感想一覧
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[良い点]
「赤朱鷺色の空の下で 3」まで拝読しました。
今回は、なんといって心の機微と情景シーンが非常に充実していたことが印象的でした。
話の展開の流れをまとめると以下のようになると思います。
①悠太とリリナの探索&フォーダーンの歴史
②悠太とリリナのランチ&魔法の話
③リリナの決意
①のフォーダーン誕生の歴史のシーンは圧巻ですね、非常に深いです。
夏を思い出させる、「パイナップルの香り・」がさり気なくていいです。
悪の根源、「ヒ」神の存在はいいですね。
それ以外の神とは違って、名前も実にシンプルでいいです。
ゴロメイヤ男爵も、陰湿なところが窺い知れて実にいいですね。でもオツムは悪そうです。
悪い奴は徹底的に嫌な奴のほうがいいです。
昨今はどうも敵味方がいいやつで馴れ合っているのが気に入らないので。
移動時の、「黄緑と緑のラインが引かれた銀の車体が・・・」というのも、色彩豊かな夏の日常シーンを呼び起こしているのがいいです。
②のハンバーガーを食べながら魔法原理の話をするのも、読者にすんなりと受け入れられるよう、歴史や設定根拠を日常シーンの中で解説するのがうまい演出です。
ハンバーガーソースを紙で拭き取って発言するリリナや、フライドポテトを指揮棒のように振って質問する悠太など、マクドナルドの二人が話をしているのを横で聞いているような錯覚を覚えました。
魔法について講釈するリリナも凛としていてよかったですね。
ただ、未だ魔法については謎が残っていて、完全には理解されていないというところで、読者を引き付ける工夫がされているのが憎いです。
魔法協会という権威の登場が、物語の鍵になってくるような気がしたのですが、今後が楽しみです。
間接キッスで照れる悠太の純情なシーンは、正直恥ずかしくなってきました。
③の夕方の河川敷のシーンも実によかったです。
女子とのコミュ障の悠太の心情もよかったですし、リリナの複雑な胸の内と、川原での日常の一コマを見たときの孤独感はいいです。
人の優しさに触れると、人は帰って孤独を強く感じてしまうものです。
されど、まだこのときのリリナの思いに気づかない、優しいながら頼りない悠太がもどかしいものです。
そして、夕暮れの描写・・・・。素晴らしい・・・。
「赤朱鷺色の空の下で 3」まで拝読しました。
今回は、なんといって心の機微と情景シーンが非常に充実していたことが印象的でした。
話の展開の流れをまとめると以下のようになると思います。
①悠太とリリナの探索&フォーダーンの歴史
②悠太とリリナのランチ&魔法の話
③リリナの決意
①のフォーダーン誕生の歴史のシーンは圧巻ですね、非常に深いです。
夏を思い出させる、「パイナップルの香り・」がさり気なくていいです。
悪の根源、「ヒ」神の存在はいいですね。
それ以外の神とは違って、名前も実にシンプルでいいです。
ゴロメイヤ男爵も、陰湿なところが窺い知れて実にいいですね。でもオツムは悪そうです。
悪い奴は徹底的に嫌な奴のほうがいいです。
昨今はどうも敵味方がいいやつで馴れ合っているのが気に入らないので。
移動時の、「黄緑と緑のラインが引かれた銀の車体が・・・」というのも、色彩豊かな夏の日常シーンを呼び起こしているのがいいです。
②のハンバーガーを食べながら魔法原理の話をするのも、読者にすんなりと受け入れられるよう、歴史や設定根拠を日常シーンの中で解説するのがうまい演出です。
ハンバーガーソースを紙で拭き取って発言するリリナや、フライドポテトを指揮棒のように振って質問する悠太など、マクドナルドの二人が話をしているのを横で聞いているような錯覚を覚えました。
魔法について講釈するリリナも凛としていてよかったですね。
ただ、未だ魔法については謎が残っていて、完全には理解されていないというところで、読者を引き付ける工夫がされているのが憎いです。
魔法協会という権威の登場が、物語の鍵になってくるような気がしたのですが、今後が楽しみです。
間接キッスで照れる悠太の純情なシーンは、正直恥ずかしくなってきました。
③の夕方の河川敷のシーンも実によかったです。
女子とのコミュ障の悠太の心情もよかったですし、リリナの複雑な胸の内と、川原での日常の一コマを見たときの孤独感はいいです。
