感想一覧

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[良い点]
名前変更しました。旧、龍の子です。
よろしくお願いします。
[一言]
とっても良い作品ですね‼︎
いつものマグロさんらしく少し物悲しい恋愛小説。しかもマグロ節は健在ですからね〜

ただ、この作品はいつもとちょっと違う捉え方が出来ました。私も美術は見たりするので主人公の気持ちがよくわかります。
中世の方は亡くなってしまってますが、現代アートは制作過程も大切な作品とする方が多いですし参加型アートも多くあります。なにより、映像でインタビューとか残ってますしね。
ですから、芸術家をとってもみじかに感じられるのです。(白髪一雄の制作中の眼つきカッケ〜とか)

主人公はその距離が近すぎて迷ってるのか〜。
クソッ羨ましい‼︎‼︎贅沢な悩み持ちやがって‼︎
……本心が漏れてしまった。落ち着こう。

そんなこんなで変なところで盛り上がってました(笑)

最後に主人公にアドバイス。芸術家なんて自己を表現し続けないと死んじゃうイキモノの最たるものなんだから結婚してもほっておいたらまた書き出すと思うよ。その時には新しい境地が開けていて楽しいんじゃないかなぁ?
こんにちは、お名前を変更なされたのですね^^
「龍の子」というお名前も素敵でしたが、新しい方のお名前もシュッとしてて素敵です♪

>芸術家をとってもみじかに感じられるのです。(白髪一雄の制作中の眼つきカッケ〜とか)

まさにその通りです。本作で、「例えば眼つきが」と主人公が言っていますが、まさに僕も制作中の芸術家の眼つきに惚れて、本作を執筆しました。「あぁ、こうやって制作しているんだ」と、ゾクゾクしたことを今でも覚えています。

>クソッ羨ましい‼︎‼︎贅沢な悩み持ちやがって‼︎

本当そうですよw
ただ主人公はヒロインの弱さをも見ているので、彼女の作品が好きだからこそ、自分はどうすべきかを迷ってもいます。

ヒロインは、というか芸術家は孤独な状態に置くのが一番だと思います。孤独に打ちひしがれた際に、自分には芸術しかないと悟るからです。

しかし、芸術家も人間なので逃避してしまう。そして逃避になれていないと依存してしまう。ヒロインは、今、緩やかに依存している状態になります。

>結婚してもほっておいたらまた書き出すと思うよ。その時には新しい境地が開けていて楽しいんじゃないかなぁ?

執筆の際には前述したように考えていたのですが、佐々木様の仰る通り、実は結婚しても、また描きだすかもしれませんねw 新しいスタートが彼女にも。

わざわざ拙作に時間を割いて頂き、有難うございました。
感想、大変参考になりましたm(_ _)m
[一言]
タイトルから、昔友人が恋人との記念すべき逢瀬の想い出に「一瞬で永遠を誓った」と語っていたのを思い出しました。その時の彼女は間違いなく内側から光が溢れ出るような輝きを放っていました。厳格な家庭に生まれながら奔放でアグレッシブで何より強かさを持った女性でした。恐らく今もそうでしょう(笑)。

ヒロインの墨子さんとはある意味でとても似ていて、ある意味で真逆の人ですね。

一般に「芸術家肌」という言葉はあまり良い意味で使われない事も多いですが、外へ飛び出すパッションと自らの奥へ潜り込むジレンマの振り幅が大きい人は、それだけ振り幅の大きな人生を送らざるを得ないのかもしれませんね。だけど、だからこそ人の心を打つのでしょうけれども。

バランス良く生きる事ということはとても難しいものですねぇ(*´◇`*)
  • 投稿者: 千代華
  • 2015年 06月04日 20時29分
なんと、千代華さんに読んで頂けたとは^^
嬉しい限りです♪

>一瞬で永遠を誓った

いいですね。何よりも、厳格な家庭に生まれながら奔走でアグレッシブで、強かさを持った女性!
小説のヒロインにしたいくらいに興味をそそられます。笑

>ある意味で真逆の人ですね。

いや、本当にそうです。墨子は、傷つきやすい子供です。意固地で、頑固で、どうしようもなく不器用で。
しかし、そんな人間が、どうにも僕は好きでw

>それだけ振り幅の大きな人生を送らざるを得ない

私はまさにその振り幅が、人間の魅力なのではないかと思います。
危うい程の魅力。思わず惹かれてしまう程の。

中庸は本当に難しいです。人間はともすれば、極端に寄ってしまいがちですし、それを規定する意志の持ち方は、人生を左右する程に困難で……。

素敵な感想を、有難うございました!
[一言]
珍しく散文詩のような文章
(散文には色々な意味がありますが面白みが無い←ではないですよ)
マグロアッパーさん自身も何か迷われているのでしょうか。
それもまた有りではないかと思います。

まずは内容から。
上手く描く、綺麗に描く、より
ただ描く。それが全てかと思います。
書も絵も小説も、人生すらそうであろう気がします。
生きていればヒロインもただ描きたいという衝動が生まれるかも知れませんね。
すべからくシンプルなのが最強です。


  • 投稿者: みかん
  • 2015年 06月04日 18時32分
この度も素敵な感想を、有難う御座います^^

>珍しく散文詩のような文章

実は「君に聞こえた音楽」という作品でも、散文詩的な文章にしてあります。
個人的に会話は、散文詩っぽい感じが美しいと思う物でして。笑

>上手く描く、綺麗に描く、よりただ描く。それが全てかと思います。

その点に関しては、同意見です。初期衝動では「描きたい」から始まり、徐々に上手く、綺麗に、と欲が出てきますが、「ただ描く」ことが最も力強く、またそれゆえに困難であるとも思います。

>生きていればヒロインもただ描きたいという衝動が生まれるかも知れませんね。

ヒロインは少しだけ、というか誰もがそうですが、弱い人間です。祖父との葛藤から逃れる為に、ただ描いていた。
しかしそれが崩れた時、何故描くのかを忘れてしまった。緩やかな依存。

彼女を孤独の状態に置いてやれば、再び描き始めると思います。
孤独の底で、自分には描く事しかないと気付くからです。

しかし、問題は主人公との間に情があり、その情は心地よい物であり……的なラストにしました。笑