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[一言]
はじめまして……ではありませんね(笑)。掲示板で感想依頼を承りました、やまなみなつです。
今回ご依頼いただいたのは、この作品を読んで”続き”――本編を読みたくなるか? というものでしたが。
正直申し上げて、私は特に読みたいとは思いませんでした。
なぜか、と、理由を問われれば。幾つかあるのですが。登場するキャラクターがすべて希薄なのですよね。もっと彼ら、彼女らと一緒にいたい、と思えないのです。面白い物語に出会うと、読み終えた後も作品の余韻を引きずっているのですが、残念ながらそれがありませんでした。
何が足りないのだろう、――リアの一人称だから? 彼女の堂々巡りかつ切迫した感のない語りだから? とも思うのですが、彼女から見た王子様の描写、”ボス”やデジルもいわゆるステレオタイプで、彼・彼女の個性が感じられなかったことも要因かもしれません。
また、続きを読ませたいという気持ちが先走っているのか、依頼主は誰なのか、”暗殺組織”はどういった位置にあるのか、等々細かい説明を回避しているように見受けられます。
少なくとも、王室関連の依頼を受けるような組織であるのなら、このように下卑た首領が率いることはありませんし、下っ端の少女の放火だけであっけなく壊滅することもありません。
リアが王子を殺せないのは、彼に恋心を抱いたから、ということが前提にあるわけですが、その恋心を抱いた切欠、これも書かれてはいませんよね。顔を合わせるたびに惹かれていく、というのでしたら、その部分を丁寧に描写するか。もしくはある瞬間に恋をしたのであれば、その瞬間を印象付けて書くか。
現在は、”人を殺したくない・人殺しは怖い”の躊躇いの裏に王子への恋慕があって、それが徐々に前面に出てくるような形で書かれているのですが――おそらく、若い方にはその部分の描写が難しいと思います。背伸びをするのは良いかもしれませんが、そう言った書き方ができるようになるのは、そうですね……本当に誰かを好きになってから、ですかね(苦笑)。とりあえず、年頃だから誰かと付き合ってみよう、あ、あの彼がいけてるから彼でいいや。といった簡単な恋ではなく。それこそ魂を揺さぶるようなものですかねえ。って、なかなか難しいですけどね^^;
それから、あとがきや前書きで、物語の核心について語るのは、避けた方がいいと思います。せっかくの創作です。作品内で全てを語ることにした方が、より書き手も読み手も楽しいと思いますよ? あとがきは、ネーミングエピソードや、作品の生まれる切欠など、裏話的なものを入れて頂いた方が、読み手としても嬉しいですしね^^
以下、少し気になったことを挙げてみます。
>「紅い血で、染めてあげる。きっと今より、アンタはハンサムになるよ」
――ハンサム、よりももっと適切な言葉がありそうです。”アンタには血が似合うね。”とか。なんとなく、野暮ったい気がするのですよね、この場でハンサム、は^^;
>天外→天蓋
白いドレスにルビーのイヤリングとサファイアの首飾り、色取りはどうなのでしょう? 赤なら赤、青なら青、と統一したほうが良いですよね。白のドレスでしたら、紫がかった紺の瞳であれば赤がはえるかもしれませんが……。異なる色の組み合わせは、かなりの冒険です。
イミテーションの宝石類も、庶民であればいざ知らず、目の肥えた王侯貴族には簡単に見破られますよね。余程間抜けでない限りは、腐っても貴族ですから。それに、王宮ともかかわりのある暗殺組織なのですから、それなりに資金はあると思います。模造品でなく、本物も手に入れられると思うのですが……。
>毛穴みのよい馬→毛並みの良い馬
>「あにが、あったのですか――フィリップ王子は……?」→何が、ですよね。
王子といえば。彼の名が時々フィリィップになっていました。
>生温い唇が、そっと触れる。
好きな人との口づけですよね。うーん、”生温かい”。確かにそうかも知れませんが、この表現ですと、ちょっと気持ちが悪いです。柔らかい、もしくは温かい、で良いと思います。”生”がつくとあまりいい印象にはなりませんので^^;
第八章でリアが連れて行かれた場所は、王宮ですよね? 王宮内の、王子個人の離宮、でしょうか?
