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[一言]
こちらこそリクエストに答えていただきありがとうございました。
イラは最後まで音楽と共にあり続けたのですね。
ひとつのことに邁進し続けるそれはとても美しいものでした。
鍵盤奏者はイラを最後まで吸血鬼とすることはなく、セイレーンは多くの人を魅了して音楽へと還る。
悲劇的ですが、本人達にとってはどうだったのか。私にはわかりかねますね。
  • 投稿者: 鉄紺
  • 2015年 06月27日 01時35分
鉄紺さま、感想をありがとうございます。

「小夜啼鳥の短い生涯」では、吸血鬼と人間の刹那的な関係を書いてみました。
芸術、特に時の経過で表現される音楽には、どこか儚いものが感じられます。

このイラと鍵盤奏者は音楽を追い続けるいわばパートナー関係でした。
お互いが音楽に対する才と情熱を信頼していたからこそ、イラはあの結末を選んだのだと思います。

音楽へ還る、というのは素敵な表現ですね。作品をよく表してくださっている言葉に感じられて、しみじみしてしまいました。
[一言]
やはり環境は個人を作り上げる重要なファクターですね。鍵盤奏者、いやクリストファーかな?と長い間過ごしたことによって、歌に対する圧倒的な自信とそれに付随してきた尊大な心が伺えます。
こちらのイラも魅力的ですね、後半が楽しみです。
  • 投稿者: 鉄紺
  • 2015年 06月24日 01時21分
鉄紺さま、感想をありがとうございます!

イラが鍵盤奏者に拾われていたら、必ず音楽の英才教育を受けて育つだろうな、と考えました。
才能と環境が合致したおかげで、この物語の中でのイラは、歌については力量とそれに伴う自信を持ち合わせています。

本編とはだいぶ性格が異なりましたが、魅力的と言っていただけて嬉しいです。
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