感想一覧

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[気になる点]
・マリーについて

どういった選考基準でこの施設へと連れてこられたのか、またどの段階でケンモに好意を抱いたのか。
短編という事もあり、幾分描写が不足している点が勿体無く感じました。
[一言]
ある種の『現代病』に対する、何らかの策を講じている『機関』を想定している話でしょうか。
あるいはもっと単純に、違法開発の未承認投薬治験を行っている非合法な『組織』とか?
私自身、基本的には長期連載のハイファンタジーをメインにしている読み専であり、短編はそれらの元となった『リメイク元』、あるいは『前日譚』的なものだけでした。
そのため純然たる短編というものはほぼ初めて拝読させていただきましたが、この短い文章から感じられる救いの無い『ディストピア』な雰囲気も嫌いではありません。
マリーが主人公という視点だからでしょうか、残されたフルカブなどの結末が敢えて描かれていない点も、読者の想像力を掻き立てるいい手法だと思います。

随分と昔の作品のようですが、先生の表現力の高さには脱帽しきりです。
感想ありがとうございますっ。

八年前に書いた作品なので流石に内容ほぼ忘れているので、ざっと読み直してきました。
マリーがケンモに好意に至った理由――作者自身、「何でこんな変な子好きになるの?」と、疑問を覚えましたが、まあ……そういう好みだったのだろうと……(;・д・)

>違法開発の未承認投薬治験を行っている非合法な『組織』
公安?に捕まってしまう時点で、こちらではないかと思われます。

この作品を書いた動機だけは覚えています。自分は短編がとても苦手であり、それ故に挑戦してみた結果がこれでした。
[良い点]
短いお話の中にアイデアが凝集されています。
ケンモの歌、身体を引っ掻いてのダイイングメッセージ
それをうまく構成しているところがうまいですね。
[一言]
驚きや閃き、切なさを感じるを感じる小品でした。
  • 投稿者: tori
  • 2016年 02月23日 18時03分
感想ありがとうございます。

苦手である短編にあえて挑戦してみた第一作目ですので、そう言っていただけるととても嬉しいですっ。
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