>あたしが生きていれば、王子の暗殺の依頼主は、計画がばれるのを恐れてあたしを亡きものにしようとするだろう。けれどもし王子が死んでしまったら――あたしは用なし。もう無関係でいられる。
と言われますが。プロの組織であれば、暗殺に失敗したコマを生かしておくことはまずありません。暗殺対象が自ら命を絶ったとしても、暗殺者が無関係というのはあり得ないですし。また、聡明な王子でしたら、そう言ったことは知っていますので、リアを助けるために自ら命を絶つようなことはしないでしょうね。特に、火を放つ――これは、大罪です。一人だけではない、大勢の人の命を奪う行為です。優しく慈悲深く、懸命な人物がとる行動ではありません。
>「離れて。今にも爆破しそうです!」
爆発、ですよね?
あとは、時代設定ですが。拳銃が出てきたり、空襲という言葉があったり。近代を設定されているのでしょうか? 異世界ものとは言え、文明の進化度合いを決めておかないと、思わぬオーパーツが登場したり、時代錯誤な対応をしてしまったりと、妙なことになってしまいます。
このようなところでしょうか。
この言葉が、何かのお役にたてれば良いのですが……。
執筆、頑張ってくださいね^^
はじめまして……ではありませんね(笑)。掲示板で感想依頼を承りました、やまなみなつです。
今回ご依頼いただいたのは、この作品を読んで”続き”――本編を読みたくなるか? というものでしたが。
正直申し上げて、私は特に読みたいとは思いませんでした。
なぜか、と、理由を問われれば。幾つかあるのですが。登場するキャラクターがすべて希薄なのですよね。もっと彼ら、彼女らと一緒にいたい、と思えないのです。面白い物語に出会うと、読み終えた後も作品の余韻を引きずっているのですが、残念ながらそれがありませんでした。
何が足りないのだろう、――リアの一人称だから? 彼女の堂々巡りかつ切迫した感のない語りだから? とも思うのですが、彼女から見た王子様の描写、”ボス”やデジルもいわゆるステレオタイプで、彼・彼女の個性が感じられなかったことも要因かもしれません。
また、続きを読ませたいという気持ちが先走っているのか、依頼主は誰なのか、”暗殺組織”はどういった位置にあるのか、等々細かい説明を回避しているように見受けられます。
少なくとも、王室関連の依頼を受けるような組織であるのなら、このように下卑た首領が率いることはありませんし、下っ端の少女の放火だけであっけなく壊滅することもありません。
リアが王子を殺せないのは、彼に恋心を抱いたから、ということが前提にあるわけですが、その恋心を抱いた切欠、これも書かれてはいませんよね。顔を合わせるたびに惹かれていく、というのでしたら、その部分を丁寧に描写するか。もしくはある瞬間に恋をしたのであれば、その瞬間を印象付けて書くか。
現在は、”人を殺したくない・人殺しは怖い”の躊躇いの裏に王子への恋慕があって、それが徐々に前面に出てくるような形で書かれているのですが――おそらく、若い方にはその部分の描写が難しいと思います。背伸びをするのは良いかもしれませんが、そう言った書き方ができるようになるのは、そうですね……本当に誰かを好きになってから、ですかね(苦笑)。とりあえず、年頃だから誰かと付き合ってみよう、あ、あの彼がいけてるから彼でいいや。といった簡単な恋ではなく。それこそ魂を揺さぶるようなものですかねえ。って、なかなか難しいですけどね^^;
それから、あとがきや前書きで、物語の核心について語るのは、避けた方がいいと思います。せっかくの創作です。作品内で全てを語ることにした方が、より書き手も読み手も楽しいと思いますよ? あとがきは、ネーミングエピソードや、作品の生まれる切欠など、裏話的なものを入れて頂いた方が、読み手としても嬉しいですしね^^
以下、少し気になったことを挙げてみます。
>「紅い血で、染めてあげる。きっと今より、アンタはハンサムになるよ」
――ハンサム、よりももっと適切な言葉がありそうです。”アンタには血が似合うね。”とか。なんとなく、野暮ったい気がするのですよね、この場でハンサム、は^^;
>天外→天蓋
白いドレスにルビーのイヤリングとサファイアの首飾り、色取りはどうなのでしょう? 赤なら赤、青なら青、と統一したほうが良いですよね。白のドレスでしたら、紫がかった紺の瞳であれば赤がはえるかもしれませんが……。異なる色の組み合わせは、かなりの冒険です。
イミテーションの宝石類も、庶民であればいざ知らず、目の肥えた王侯貴族には簡単に見破られますよね。余程間抜けでない限りは、腐っても貴族ですから。それに、王宮ともかかわりのある暗殺組織なのですから、それなりに資金はあると思います。模造品でなく、本物も手に入れられると思うのですが……。
>毛穴みのよい馬→毛並みの良い馬
>「あにが、あったのですか――フィリップ王子は……?」→何が、ですよね。
王子といえば。彼の名が時々フィリィップになっていました。
>生温い唇が、そっと触れる。
好きな人との口づけですよね。うーん、”生温かい”。確かにそうかも知れませんが、この表現ですと、ちょっと気持ちが悪いです。柔らかい、もしくは温かい、で良いと思います。”生”がつくとあまりいい印象にはなりませんので^^;
第八章でリアが連れて行かれた場所は、王宮ですよね? 王宮内の、王子個人の離宮、でしょうか?