人の優しさに触れると、人は帰って孤独を強く感じてしまうものです。
されど、まだこのときのリリナの思いに気づかない、優しいながら頼りない悠太がもどかしいものです。
そして、夕暮れの描写・・・・。素晴らしい・・・。
- 投稿者: キラ マサキ
- 2015年 07月13日 22時43分
[良い点]
第三話拝読しました。
毎週一話ずつ、大切に読むことにしています。
リリナVS秋人&駿介の空中戦は息を呑むスピード感と、緊迫する心理戦、連続する魔法装具の攻撃は流石です。
あっという間に読み終わってしまいました。
光や音の表現も、戦闘シーンを盛り上げるのに絶妙な塩梅でした。
戦闘シーンの連続なので、息つく暇もなかったのですが、今後不幸にも巻き添え食らうっぽい悠太の活躍が気になるところです。
第三話拝読しました。
毎週一話ずつ、大切に読むことにしています。
リリナVS秋人&駿介の空中戦は息を呑むスピード感と、緊迫する心理戦、連続する魔法装具の攻撃は流石です。
あっという間に読み終わってしまいました。
光や音の表現も、戦闘シーンを盛り上げるのに絶妙な塩梅でした。
戦闘シーンの連続なので、息つく暇もなかったのですが、今後不幸にも巻き添え食らうっぽい悠太の活躍が気になるところです。
- 投稿者: キラ マサキ
- 2015年 06月28日 21時04分
[良い点]
続きが気になったので、第二話も拝読しました。
メインキャラとなると思われる登場人物が一挙に増え、話が膨らみ始めましたね。
特に魔法装具という、この世界の特有なシステムが話を面白くしていく鍵になると思われます。
戦闘シーンは、前作に続きこの作者さんの真骨頂ですね。
夜でしかも空中戦闘シーンは、暗闇と浮遊感を出すのが難しいのですが、綺麗に描かれていたので流石だと思いました。
ヒロインと思われる気の強い少女や、飄々としている男性二人組、そして、若くして強い挫折を味わった少年。
出自も年齢も性別も異なる者同士が、これからどんな物語に巻き込まれていくのか楽しみです。
続きが気になったので、第二話も拝読しました。
メインキャラとなると思われる登場人物が一挙に増え、話が膨らみ始めましたね。
特に魔法装具という、この世界の特有なシステムが話を面白くしていく鍵になると思われます。
戦闘シーンは、前作に続きこの作者さんの真骨頂ですね。
夜でしかも空中戦闘シーンは、暗闇と浮遊感を出すのが難しいのですが、綺麗に描かれていたので流石だと思いました。
ヒロインと思われる気の強い少女や、飄々としている男性二人組、そして、若くして強い挫折を味わった少年。
出自も年齢も性別も異なる者同士が、これからどんな物語に巻き込まれていくのか楽しみです。
- 投稿者: キラ マサキ
- 2015年 06月22日 00時01分
感想ありがとうございます!
おお、(削除されてしまった)前作も読んでくださってたんですね、ありがたいことです。
まだ話の始まりも始まりですので、これから期待にたがわぬように書いていきますので、お付き合いのほどよろしくお願いします!
おお、(削除されてしまった)前作も読んでくださってたんですね、ありがたいことです。
まだ話の始まりも始まりですので、これから期待にたがわぬように書いていきますので、お付き合いのほどよろしくお願いします!
- 渡辺九月
- 2015年 06月25日 11時03分
[良い点]
第一話を拝読しました。
天蓋の世界というユニークな世界と、そこに住んでいた人々が地上に落ちて(堕ちて?)きて、日常を送っているのでしょうか、面白いスタートだと思います。
5月の誕生月に、祖父から聞いた少年が、その後大人になって、この天蓋の世界とどう関わってくるのか、次回を楽しみにして読ませていただきます。
第一話を拝読しました。
天蓋の世界というユニークな世界と、そこに住んでいた人々が地上に落ちて(堕ちて?)きて、日常を送っているのでしょうか、面白いスタートだと思います。
5月の誕生月に、祖父から聞いた少年が、その後大人になって、この天蓋の世界とどう関わってくるのか、次回を楽しみにして読ませていただきます。
- 投稿者: キラ マサキ
- 2015年 06月21日 23時51分
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