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[一言]
は、ご無沙汰しております。あの。
作者にしてこの平凡な主人公、とはもう歴史の変遷的一大事でナニかあったんでは?
ご挨拶です書いてらっしゃらないコトは。分かってますないのです、が。
貸した金が気になるとか実は下心も(人並みという罪)とか俺TUEEEE(とは違うのですが、チート?)と思ったら全然勘違いだったって、むしろ並みより下……なのになんかキラキラって何だ。
神殺しとか言うとどえらいヤツと言えなくもないような、とはいえ真相はグレー、てゆかそこじゃない。責任を。
責任なんて……とれるものではないのですね、しててもしてなかった(?)時も。
ただ、いかなる時も彼は逃げない、のです人と向き合うことに。痛みをわかろうとするのがどういうことだかわかっているらしい(自分のじゃないのだワカラナイですよ謝ればいいというものでもない)ので恰好いい。
起きてしまった事は変えられないけど。他人にしかできないことがあって、当人にしか、あるいは時間とか、人を超えた存在があるならそれがすることで、消していくしか。そんなものはあるのかというと、あってほしいですが。
人と人を結びつける偶然のようなもの。家族としての、または好きな人や友だちとしてのつながりじゃなくても、なのだと思ったのです。それに支えられないで生きていけるほど強くはなれないのかも。
手酷いのと素敵と、両方をもたらす神というのがあるのだとして、神に意思はないのだろうなあ。
  • 投稿者: misen
  • 2015年 07月01日 19時03分
ご感想ありがとうございます。
はい、ほんとに久し振りの作品になります。
たぶん、misen様あたりからは、「これだけ間をあけといて出してきたのがこのちっせー主人公か?ああん?」と突っ込みが入ると覚悟しておりました。
(しかし、歴史の変遷的一大事って……)
人を中心にドラマを考える場合、結局「小は大を兼ねる」なんだなあと思うことが多々ありましたので……

でも、グレーな罪の中身を「神殺し」と考えるならあんまりちっせー悩みでもないですね。
もし神殺し、あるいは神滅ぼしに通じるようなことをしたなら、わたしが当人なら、背負いきれない罪の意識ごと入水とか飛び降りとかしてエンドにしちゃう気がするんですよね。気が短いから。
でも、物語の主人公としては、とりあえずいなりずしでも食べて、酒でも飲んで、一つずつ向き合って泣いて苦しんで、取り返しはつかないけどまたあの子にあいたいぞと、そんな風に生きてほしかった、今そんな話が書きたかった、のかも。キラキラ、と感じていただけたなら大変うれしいです。

自分的には「神」という言葉を使うと何かが素敵じゃなくなるのだけど、偶然というか因果律というか、その川の中を櫂も持たずに流れてゆく素敵さの仲介は、狐あたりでどうだ、と思った次第です。
結局「人を超えた存在と素敵な偶然」にあこがれ続けているのが本音かもですね……

次回は、わりと「わたしらしい」? 
非現実的な純文学的な……
じっくりと文字を選んで書くような短編に、近々取り組もうと思っています。

  • pinkmint
  • 2015年 07月03日 00時45分
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