>あたしが生きていれば、王子の暗殺の依頼主は、計画がばれるのを恐れてあたしを亡きものにしようとするだろう。けれどもし王子が死んでしまったら――あたしは用なし。もう無関係でいられる。
と言われますが。プロの組織であれば、暗殺に失敗したコマを生かしておくことはまずありません。暗殺対象が自ら命を絶ったとしても、暗殺者が無関係というのはあり得ないですし。また、聡明な王子でしたら、そう言ったことは知っていますので、リアを助けるために自ら命を絶つようなことはしないでしょうね。特に、火を放つ――これは、大罪です。一人だけではない、大勢の人の命を奪う行為です。優しく慈悲深く、懸命な人物がとる行動ではありません。
>「離れて。今にも爆破しそうです!」
爆発、ですよね?
あとは、時代設定ですが。拳銃が出てきたり、空襲という言葉があったり。近代を設定されているのでしょうか? 異世界ものとは言え、文明の進化度合いを決めておかないと、思わぬオーパーツが登場したり、時代錯誤な対応をしてしまったりと、妙なことになってしまいます。
このようなところでしょうか。
この言葉が、何かのお役にたてれば良いのですが……。
執筆、頑張ってくださいね^^
- 投稿者: やまなみなつ
- 2009年 07月11日 08時35分
こんにちは!まずは、ありがとうございました。
今回感想をいただいて感じたのは、「妥協」や「甘え」が目立ったのか、ということでした。
期間内にどうしても仕上げたくて、若干急いで物語を終わらせた感が自分のなかでもありました。
執筆中に、「あれ?リアはなんでフィリップが好きなのかな」と思うこともあって、自分なりにいろいろ考えたのですが、やはりどこか「理由付け」に走ったなぁ、と。
感想をいただき、今回時間をかけてじっくり考えてみました。
いただいたご指摘がもっともなこと、それから私が感じたことと重なり、すごくずしりときました。
やはり物語を書くなら、そしてそれを自分のなかだけで終わらせたくないなら、きちんと責任を持たなくてはなぁと、改めて思えました。
あと、あとがきや前書きで核心を書いたつもりはないです(汗
たぶん、読者さまにはネタバレ的に感じられてしまったのでしょうか?
王子のこともですが、やはり半端な作品になってしまったのやもしれません・・・本編の「王国の花名」を書きながら、じっくりこちらの物語についても考えてみたいです。
今回、とても丁寧に読んでいただき、本当にありがとうございました。
あれほど丁寧に読んでいただけることも少ないので、とてもありがたい経験になったと思います。
次はもっと成長したものを読んでいただけるように、がんばっていこうと思います。
本当に、ありがとうございました!
今回感想をいただいて感じたのは、「妥協」や「甘え」が目立ったのか、ということでした。
期間内にどうしても仕上げたくて、若干急いで物語を終わらせた感が自分のなかでもありました。
執筆中に、「あれ?リアはなんでフィリップが好きなのかな」と思うこともあって、自分なりにいろいろ考えたのですが、やはりどこか「理由付け」に走ったなぁ、と。
感想をいただき、今回時間をかけてじっくり考えてみました。
いただいたご指摘がもっともなこと、それから私が感じたことと重なり、すごくずしりときました。
やはり物語を書くなら、そしてそれを自分のなかだけで終わらせたくないなら、きちんと責任を持たなくてはなぁと、改めて思えました。
あと、あとがきや前書きで核心を書いたつもりはないです(汗
たぶん、読者さまにはネタバレ的に感じられてしまったのでしょうか?
