下、この項の引用は「1」よりなので注は省略します。

 >今なら飛べる。その思いが胸中に像を結んだ。砂浜を蹴りつけると(中略)風を満身に浴びる。
 人類が一生かかっても、叶えられるはずもないことが叶った。その喜び(中略)加代の心を揺さぶる。     

 長いので省略を挟みますが、この表現などは「詩的」で美しさを感じる部分でした。おぉ、と思わせる表現になっていると思います。一方、

  >爆音は、覆った手のひらの薄い肉を突き抜け、外耳道で増幅。その奥に鎮座している鼓膜(後略)

  >回転し始めた視界の中で、なけなしの上下感覚がなくなり、三半規管が悲鳴をあげたーー。

 これらの表現がお上手ではあるものの、「現実的」すぎます。意図的に対比させて配置していらっしゃるのかもしれませんが、物語の出だしから文章の表現の受け止め方に違和感を覚えたのは事実です。
 もちろん、前者は心情であり、後者は事実である以上、作者の微かなカオリ様の意図も含め、間違いや否定すべきものではないと思います。もちろん「現実的≠文学的 詩的」というつもりもございません。
 ですがまだ微かなカオリ様の世界に順応していない冒頭の段階では、この部分に触れることで、この作品における表現の特徴としては統一感を欠き、私個人としては気になってしまったことをご報告しておきます。

2.引き込みの弱さ
 また、この序章部分は「夢現」というサブタイトル通り、加代の意識下にあることが明かされます。その「加代の意識下の世界」であるのに対し、先ほど申し上げた「現実的な描写」がくどく感じる読者がいる可能性もあります。事実、私もこの「夢現」の1話分だけがそのように感じました。それ以降、その点が気にならなかったことからも、序章部分での引き込みの弱さにつながりかねないものかもしれません。
 描写のスリム化という点で、序章部分の引き込みを意識されてもよいのでは、と感じました。


②その他細かな点について
1.誤字脱字、およびルビのミス
 これはこのようにしっかりと文章を書かれれば書かれるほど、目立ってしまいます。ほとんど気にならずに読めていたので、すべてをチェックしているわけではありませんが、明らかに「ん?」と止まってしまった二ヶ所のみ、お伝えしておきます。


 >こんな音、毎日否応(いやおう)なしに耳に入ってくるのに。      「3」より引用

 ここは創作上のミスではなく、システムの問題ですね。毎日にもルビがかかってしまっています。

 >宇宙は生き物失くしても、      「4」より引用

 「を」が抜けているのでしょう。


2.ブライアンの年齢
 四十四(四十二のスーザンが2つ下)とあったはずが、三十代後半と自称……。いや、少女への見栄での自称なのかもしれませんし、私の誤読かもしれませんが。


3.セブンスター
 いえ、別に良いとは思いますが、略称まで挙げて銘柄を指定した意図はあるのかな、と。私の不勉強かもしれませんが、若い人の間ではセッタが何かの象徴なのでしょうか? 


4.お伽話
 「4」でロベルトが語るお伽話ですが、「蒼い惑星」がいつの間にか「地球」になってしまっています。
 最終的に故郷=地球、という結末であっても、このお伽話の語られる状況からしても、お伽話の中に登場する故郷の惑星の名が「地球」ではありえないのではないかと。
 ロベルトのセリフにも

 >「おそらくあの惑星ーー地球か?(略)地球のことを祖先が我々に伝えずに(略)よほど地球から逃げたことを隠蔽したかったんだろうな」         「4」より引用

 とあることからも、お伽話の中の「地球」との呼称には違和感が残ります。



 色々と失礼なことも申しあげましたが、非常に高いレベルの作品であると思います。まだまだ物語がこれからなので、ストーリーについては言及できませんが、どうなるのだろうという期待感も感じさせる素晴らしい作品でした。

 末筆ながら、微かなカオリ様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。


追伸
 これはとても感想本文では言えませんが、どことなく「マクロス」と「ガンダム」のようなイメージを脳内に浮かべました。良いとか悪いとかではないのでこの追伸に深い意味はありません(笑)
 普段小説を読むことがないオッサン(自称お兄さん)の戯言です
  • 投稿者: 酔狂なアヒルの子
  • 2015年 06月17日 20時03分
お読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
序盤の引き込み不足と不自然な点、改良していこうと思います。
ブライアンの年齢や、御伽話の辺りは完全に此方の落ち度です。申し訳ありません……。

