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[良い点]
文中から読み取って合っているのか分からないのですが、つまり今作者さまはお一人なのでしょうか??

他者の視点を通してでしか自分の存在を確かめられない作者さまが、他人の視点を得られないことで、今正に人間としての存在を見失いかけており、それに抗っているのかと思うととても興味深かったです。

他者はまるで鏡のようだと思うことがあります。見えるものは光が何かに反射して形が見えるのであって、音も振動が何かにぶつかって跳ね返って来るから聞こえるように、自分の考えや気持ちも他者から跳ね返って来て初めて見えるものがあるのかもしれませんね。自分も人と話して(あっ、ここ自分と違うな……ここは一緒だな)と感じたとき初めて自分の考えや気持ちを自覚することがあります。

そう考えると、(おそらく)お一人でいらっしゃる作者さまは今、宇宙を彷徨っているのですね。さぞかし息がしづらいかもしれませんが、宇宙には宇宙にしかない発見や学びがあるかもしれませんよ。地球の青さに気付くかもしれませんし、重力や空気の働きが新たに分かるかもしれませんよ。それはおそらく誰にでもある視点ではありませんので、この作品のように良く感じ、大事にされてはいかがでしょうか。

[気になる点]
現在の作者さまがお一人なのかそうでないのか
[一言]
作者さま、小説より評論文の方がもしかしたら才能があるかもしれませんよ!
執筆活動頑張って下さい。
感想ありがとうございます。
作中で明言してませんけど、これはデウスエクスマキナのルナシーの忍野くんが残した手記の一つなので、直接的に僕がどうのというやつではないです。
忍野くんは神(物語の作者)の意向次第で物語に必要であれば死んだり生きてることになったりする都合の良い人物、という属性を背負ったキャラなので後半のアレは大体ほとんど直接的な意味です。忍野くんは自分が物語のキャラクターだということを自覚しているメタ視点持ちというのも属性として持っているので。
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