王子のこともですが、やはり半端な作品になってしまったのやもしれません・・・本編の「王国の花名」を書きながら、じっくりこちらの物語についても考えてみたいです。
今回、とても丁寧に読んでいただき、本当にありがとうございました。
あれほど丁寧に読んでいただけることも少ないので、とてもありがたい経験になったと思います。
次はもっと成長したものを読んでいただけるように、がんばっていこうと思います。
本当に、ありがとうございました!
- 詠城カンナ
- 2009年 07月17日 16時43分
[一言]
初めまして。
読み終わった後は勿論のこと、ところどころで熱く込み上げてくるものがありました。またリアの心情が分かりやすく、とても読みごたえがありました。
個人的にフィリップ王子が好きでした。
これからも、他の作品を楽しみにしています。
初めまして。
読み終わった後は勿論のこと、ところどころで熱く込み上げてくるものがありました。またリアの心情が分かりやすく、とても読みごたえがありました。
個人的にフィリップ王子が好きでした。
これからも、他の作品を楽しみにしています。
- 投稿者: 退会済み
- ~14歳 女性
- 2009年 06月03日 21時59分
管理
はじめまして!
この度は高評価、本当にありがとうございました(>_<)
それから最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
サイレント・プレアは頭のなかで妄想しつつ(笑)、勢いの力を借りて書いたものなので、まさかこんなに高く評価していただけるなんて思いませんでした。
本当にうれしくて、涙が…(;ω;)笑
フィリップ王子はわたしもサイレント・プレアを書いて、やっと好きになれました笑
奴の出番はあまりなかったなって思っていたので、好きと言っていただけて本当にうれしいです!
お暇なときは王国の花名も読んでいただけるとうれしいです。書ききれなかったことを書いていきたいと思ってますので(^^)←宣伝(ぁ
本当に評価ありがとうございました!すごく励みになりました☆
重ねて、ありがとうございました(*^^*)
- 詠城カンナ
- 2009年 06月03日 23時02分
[一言]
完結おめでとうございますっ。迷惑承知で来ました、こんばんは〜w
リアの一人称で語られる物語……カンナさんの美しい感情描写の炸裂具合に、ぐいぐい引き込まれました!
先だって残した感想にもありますが、動作のひとつひとつにも感想の動きが見てとれて……葛藤がすごく丁寧に吟味された文章でかかれているなあと思いました^^
そして何より執筆の早さが(笑)
これだけ質の良い作品を短い期間で書けることに嫉妬です…w
内容についても触れたいのですが、またしっかり読み直してからイラストと一緒に…ww
作品が星4つなのは、やはりせっかくだから船長との絡みをこの作品で!と言うことなのですが…王国〜の方を待ちます(笑)
本当にカンナさんは私のツボにハマる物語ばかり書くんですから!日参しちゃうじゃないですか!←
というわけで、常にストーカー気味な私ですが、これからもカンナさんの創作活動を激しく応援しておりますw
乱文失礼しました^^
またチャットや交流所で絡んでやってくださいw
完結おめでとうございますっ。迷惑承知で来ました、こんばんは〜w
リアの一人称で語られる物語……カンナさんの美しい感情描写の炸裂具合に、ぐいぐい引き込まれました!
先だって残した感想にもありますが、動作のひとつひとつにも感想の動きが見てとれて……葛藤がすごく丁寧に吟味された文章でかかれているなあと思いました^^
そして何より執筆の早さが(笑)
これだけ質の良い作品を短い期間で書けることに嫉妬です…w
内容についても触れたいのですが、またしっかり読み直してからイラストと一緒に…ww
作品が星4つなのは、やはりせっかくだから船長との絡みをこの作品で!と言うことなのですが…王国〜の方を待ちます(笑)
本当にカンナさんは私のツボにハマる物語ばかり書くんですから!日参しちゃうじゃないですか!←
というわけで、常にストーカー気味な私ですが、これからもカンナさんの創作活動を激しく応援しておりますw
乱文失礼しました^^
またチャットや交流所で絡んでやってくださいw
- 投稿者: 桐原さくも
- 15歳~17歳 女性
- 2009年 06月01日 20時30分
こんにちは!
