感想一覧
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[一言]
感想では初めまして、大本営です。
少し早いですが【3 登用】まで読んだ段階での感想を書かせて下さい。この段階で感想を書くのは「紅鼠王と愛しき仇国 」が長い作品というだけでなく、かなり読み込んでしまう作品なのである程度感想をまとまったら順次感想を書きたいと思ったからです。
活動報告にもお書きしましたが雰囲気が良いですね。
上手く言えないのですが独特の味がある作品を書かれる方だなと思いました。
人によっては展開が早すぎると指摘されるかもしれませんが、僕個人は出来るだけ早く戦記らしくしたいと考えられたと理解します。
あえて言えば初陣の前に一般兵士たちと仲良くなる場面があった方が、しんがりの場面での仲間の死をより演出できたのではないかと。例えば、亡くなった伍長など複数の人物に名前を付けるとか。
助長になるかもしれませんが、そんなことを考えないでもなかったです。
全体の文章は丁寧で読みやすいのですが、気になる個所が2つあったので御指摘させて下さい。
3 登用
(1)
>バルク軍は言わば初心者であったのだ。
>『であるのにイリスは。』あの劣勢の中で如何に動くべきか知り、その冷静さをもって臨機応変に立ち回った。
⇒微妙に引っ掛かる文章でした。
『であるのにイリスは。』は前の文章にかかっているのですが、段落分けされているのによく分からない違和感を覚えました。
僕でしたら
>であるのにイリスは……
として余韻を入れてセスタの複雑な心情を表現してみますね。
ただ、僕の案ですと前後の文章も少しいじらなければならなので、自分で書いておきながら一長一短な気がしますw
3 登用
(2)
「イリス、調練の邪魔になってしまう。行くよ」
「はい」
⇒その前の会話で「君は上官となるんだ、自覚を持つん『だ』」とキツイ言葉で命令しており、まだ兵士の前にいる点を考えますと
「イリス、調練の邪魔になってしまう。行くよ」では、優しすぎる言葉使いではないでしょうか。
セスタが優しい言葉使いなのは理解していますが、ここは指揮官として兵士に範を魅せなければいけない場面だと考えます。
同様の理由でイリスの返答も適当に思えませんでした。
「促すと、項垂れながら付いてくる」と記述され場面が変化している点からも、それ以前は兵士の前にいると僕は考えるのです。
僕ならば
>「イリス、調練の邪魔になる。来るんだ」
>「分かりました」
のように、少し他人行儀ですが厳しい態度を示しますね。
部下の態度としては「分かりました」ではなく「承知しました」や「はっ!」法が適当な気がしますが、不承不承という点を表現するのは「分かりました」のほうが適用に思えました。
「促すと、項垂れながら付いてくる」以降の、場面の変化による彼等の態度の変化も効果的になるように思えました。
このように受け取れるというだけで、こうでなければならないという訳ではありません。
その点を御理解して頂けないでしょうか。
次話以降も楽しみにしています。
感想では初めまして、大本営です。
少し早いですが【3 登用】まで読んだ段階での感想を書かせて下さい。この段階で感想を書くのは「紅鼠王と愛しき仇国 」が長い作品というだけでなく、かなり読み込んでしまう作品なのである程度感想をまとまったら順次感想を書きたいと思ったからです。
活動報告にもお書きしましたが雰囲気が良いですね。
上手く言えないのですが独特の味がある作品を書かれる方だなと思いました。
人によっては展開が早すぎると指摘されるかもしれませんが、僕個人は出来るだけ早く戦記らしくしたいと考えられたと理解します。
あえて言えば初陣の前に一般兵士たちと仲良くなる場面があった方が、しんがりの場面での仲間の死をより演出できたのではないかと。例えば、亡くなった伍長など複数の人物に名前を付けるとか。
助長になるかもしれませんが、そんなことを考えないでもなかったです。
全体の文章は丁寧で読みやすいのですが、気になる個所が2つあったので御指摘させて下さい。
3 登用
(1)
>バルク軍は言わば初心者であったのだ。
>『であるのにイリスは。』あの劣勢の中で如何に動くべきか知り、その冷静さをもって臨機応変に立ち回った。
⇒微妙に引っ掛かる文章でした。
『であるのにイリスは。』は前の文章にかかっているのですが、段落分けされているのによく分からない違和感を覚えました。
僕でしたら
>であるのにイリスは……
として余韻を入れてセスタの複雑な心情を表現してみますね。
ただ、僕の案ですと前後の文章も少しいじらなければならなので、自分で書いておきながら一長一短な気がしますw
3 登用
(2)
「イリス、調練の邪魔になってしまう。行くよ」
「はい」
⇒その前の会話で「君は上官となるんだ、自覚を持つん『だ』」とキツイ言葉で命令しており、まだ兵士の前にいる点を考えますと
「イリス、調練の邪魔になってしまう。行くよ」では、優しすぎる言葉使いではないでしょうか。
セスタが優しい言葉使いなのは理解していますが、ここは指揮官として兵士に範を魅せなければいけない場面だと考えます。
同様の理由でイリスの返答も適当に思えませんでした。
「促すと、項垂れながら付いてくる」と記述され場面が変化している点からも、それ以前は兵士の前にいると僕は考えるのです。
僕ならば
>「イリス、調練の邪魔になる。来るんだ」
>「分かりました」
のように、少し他人行儀ですが厳しい態度を示しますね。
部下の態度としては「分かりました」ではなく「承知しました」や「はっ!」法が適当な気がしますが、不承不承という点を表現するのは「分かりました」のほうが適用に思えました。
「促すと、項垂れながら付いてくる」以降の、場面の変化による彼等の態度の変化も効果的になるように思えました。
このように受け取れるというだけで、こうでなければならないという訳ではありません。
その点を御理解して頂けないでしょうか。
次話以降も楽しみにしています。
大本営さま。とても丁寧に読んで頂いたみたいで、嬉しく思います。ありがとうございます。
雰囲気良いですか、独特ですか、褒め言葉嬉しいです。舞い上がります。
それと、ご指摘の部分ですね。自分で読み返してみて、成る程!確かに!と思いました。特にセスタの言動は、見直して書き換えてまいります。この先もそういった事がありそうですし。。
先駆隊でのエピソード的な物はどうでしょう。この先に彼女が女性であるが故に疎まれるーーという場面がございまして、それに反するのでは?と思ってさらっと書いた次第です。少し考えてみます。
最後になりましたが、丁寧にご指摘頂いて、今一度冒頭部を見直そうと思いました。是非この先もお読み頂き、ご指摘等頂けると嬉しいです。
ありがとうございました。
雰囲気良いですか、独特ですか、褒め言葉嬉しいです。舞い上がります。
それと、ご指摘の部分ですね。自分で読み返してみて、成る程!確かに!と思いました。特にセスタの言動は、見直して書き換えてまいります。この先もそういった事がありそうですし。。
先駆隊でのエピソード的な物はどうでしょう。この先に彼女が女性であるが故に疎まれるーーという場面がございまして、それに反するのでは?と思ってさらっと書いた次第です。少し考えてみます。
最後になりましたが、丁寧にご指摘頂いて、今一度冒頭部を見直そうと思いました。是非この先もお読み頂き、ご指摘等頂けると嬉しいです。
ありがとうございました。
- 庵
- 2015年 07月04日 08時13分
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