感想一覧

[良い点]
話のテンポが良くて、設定や世界観は個人的には好きでした。
[気になる点]
全体を通すと読む話として纏まってるようで纏まってない所。
話の途中から設定を考えすぎて風呂敷に収まってない感じ。
あとがきも読みましたが、特にラスト近辺の展開は味気無さすぎる。
ストーリーテラーがオチを持っていき、傍観者に残すってのはありがちですが、喋れないキャラの代弁者とするには微妙でした。
キャラに何か障害がある話の典型的パターンですが、不幸設定がただの設定でしかなく扱いきれてない感がある。
小説で喋れない設定は難度が高いと思いますが、果ての結末に至る理由としてただの人形でしか無い事。
リア、ネア、ネリアと似たような名前で、意図してる部分があるのかちょっとしつこいかなと。

[良い点]
高い文章力と救いがないと思えるほどのシリアスな展開に、気づけば見事に引き込まれていました。最後まで謎に包まれていた『賢しき鼠』や『語り部』も引き込ませる一因だったと思います。
ハッピーエンドとは言えずとも、ダークファンタジーらしい見事な物語でした。
彼ら彼女らの辿ってきた過去には、胸が締め付けられるようでいて、しかしだからこそ息づいているようでした。
読み終えた感想としては、無駄がなく素晴らしい。これに尽きます。
[一言]
素晴らしい時間をありがとうございました。

[良い点]
一生この物語が心に残ると思います
[一言]
初めて感想を書いてしまうような素晴らしい小説でした
絶望だけど救いはある
引き込まれました

[良い点]

最初から最後まで一気に読みました。ジャックの冷静でかつ熱血なところが、ただ単に熱血する主人公とは違い、魅力的に描かれていました。
多角的な視点から書かれていて、臨場感が伝わります。
個人的な希望として、キヨナの続編ないし後日談が読みたいです。

[良い点]
素敵な時間を味わえたこと。
[気になる点]
同じ世界観に基づいた次回作が読みたくて仕方がないこと。
[一言]
お疲れ様でした。そして、ありがとうございます。

[良い点]
ダークファンタジーとは斯くあるべし。
しかし、相も変わらず容赦のない世界観とストーリーですね。私的、『賢しき鼠』の世界規模に渡るネームバリューに驚きです。
[一言]
ネリア嬢の壮絶な過去に同情が。これは自身の境遇を悪化させたジャックに対するヘイトは高いでしょうね。成程、リアに妹の姿を投影している彼女にとっては、彼にリアを任せられない、と。

そして、少年の呪発動までの猶予も残り半年ですか（自我崩壊が間近に迫っているのに、元謀殺部隊としての技術を尋問に対し駆使できるその精神性が凄い）。卓抜した知識量を持つ魔術士が手を尽くしての結果ですから、これはしょうがないかと。寿命延長の頼みの綱であった亡命屋と別れた彼は最期に何を残すのか。

そして、明かされたリアの旅の目的（の一端ですかね）。『語り部』は魔女の素養のある人物に接触或いは、魔女化させる存在といったところでしょうか（無論、それだけじゃないでしょうが）。リアとネアの邂逅が一体世界に何を齎すのか。

次話の更新もゆっくり待たせて頂きます。

[良い点]
やはり、この深いファンタジーアトモスフィアが良いですね。
硬質で巧みな文体も一層背景描写や、濃厚な世界観を引き立てています。

私的、エグザリとキヨナの会話というか関係性が絶妙ですね。無骨で有能な壮年の軍人と、闘いの狂気に魅入った剣の天稟を持つ娘とか、素晴らしい構図。

作中屈指の謎キャラである語り部と、戦争の帰趨を握る契約の魔女のミステリアスな対話も堪らないですが。
[気になる点]
感覚的な強さを示す手法として悪く（なろう読者に対して）はないと思うのですが、冒険者のランクがアルファベットであるのは本格派ハイファンタジーである本作には合わないのではないかと。文明的な収斂進化としてあの言語が作品の土壌で成立するのは難しいですし、英国では適用されず、日本のサブカルチャーのみで受容されているSが最高位という概念が異世界にまで適用されているのはちょっと厳しいかな、と。（この問題は有名で、なろう内外で度々話題にされがちですが）

余談で恐縮ですが、言語や異世界文化の考察がストイックな一部のなろう作者は、これを回避する為、止む無くアラビア数字の存在を受容した第一階位や第一級などを採用するか、別の解かりやすい指標を使って黄金級や白銀級といった形で置き換えています。
[一言]
絶望喰らう竜と若き剣囚との闘いはやはり避けられませんでしたか。この闘いで剣聖を父に持つ女は今度こそ竜殺しに至るのか、それとも契約の魔女の友である竜が彼女の武を打ち砕くのか。

これ程魅力的な世界観ですから、是非とも《青の三角の塔》等についての背景と言うか、在学時の亡命屋のエピソードも掘り下げて欲しいところ（ぶっちゃけ登場キャラクターが全員濃いので、スピンオフの需要もあるのでは）

奇しくも己の運命を変えたジャックの情報提供が果たして戦況に如何なる影響を齎すか。

次話も愉しみにさせて頂きます。

[良い点]
文章力と構成力が高く、物語に没入できる。
設定も贅肉を削ぎ落したような上質なダークファンタジー。もっと評価されるべきです。
[一言]
戦記に謀略は必要なファクターですよね。
契約の魔女と語り部のバックボーンも謎めいていて魅力的ですが、捕虜となったジャックとリア達の関係が今後どう変異するか気になるところです。

更新ゆっくりとお待ちしております。

[一言]
読ませていただきました。
面白かったです。
更新頑張ってください。

[良い点]
途中までですが読ませてもらいました。
チャラチャラしてないところがいいですね。
個人的にはブラウザで読むより縦書で読むほうがよみやすかったです読みやすかったです。
[気になる点]
更新にパワーがいる感じですかね。
ちょっと頻度が良くないような……
[一言]
更新頑張ってください。
期待してます。