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[良い点]
 どのような外連味を加えても、時代劇らしさを失わないからこそ、ずっしりとした面白さがある。
 とてもよい御話でした。追いかけて読んできてよかったです。ありがとうございました。
 この一風変わった時代劇に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。感謝いたします。
[良い点]
最後に隠し剣へと至りて終演。
綺麗にござりました。

鬼の爪は、蛸にありましたか。
 もともとがオマージュ作品でありましたゆえ、最後の一編は本歌取りにしようというのは本シリーズをはじめたときから決めておりました。

 最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
[良い点]
ますます円熟味を増した筆致に、奇想天外なストーリー。シリアスなストーリーの中に混ぜ込まれる脱力のギャグ。流石です。

[気になる点]
「鏝絵」を「ウナギ絵」と呼んでしまい、途中までウナギで亀が描かれる姿を想像し???になっていました。ルビ希望。
[一言]
私だったら壁からダチョウを出して、大きなオムレツを食べたい。
 お読みいただきありがとうございます。久方ぶりの更新でした。いつの間にやら十九話。いつも読んでくださる皆様のおかげです。
>ウナギ絵
 パニック映画ですねわかります。ルビ振っておきました。ありがとうございます。
[良い点]

 前半の老いに追いつかれそうであがく鴻学がかがくの力で掛け違えて、糺される姿はまさにザ・時代劇。
 相変わらずの美しさなのです。
[一言]
 希望ではなく、深淵を見出したのは、鴻学の方であった。
 物語の末に、輝かしい未来は、果たしてあるのか。唸らざるを得ない。
 
 伊藤大二郎さん、お読みいただきありがとうございます。
 こういう話もさらりと書けるのが、時代劇スタイルのよい点であると思います。
 水底の深淵を覗くとき、深淵もまた覗き返すどころか引きずり込もうとしているのだ。
[一言]
羽鳥乙刀……ペトリやんけ!(ミリヲタ並感
原義と併せてだぶるみぃにんぐというやつですな。
  • 投稿者: 栄原
  • 2017年 11月13日 17時41分
 栄原さん、お読みいただきありがとうございます。
 いろいろだぶるみぃにんぐの多い料理店ならぬ小説となっております。
[一言]
 「逆境剣 矢切り」拝読しました。
 パワードスーツキター! と叫んだ読者はおそらく私だけではあるまいと思います。
 時代劇の皮をかぶりつつ変なものをいろいろ取り込んでゆくというのがこの『隠し剣 百鬼夜行』のスタイルであることはとうに承知しておりましたが、今回はまた一段と強烈でした。
 皮肉なのは、ここまで手間をかけて大さわぎして、結局この矢切りが乙十郎の最初に言った「香具師の類」を一歩も出ていないということでしょう。次回の発射の際にはおそらく隣国側は発射装置を高い塀で囲むなりして観測されないようにするでしょうから、もう矢切りの出番はありません。
 むしろ矢切りよりもパワードスーツの実用性を知らしめたことのほうが意味が大きいでしょう。

 千賀藤兵衛さん、お読みいただきありがとうございます。
 いろいろネタを盛り込みすぎていつもより多く回してしまいました。いつもよりわかりやすい内容になったかとは思います。
 結局のところ上手く撃ち落とせたとしても根本的な問題は何一つ解決しないという点は、別の世界でも同じことではありますね。

 お読みいただきありがとうございました。
[良い点]
まっとうな剣豪もののように見える所!
かっこいい。
文体も、まさに時代小説です。
そして名前のネタと、SFのネタ(全部はわからず…悔しい)で笑わせてくる所。
もっとSFや映画に造詣の深い人なら、更に楽しめるんだろうなー
[一言]
初めまして。
ツイッターで感想を見かけて、面白そう〜っと読んでみました!
時代小説好きなので、雰囲気も楽しめました。
しかしヒマラヤマでは何が起きているのだらう…
  • 投稿者: みにら
  • 2017年 06月02日 19時31分
 みにらさん、お読みいただきありがとうございます。
 もちろんまっとうな剣豪ものです! とか書いたら各所から怒られるだろうか。どうだろうか。

 剣豪小説に見せかけて毎回何かネタをぶっこむという荒業をやっておる本シリーズでありますが、一応元ネタわからなくても楽しめるよ! というスタンスでは書いておるつもりです。引き続き楽しんでいただけましたら嬉しく思います。

>しかしヒマラヤマでは何が起きているのだらう…
 イエティとかビッグフットとかは間違いなく生息しているんじゃないかと思います。
[一言]

 久しく時間が空いてしまいましたが、露骨剣読了です。
 異形対侍。すっごくいい。面白過ぎる。

 ……本当に、露骨になってきたなあ最近(笑
 しかし肋骨の束ってなんだろうか?
 伊藤大二郎さん、お読みいただきありがとうございます。
 そういえばオーソリティの一つであるこのネタはまだやっていなかったなと思ったので、やりました。ちなみに私は2までしか認めない派閥です。
 次回はまた細かすぎて伝わらない感じのお話になるやもしれません。

>しかし肋骨の束ってなんだろうか?
 露骨な肋骨ってことじゃないですかね。
[良い点]

 表向きは話術で相手を乱す、巧み剣者。
 裏向きでは、己の口下手で人一人切っちまった愚か者。
 
 ああ、面白い。
 真心持って喋る露五郎の言葉は沁みます。
 
[一言]

 元ネタが何なのか、検索中ですが、自身を持ってこれだ! というのに辿りつけず。
 あと、SF要素。音速の剣とかマグネシム発火剣ならわかりやすいのですが、今回は未だ考え中。
 そういうのに悩むのも、今作の楽しみ方。
 伊藤大二郎さん、いつもご丁寧な感想をありがとうございます。
 話芸に限らず、様々な技芸も突き詰めて学んで参りますと何やら別の学術分野に近づいていくようであるのは、大変興味深いことであると思います。経済学がいつの間にやら数学に近しいものになっていったことなども含め、他人に伝えるということと数字化してゆくこととの間にはなかなかに強い紐帯があるのではなかろうか、などということを考えつつものしていた一編でありました。
[良い点]
読む読むと 言うて月日の 経ちにけり 始めてみれば 時間泥棒

お粗末様にございます。

えびせんで、以前名前を拝見してから、かように時間が経ってしまいました。
思い立った時に読み始めたらこんな時間でございます。素晴らしき書の力よ。


細やかに配されたSFが、笑いを誘いながらも、確かな鍛えられた所作が打ちのめしてきます。
[一言]
こころあれ で、夜中に大爆笑しかけました。シーンはシリアスだけに大ダメージです。
 玉藻稲荷&土鍋ご飯さん、お読みいただきありがとうございます。
 SFと時代劇の融合を目指して綴っておりましたらいつの間にか11話目に到達しておったようです。楽しんでいただけたようで幸いであります。また適度な頃合いに増えてゆくと思われますので、引き続きご愛顧いただけましたら嬉しいです。

>こころあれ で、夜中に大爆笑しかけました。シーンはシリアスだけに大ダメージです。
 これも修行だパダワン。
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