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感想一覧

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[一言]
はじめて拝見させていただきます。
文章の厚みと絵を容易に想像させるレベルの書き込みに、西村堅太に似たスタイルを感じました。程よく固有名詞を混ぜてくる辺りもそうですね。

僅かに違和感を感じたのは、リサコのフラッシュバックに対する反応です。
主人公にフラッシュバックを説明したり、質問を求める辺りから、すでにフラッシュバックを経験している様子が伺われましたが、そうなると涙したタイミングが私の認識ではシックリきませんでした。
また説明しなければならないという悲しみではなく、はじめて説明する心の準備が出来ていない涙と感じられたからです。

作品の空気を壊すものではありませんので、大したことではありませんが感じたことを述べさせていただきました。
これまで「小説家になろう」で出会った中で一番楽しむことができました。他の作品もジックリと拝見させていただきます。

お気に入りだけ登録したかたちで、作品を拝見できず申し訳ありませんでした。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2015年 05月25日 18時40分
管理
感想ありがとうございます。

 まず、ご指摘いただいたリサコの、特に後半で流す涙について作者の意図を言い訳がましくご説明しますと、主人公の「俺」もリサコも、結婚し家庭を持つこと決めるために諦めなければならなかったものがあるという過去があります。主人公は事故で負った記憶障害のため(一時的にではありますが)そういう辛い過去を忘れてしまうのですが、リサコはその過去と、それを代償にして手に入るはずの幸せな将来が主人公の怪我のせいで遠ざかってしまうかもしれない不安、報われない日々の苦労への無力感に打ちひしがれて、つい主人公の前で号泣する…という流れを想定して書きました。話の終盤、
「私たち、ずっと頑張ってきたんだよ… 
以降の箇所で語られる、報われることの少ない日々の苦労を綿々と語るところでそれを表現できればと思いましたが、力の入れ方が足りなかったようです。

 この作品は構想が浮かんでから完成までひと晩もかけず一気に書きあげてしまったので、読み返してみるといろいろ反省点もあるのですが、作者としては主人公への思い入れが大きく、かなり気に入っている作品です。それだけにあまり読んでいただけず感想もいただけないのが残念でならなかったのですが、お楽しみいただけたとうかがい、とても光栄です。西村堅太氏の作品は未読ですが、機会があればぜひ読んでみたいと思います。

 どうぞ今後も、他の作品もご愛読いただければ幸いです。