まさか評価をしていただけるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました!いや、かなりうれしかったです★
さくもさんからのお言葉は本当にいつもうれしいです(*^^*)
わたしのほうがいつもツボにはまってますし…笑
イラスト、すっっっごく楽しみにしていますねっ♪ありがとうございますW
船長ですかっ?!(嬉
船長にはいろいろとありまして、王国の花名のネタバレになりそうだったので、これ以上は書けなかったんです(苦笑)
かなり半端になってしまった感があって、あたしも悔しいです…(/_;)/~~笑
いつも読んでくださり、そしてあたたかいお言葉をくださり、本当にありがとうございます。
どうぞこれからも、王国の花名にて相談させてください(爆)
それでは、『ストーカーは私です』という言葉を添えて……(ぁ
ありがとうございました!
- 詠城カンナ
- 2009年 06月03日 23時06分
[一言]
完結してから投下しようと思っていたのですが、少し草凪さんの評価に引っ掛かる箇所があったので、一読者の意見を^^
『雷にうたれたように愕然とし目の前が真っ暗になったなる。思わず自身の肩を抱き締める』
>目の前が〜
私はこれが、暗殺依頼によってリアに絶望が襲って来たことを表していると思いました。
お先真っ暗とも言いますし。
一瞬閃く雷との対比もあってインパクトもあると思います。
>自身の肩を〜
これも、絶望からもたらされた、どろどろとした不安から、自らを無意識に守ろうとしているように感じました。
どうしようもなく恐ろしいことにであった時にある表現ですよね^^
と言うわけで、私としてはこの箇所は、どちらかというと秀逸な表現に感じられました。
草凪さま、ご不快な思いをしたらすみません。
カンナさん、また完結したらちゃんと愛を叫びに来ますねw
王国の〜も楽しませてもらってます^^
では!
完結してから投下しようと思っていたのですが、少し草凪さんの評価に引っ掛かる箇所があったので、一読者の意見を^^
『雷にうたれたように愕然とし目の前が真っ暗になったなる。思わず自身の肩を抱き締める』
>目の前が〜
私はこれが、暗殺依頼によってリアに絶望が襲って来たことを表していると思いました。
お先真っ暗とも言いますし。
一瞬閃く雷との対比もあってインパクトもあると思います。
>自身の肩を〜
これも、絶望からもたらされた、どろどろとした不安から、自らを無意識に守ろうとしているように感じました。
どうしようもなく恐ろしいことにであった時にある表現ですよね^^
と言うわけで、私としてはこの箇所は、どちらかというと秀逸な表現に感じられました。
草凪さま、ご不快な思いをしたらすみません。
カンナさん、また完結したらちゃんと愛を叫びに来ますねw
王国の〜も楽しませてもらってます^^
では!
- 投稿者: 桐原さくも
- 2009年 05月26日 06時05分
さくもさん、いつもどうもです^^
はい、さくもさんのおっしゃるとおりの意図でした!私自身もうまく解説できなかった箇所を、(ぉぃ
すばらしく読み取ってくださり、本当にありがとうございました!!!><涙
本当に、うれしかった・・・です。
言葉にできない(笑
愛を叫んでいただけるよう、今後もがんばります!それから、王国の〜も読んでくださり、重ねて、本当にありがとうございます!
なんだかすっごくがんばれそうです!(わら
ありがとうございましたw^^
はい、さくもさんのおっしゃるとおりの意図でした!私自身もうまく解説できなかった箇所を、(ぉぃ
すばらしく読み取ってくださり、本当にありがとうございました!!!><涙
本当に、うれしかった・・・です。
言葉にできない(笑
愛を叫んでいただけるよう、今後もがんばります!それから、王国の〜も読んでくださり、重ねて、本当にありがとうございます!