私のような者の小説をお褒め頂き、大変有り難い限りです。本当にありがとうございます。
私自身、初代ガンダムを好んで観ているのでそれらしい雰囲気はあるかもしれません(笑)
[一言]
繊細な描写力で繋ぐ冒頭の、怒濤の展開は、小説ならではの、文字を読むという感覚で、圧巻でした。
しかし、こういう固めの文章と文章の塊みたいなものが、最初に目に飛び込んでくると、ネットの読者は残念ながら読むのをやめちゃうひとが多いです。

また縦読み推奨とありますが、今まで縦書きで読んだひとは、たぶん、私が初めてな気がします。縦書きPDFのファイルを作成するのに数分待たされました。

以上のことを踏まえても、ちょっと読むのに垣根がある作品です。


これは一般小説ぽいな。人を選ぶな。

そう読み進めてΣ(゜Д゜;≡;゜д゜)せ、せんかん? ぎゃくさつ?

「4」を一番最初にもってきた構成にした方がインパクトがあり、固めの文章を苦手とする読者も引き込めたかな~と感じました。
もちろん、今の「夢現」のSF的な出だしも自分は好きです。

これは読んで貰うための工夫をするか。そのまま直球勝負でいくかの違いです。

現状のままでいくのなら、最初は読んで貰うのに垣根があると、覚悟を決めて、書いていくしかないような気がします。

4のエピソードから物語も急転換して面白くなりそうですから。

この急展開の続きを期待して、評価と感想を残しておきまする~。
お読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

4を持ってきてしまうと、時系列的に物語が狂ってしまうので、二章の始めに持ってくるしかなく私自身も苦渋の決断でした。インパクトのある書き出しを書ければ良いのですが、それも叶わぬまま、ゆるゆると来てしまいました……。

小説を書いている身としては、多くの人の目に触れて頂きたいのですが作品の内容や文章的にもそれは難しいのかなと思ってしまっている部分もなきにしもあらず……というのが現状です。゜(´⊃ω⊂`)゜。

ここまで書いてしまっている以上、大規模改修は読んで下さっている方々にも混乱を与えてしまうので、今作では人の目に触れるという希望はいっそのこと捨ててしまおうと思います。
次回作では本作のようなヘマはしないよう心がけていきます(=゜ω゜)ノ
[一言]
 掲示板から参りました。拝読させていただきましたので、感想などをつらつらと。

 文章ですが、語彙も豊富で表現が巧みで、硬くともとても魅力的な文章ですね。人の心情も動きもすべてを描写していて、どこか映画のような映像が頭に浮かんできました。
 少しだけ気になったのは、時折、修飾過多かな?と思う部分や表現の違和感あったり、会話の言葉づかいはどうなのだろう?と思ったことがありました。

 たとえば、
>自分以外誰もいない家を闊歩しながら階下へと降り、洗面所に向かう。おもむろに櫛を手に取った加代は、そのままざっくりと髪を梳とかした。

 この文章ですが、まず違和感は家の中も闊歩するという部分。辞書を引くと、1.大またで堂々と歩くこと。2.いばって思うままに行動すること。などが出てきます。当然、この場での意味は1かと思うのですが、家の中を大股で堂々と歩くという表現に些か違和感があります。自分の家の中ですから当然、堂々とあるいているのかな、とは思いますが、どうしても闊歩という言葉のイメージからすると、こう、胸を張ってなにやら威張って歩いている映像が出てきてしまいました。なんか、わざわざ家の中をそんな風にしてあるくのか、と。まあ、これは私の主観ですが、このように、修飾語がその場にふさわしくないのかな?感じるところがいくつかありました。
 おもむろに櫛を手に取った加代は、そのままざっくりと髪を梳とかした。という文ですが、これは別に修飾は違和感はないのですが、なんといえば良いのでしょうか。少しばかりテンポが悪いような気がします。おもむろにも、ざっくりも常用するような言葉ですが、二つも入っていると些か修飾過多のような気がします。どちらかを削った文章のほうが、すっきりわかりやすい印象がありました。修飾過多だな、と思う部分もいくつか見られており、どうしてもテンポが悪いような気がして疲れてしまう。まあ、これも、私の主観であり好みですので、あまりお気になされないようお願いします。

 あと、加代が「くさくさ」という表現を使っていますが、この若さでこの言葉。ちょっと違和感がありました(笑。

 世界観や設定、ストーリについては、まだ序盤であることから省きますが、重厚な雰囲気とこれから何が起こるのか?と示唆させる冒頭など、とても魅力的かと。本格的なSF小説を期待させてくれますね。

