感想一覧

[良い点]
1文がほどよい長さとリズムで、引っ掛かりなくスムーズに読めていいと思います。

1話ごとの長さも丁度良く読み進めていても疲れません。
[気になる点]
以下、あくまでも個人的な意見であり「これは絶対に悪い」と指摘するものではないため、参考程度に捉えてください。

プロローグ時点でさっそく「Sランク」という説明のなされていない用語を出されていましたが、伏線として敢えて説明を後回しにする用語はキャラクターの台詞の中、もしくは一人称視点の地の文で使用すると読み手に「この用語は後で説明がなされるだろう」と想像してもらいやすいかと思われます。三人称視点ならば直接「Sランク」と説明するよりも「Sランクと表記されたプレートが掛けられた檻」などと風景描写の中に織り込んだ方が自然になります。

1話では車中から“城”へ場所が切り替わる際に、そうとわかる情報を示す描写が極端に少ないと感じました。せめて建物の大まかな外観や駐車場などの描写があれば読み手にある程度の情報は入ってくるので、特筆する仕様がない建物でも何かしら1つは特徴(色、造形、何階建てなのか等)を描写すれば、読み手が想像で補いやすいと思います。

2話の「ボケに回る」という言い回しは書き手側にとっての印象、つまり“キャラ設定”におけるメタ視点的な描写なので、キャラの個性や人柄がまだわからない序盤でいきなりキャラ設定の説明のような描写を盛り込まれると、読み手としては違和感というか押し付けられている感じを覚えてしまうような気がします。

キャラクターの名前ですが、1話に登場する人物の名前が多いと読み手が覚えきれず、どの台詞が誰のものなのか、どの名前がどの人物描写だったのか、遡って確認しなければならなくなります。始めから姓名をきっちり出すよりは、キャラクターに他のキャラクターの名前を呼ばせて間接的に判明するようにすればより良くなるかと思います。
[一言]
悪い点の項目ばかり長々と失礼しました。あくまでもこれは一個人の意見ですので、読んだ人全員がこう考えるわけではありませんし、むしろこの意見と反対の意見をもつ人もいらっしゃるかもしれませんから、一概にこうだと言えません。今後の参考になればと率直な感想を書かせていただいたまでですので、あまり深刻に捉える必要はありません。

読ませていただいてありがとうございました。続きを楽しみに待っています。

[良い点]
・文体にクセがなく読みやすい
・一文が長すぎず、短すぎず丁度良い
・どんな場面なのかが容易に想像できる
・人物名が覚えやすい
[気になる点]
(ひとの事を言える程の文才は持ち合わせていないので、読者として少し気になった所です)
・1話の最初の部分で知らない名称がいくつか出てきて混乱しました
・たまに場面が飛んでいる気がします(運転中から城に切り替わったのがいつなのかが良くわかりませんでした)

[一言]
私の読解力が低めなので、悪い点は軽い気持ちで受け取って頂けると嬉しいです(^ω^;)
ストーリー自体はまだ未知数ですが、とても面白そうです！今後が気になる展開ですね！！