なんだかすっごくがんばれそうです!(わら
ありがとうございましたw^^
- 詠城カンナ
- 2009年 05月26日 17時21分
[一言]
全文、計二回、読ませていただきました。素敵な世界でした。ありがとうございます。草凪和実です。まず、文章評価4、作品評価3には理由があります。かなり高く評価したつもりです。それでは説明します。まず文章評価は高くしたのは冒頭で『海』『人形姫』と見た瞬間に結末が読めてしまいました。しかし詠城カンナさんは最後まで読ます文章力がありました。まず、そこを評価しました。特に第八章『猛火の残夢』からの描写はなかなか侮れません。ここからどんどん物語に引き込まれ読むスピードが早くなったくらいです。逆に第七章までの描写は粗が目立ちました。リアが暗殺計画を通告されたとき『雷にうたれたように愕然とし目の前が真っ暗になったなる。思わず自身の肩を抱き締める』とありましたが僕はこの表現は非常に違和感を覚えました。目の前が真っ暗になるという現象は重い病気にかかった時の症状です。肩を抱き締めるとは主に寂しいとき泣きたいときにする行為です。もちろん、場合によりますがこの二点は恐らく読んだかたは気付くと思います。次にデジルのセリフで『眉間の間を力強く殴り飛ばす』とありましたが恐らく女性の腕力ではノーダメージでしょう。それならば目潰しや喉の急所を狙ったほうがいいです。『本当にバカね。男なんて、みんな一緒よ簡単に殺せちゃう』などもありましたが女のかたが男を殺すのはかなり難しいです。まして人殺しに簡単なんてことはありません。ただデジルが男の腕力なりを過小評価している可能性もありますが。実際、戦ったら女の人はまず勝てません。もちろん男女差別とかではありませよ(((^^;)ただ持ってるものが男の人と女の人は違います。第四章、王子と対峙するシーンがありますが蹴り一発で体勢をくずすのは王子が武術をやってたところを考えると矛盾です。その前は簡単にナイフをよけてたのに。(実はナイフをよけるスキルはまず身に付かないのでこれだと王子は武術の達人になってしまいます)王子を追い詰めたかったのはわかりますがもう少し徹底してはどうでしょうか?そして第十一章なんですが『……しないわよ、あたし人魚だもの』『あたしね、王子さまにしか恋をしないのよ』←この作品がこの物語【サイレント・プレア〜溺唄の人魚〜】の全てだと思います。ここから先は詠城カンナさん、つまり作者の手を離れ読者に委ねることが作品としては読後感が良いと感じます。例えばなんですが恋愛要素を含んだ小説で最後の最後まで(二人が結婚して、同棲して、ヒロインが妊娠して、家庭を築くまで)読まされたら詠城カンナさんはどう思いますか?とりあえず気持ちが通じたところで終わってほしくないですか?次に一つアドバイスなんですが描写が苦手というようなニュアンスを自己紹介文を見ましたので僕なりの描写術を書いておきます。まず、書く前に1、2分目を閉じて情景を想像する。王子とベランダに出るシーンなら自分もベランダに出て感情を込めてセリフをいう。ベッドに横になったら王子が迫ってくるところを想像する。その時、何か感じれば的はずれな描写にはなりません。まず、できる限りのことをしましょう。あと漫画を読むのを薦めます。なぜかというと漫画というのは描写がないため視覚に頼ります。そのため、この感情の時は『こういう動きをするというのがわかります』例えば落ち込んだときは肩の筋肉が弛緩して肩がさがります。これは描写に応用できます。それともう一つ漫画を読めば『かなり凝ったセリフ』をかけるようになります。漫画は絵なのでセリフを凝ることで補っているのです。と、まあ、ここまで書きましたが。参考になるかどうか。僕も偉そうに言えないしなあ。でも、詠城カンナさんの今後の執筆に少しでもヒントになればと思い書かせていただきました。素敵な世界をありがとう。それでは!