 と、ここで小説の感想とは異なりますが、医療関係者である私が違和感を覚えたところがありまして。
 
 まずは、意識を失って入院はわかるのですが、精査のために一週間の入院。これはあり得ません。もし、田中の言う様に異常がないのであれば即退院、もしくは一泊程度の入院がふつうでしょうか。たとえば、少しだけ不整脈があるとか、精神的な疾患を疑っているだとか、そんな背景があれば話は別ですが。もし、これが伏線なら申し訳ありません。
 あとは、肉親のだれもこないという状況はこの年齢だとありえないでしょう。入院手続きや保険証などの問題もありますし。これないなら、医療者はもっと困っているはずです。
 
 正直、重箱の隅をつつくような指摘になってしまいましたが、総評としては、レベルの高い文章だったと思います。今後の展開も楽しみです。

 乱文でしたが、素人の意見なのでおききながしいただければと思います。

 失礼します。
お読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

冗長な文章になってしまうのが、わたしも気になるところだったのですがやはり目についてしまうようですね。登場人物の言葉遣いや言葉の意味も違和感のある部分が多々あるようで、お恥ずかしい限りです……。
病院での描写についても粗が目立ちますね。助言ありがとうございます。時間を見つけ次第、入院のための設定を盛り込みたいと思います。

お忙しい中、ありがとうございましたm(_ _)m
[一言]
掲示板より、凪です!

ハードな描写を裏付ける豊富な語彙は、しっかりとした教養を感じさせてくれました。

ハードなSFである場合、このような筆致は大変重要なのではないかと思います。

勉強になりました!
  • 投稿者:
  • 2015年 05月10日 09時38分
お読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

まだまだ勉強中の身でございます^^;
未だ文章の中にも違和感を感じさせるところがあるかと思いますが、楽しんで頂けたのであれば幸いです。
[一言]
初めまして、大本営です。

魅せる文章だな、というのが第一印象でした。
ストーリー自体は進んでいるのか進んでいないのか、まだ判断出来ないですが、少なくとも心理描写と場面描写だけで十分見せる作品だと思いますね。
なによりブライアン・ウォーレットが。
これはハードボイルドが好きな、僕の趣味ですね
次もチェックしなければと思わせる作品でしたので、即行でブックマークしました。

仮に加代だけでしたら、こうは思わなかったでしょうね。
女子高生と中年の男性。
まったく正反対のベクトルが働いているのも、「ディストピア」の魅力なのでしょうね。

このような素晴らしい作品に、僕ごときが意見を言うのは僭越ですが、それでも気になった点はなくもないです。
それは、タイトルです。
個人的には「ディストピア」になにがしらの副題があった方が、読者を惹きつけるのではないかと思いました。
他にも理由があります。
「ディストピア」という単語が「STEINS;GATE」という有名すぎるゲームにおいて、重要なキーワードとして使用されているため、読者の耳に残っている可能性を、僕は懸念するのです。
「STEINS;GATE」を置いておくとして、「ディストピア」は色々な作品で使用されている印象的な言葉ですが、いずれにしても有名過ぎるのは事実かと。
そのような先入観を薄めるという意味でも、副題があった方が良いのではないか? と、僕は思いました。
気にし過ぎかもしれませんし、このタイトルが悪いというのではないのですが、あえて指摘させて下さい。

出過ぎた意見を書いて御不快に思われたらお許しください。
微かなカオリ様の、今後の更なる御活躍を期待しております。

  • 投稿者: 大本営
  • 男性
  • 2015年 05月09日 22時28分
お読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

ブライアンを気に入ってくださりありがとうございます。ご指摘の通り、物語の中のキャラとしては加代とブライアンは正反対のキャラです。年齢も違えば、性別も住んでいる国も違う。そんな二人でも共通点が一つだけあるのです。それは今後、展開していくつもりなのですがもうお気づきになっている方のほうが多いかなとは思います笑

タイトルへのご指摘ありがとうございます。私自身、少々淡白かなとは思っていたのですがついそのままにしてしまっていました^^;
様々な作品でのキーワードとなっているということまでは、頭が回りませんでした……。早急に考えたいと思います。

貴重なご意見、ご感想本当にありがとうございましたm(_ _)m
今後ともよろしくお願い致します。
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