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感想一覧

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[良い点]
ヒナの目線での心理描写が見事でした。純粋な子供の声そのままが伝わってきて、読んでいて胸が痛かったです。
その上で、母親も母親なりに苦労しているのだろうなと想像できる余地を残してあって、それがなお、読む側として切なかったです。
あと、隠喩が使われている作品に出会えて嬉しいです。こういう「香りを感じる」文章、素敵ですね。
[気になる点]
最終的にヒナが魔女になろうと固く決意するまでのプロセスを、もう少し丁寧に描いてあるとよかったです。
それまでヒナの目線で感情移入してきたのに、ラストで急に置いてけぼりにされた感じがありました。
[一言]
椎名青です。拝読させていただきました。とても柔らかく丁寧な文体で、それでいて胸に刺さるお話でした。
魔女という存在を「子供と大人の境界線」に置いた世界観、個人的にとても好きです。
楽しませていただきました。ありがとうございました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 女性
  • 2015年 08月22日 01時28分
管理
拙作を読んでくださってありがとうございます。

>最終的にヒナが魔女になろうと固く決意するまでのプロセスを、もう少し丁寧に描いてあるとよかったです。

ヒナは、魔女になりたいと決意した訳ではなく、絶望からのなりゆきで魔女になってしまったので、ことの顛末は彼女自身も意外な決着でした。それゆえに「置いてけぼり」感を抱かれたなら、狙い通り――ある意味ヒナの心情通りとも言えます。
ぼんやりと家族を眺めながら現状を受け入れ始め、取り返しのつかない選択を悔いることもできず(それでは自分が哀れで惨めすぎる)、ヒナは魔女になります。魔女になるしかなかったんですよね。
こういった解説は蛇足かと省いたのですが、もっと組み込むべきだったかもしれません。

ヒナが主人公なので、なるべくヒナの言葉を使って書き上げた作品でした。
彼女の心情を大切にしたので、共感して貰えて良かったです。子どもと大人では見ている世界が違う……でもヒナを手に入れた魔女は、その狭間で違うものを見ていたのかもしれません。

拙作にご感想をいただけるとは思っていませんでした。
丁寧なご感想をありがとうございました。
[一言]
悲しいですね。胸が苦しくなってしまいました。
ヒナの心理描写がたくみなので、苦しさや切なさが迫ってきました。

私自身が姉の立場で、親から「お姉ちゃんなんだから」と言われました。とても理不尽に思うこともあり、自分の子供にはそういう言い方はやめようと思っていたのに、実際は口にしてしまいます。平等に接しようと思っていても、年の差のある兄弟のため、つい言ってしまうんですよね……。
上の子、ヒナのように思ってるのかなあと、胸が苦しくなってしまって。

ヒナの母親は、ヒナに甘えさせる事をしないで、自分がヒナに甘えてしまっていたんでしょうね。自分の大変さを理解して欲しいという思いを、押し付けている。そんな気がしました。
アヤノに対しては、我がままで奔放な子だと分かっているから、係ると手を焼くだけだから、好きなようにさせて手を抜いている。結局二人の子供、どちらにも真剣に向かい合っていないように思いました。

ああ、切ないなあ。
「姉」という子供の立場から、切なくて。
母親という立場からも、切なくて。


明日になったら、子どもたちを抱きしめよう……。

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なのだから」我慢しなさいは、理不尽に感じますよね……。特に上の子になると「手が掛からない良い子」でいようと努めるから余計です。
年の差にも寄りますが、4つ~6つの場合は特に寂しいかもしれませんね。15ぐらいになってしまうと、一人っ子感覚になっちゃうようですが。

子ども(姉兄)の立場と親の立場って違いますよね。
結構前に書いた作品なので、今読み返すと私自身も切なくなってきます。ヒナの母親や魔女についても考えてしまいます。

ヒナの母親は、時間的・精神的・体力的余裕が0なのですよね。
子どもに対して時間を割けないため、向き合うことができなくなっています。共働きの夫婦が増えた現代こそ、こういうパターンは多いのかもしれません。

とても作品に共感してくださって、考えてくださって、ありがとうございます。ご感想、とても嬉しいです。
[一言]
 以前に作者様のサイトでこちらの作品を拝見させて頂いたことがあり、また読みたいと思い探していました。主人公の女の子の心理描写がとても切ない心に残る物語でしたので、再度読めて良かったです。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 05月24日 11時36分
管理
短い作品ですが「また読みたい」と思っていただけたこと、探していただけたことに驚きました。とても嬉しいです。
女の子の心の動きは大切に描写しました。切ない終わりかたなので、実はこちらでの公開を迷っていましたが……公開してよかったです。ご感想をありがとうございました。