全文、計二回、読ませていただきました。素敵な世界でした。ありがとうございます。草凪和実です。まず、文章評価4、作品評価3には理由があります。かなり高く評価したつもりです。それでは説明します。まず文章評価は高くしたのは冒頭で『海』『人形姫』と見た瞬間に結末が読めてしまいました。しかし詠城カンナさんは最後まで読ます文章力がありました。まず、そこを評価しました。特に第八章『猛火の残夢』からの描写はなかなか侮れません。ここからどんどん物語に引き込まれ読むスピードが早くなったくらいです。逆に第七章までの描写は粗が目立ちました。リアが暗殺計画を通告されたとき『雷にうたれたように愕然とし目の前が真っ暗になったなる。思わず自身の肩を抱き締める』とありましたが僕はこの表現は非常に違和感を覚えました。目の前が真っ暗になるという現象は重い病気にかかった時の症状です。肩を抱き締めるとは主に寂しいとき泣きたいときにする行為です。もちろん、場合によりますがこの二点は恐らく読んだかたは気付くと思います。次にデジルのセリフで『眉間の間を力強く殴り飛ばす』とありましたが恐らく女性の腕力ではノーダメージでしょう。それならば目潰しや喉の急所を狙ったほうがいいです。『本当にバカね。男なんて、みんな一緒よ簡単に殺せちゃう』などもありましたが女のかたが男を殺すのはかなり難しいです。まして人殺しに簡単なんてことはありません。ただデジルが男の腕力なりを過小評価している可能性もありますが。実際、戦ったら女の人はまず勝てません。もちろん男女差別とかではありませよ(((^^;)ただ持ってるものが男の人と女の人は違います。第四章、王子と対峙するシーンがありますが蹴り一発で体勢をくずすのは王子が武術をやってたところを考えると矛盾です。その前は簡単にナイフをよけてたのに。(実はナイフをよけるスキルはまず身に付かないのでこれだと王子は武術の達人になってしまいます)王子を追い詰めたかったのはわかりますがもう少し徹底してはどうでしょうか?そして第十一章なんですが『……しないわよ、あたし人魚だもの』『あたしね、王子さまにしか恋をしないのよ』←この作品がこの物語【サイレント・プレア〜溺唄の人魚〜】の全てだと思います。ここから先は詠城カンナさん、つまり作者の手を離れ読者に委ねることが作品としては読後感が良いと感じます。例えばなんですが恋愛要素を含んだ小説で最後の最後まで(二人が結婚して、同棲して、ヒロインが妊娠して、家庭を築くまで)読まされたら詠城カンナさんはどう思いますか?とりあえず気持ちが通じたところで終わってほしくないですか?次に一つアドバイスなんですが描写が苦手というようなニュアンスを自己紹介文を見ましたので僕なりの描写術を書いておきます。まず、書く前に1、2分目を閉じて情景を想像する。王子とベランダに出るシーンなら自分もベランダに出て感情を込めてセリフをいう。ベッドに横になったら王子が迫ってくるところを想像する。その時、何か感じれば的はずれな描写にはなりません。まず、できる限りのことをしましょう。あと漫画を読むのを薦めます。なぜかというと漫画というのは描写がないため視覚に頼ります。そのため、この感情の時は『こういう動きをするというのがわかります』例えば落ち込んだときは肩の筋肉が弛緩して肩がさがります。これは描写に応用できます。それともう一つ漫画を読めば『かなり凝ったセリフ』をかけるようになります。漫画は絵なのでセリフを凝ることで補っているのです。と、まあ、ここまで書きましたが。参考になるかどうか。僕も偉そうに言えないしなあ。でも、詠城カンナさんの今後の執筆に少しでもヒントになればと思い書かせていただきました。素敵な世界をありがとう。それでは!
こんにちは。まずは、この話を読んでいただき、それに評価もしていただいて、本当にありがとうございました^^
では、まずちょっとばかり言い訳を聞いてもらえないでしょうか?
●リアが暗殺計画を通告されたとき
→これはさくもさんの感想にあるとおりの意図です。
●デジルの台詞「眉間の間を力強く殴り飛ばす」
→これは、なんというか、冗談ぽく言っているだけで、本気で言っているわけではないんですよ。だから彼女には大いに笑いながら言わせたつもりだったんですが。。すみません、うまく表現できず、伝えられませんでした。
●デジルの台詞その2「男なんて、みんな一緒よ簡単に殺せちゃう」
→えっと、これはですね…「女の武器を使えば、男なんてみーんなひっかかって油断しちゃうのよね」みたいなことを、オブラート(?)に言わせたかったんですよ笑。結局中途半端な伝わり方になっちゃったんですね、すみませんっ。
●王子と対峙するシーン
→「ナイフをよける」シーンは、王子がすごい、というのもありますが、実は「リアはまだ戸惑ってる。だからナイフをよけられる」という感じにしたかったんです。。あきらかに描写が乏しいせいで、違和感を抱かれてしまったことと思います。
→「蹴りで体勢をくずす」これにもいろいろあるのですが、なんだか見苦しい言い訳になりそうなのでやめます(笑)。確かにナイフをよける王子を書いたあとだと、無理やりな感じだったかもしれません。
●「あたしね、王子さまにしか恋をしないのよ」
→私も、続きを書きながらひしひしとそう感じております(苦笑)本当にあそこでやめておいたほうがよかったと。。
当初は、「王国の花名」に書ききれないから、ここで書いちゃえ!みたいな勢いでした。
けれどもう続きを書いてしまっているので、なんとかしたいです。私も、リアの人生すべてを書く気はさらさらないので、今、どこで終わるべきか悩んでおります。ごもっともなご指摘です。。
以上、言い訳でした。けれどこれはなにも、草凪和実さんのご意見に反発しようと思ってしているのではないです!乏しい私の描写のなかにあった裏設定といいますか、私の考えていた背景をお伝えしたかっただけです!
ですので、「へぇ〜。そんな理由だったんだー」とあたたかい目で見てやっていただけば幸いです。
今度時間のあるときに、ご指摘をもらった箇所を推敲してみます^^
それから、アドバイス!本当にありがとうございました!!!「書く前に1、2分目を閉じて情景を想像する。」ということでしたが、なるほど、すばらしいと思います!
是非やってみようと思います!次には草凪さんからのアドバイスを生かして、描写の上達したものを書いていきたいです!
最後に、この話を丁寧に読んでいただき、しかも詳細にアドバイス、ご指摘くださり、ほんとうにありがとうございました!
まだまだ足りないところもありますので、今後もなにかあったらアドバイスください!
それでは。
では、まずちょっとばかり言い訳を聞いてもらえないでしょうか?
●リアが暗殺計画を通告されたとき
→これはさくもさんの感想にあるとおりの意図です。
●デジルの台詞「眉間の間を力強く殴り飛ばす」
→これは、なんというか、冗談ぽく言っているだけで、本気で言っているわけではないんですよ。だから彼女には大いに笑いながら言わせたつもりだったんですが。。すみません、うまく表現できず、伝えられませんでした。
●デジルの台詞その2「男なんて、みんな一緒よ簡単に殺せちゃう」
→えっと、これはですね…「女の武器を使えば、男なんてみーんなひっかかって油断しちゃうのよね」みたいなことを、オブラート(?)に言わせたかったんですよ笑。結局中途半端な伝わり方になっちゃったんですね、すみませんっ。
●王子と対峙するシーン
→「ナイフをよける」シーンは、王子がすごい、というのもありますが、実は「リアはまだ戸惑ってる。だからナイフをよけられる」という感じにしたかったんです。。あきらかに描写が乏しいせいで、違和感を抱かれてしまったことと思います。
→「蹴りで体勢をくずす」これにもいろいろあるのですが、なんだか見苦しい言い訳になりそうなのでやめます(笑)。確かにナイフをよける王子を書いたあとだと、無理やりな感じだったかもしれません。
●「あたしね、王子さまにしか恋をしないのよ」
→私も、続きを書きながらひしひしとそう感じております(苦笑)本当にあそこでやめておいたほうがよかったと。。
当初は、「王国の花名」に書ききれないから、ここで書いちゃえ!みたいな勢いでした。
けれどもう続きを書いてしまっているので、なんとかしたいです。私も、リアの人生すべてを書く気はさらさらないので、今、どこで終わるべきか悩んでおります。ごもっともなご指摘です。。
以上、言い訳でした。けれどこれはなにも、草凪和実さんのご意見に反発しようと思ってしているのではないです!乏しい私の描写のなかにあった裏設定といいますか、私の考えていた背景をお伝えしたかっただけです!
ですので、「へぇ〜。そんな理由だったんだー」とあたたかい目で見てやっていただけば幸いです。
今度時間のあるときに、ご指摘をもらった箇所を推敲してみます^^
それから、アドバイス!本当にありがとうございました!!!「書く前に1、2分目を閉じて情景を想像する。」ということでしたが、なるほど、すばらしいと思います!
是非やってみようと思います!次には草凪さんからのアドバイスを生かして、描写の上達したものを書いていきたいです!
最後に、この話を丁寧に読んでいただき、しかも詳細にアドバイス、ご指摘くださり、ほんとうにありがとうございました!
まだまだ足りないところもありますので、今後もなにかあったらアドバイスください!
それでは。
- 詠城カンナ
- 2009年 05月26日 17時16分
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