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[一言]
「王妃になるつもりがあるなら妹を見限れよ」
のコメントで「あ~、確かに」と思いました。
実際、姉と言う防波堤がなくなるだけで妹の評価は暴落しましたし。

そう考えると、なるべくしたこうなった感じですかね。
皇太子が先んじて姉を擁護しても、姉の意識が変わらないなら――妹を見限らなければ――周りの評価は変わらんだろうし。
……いや、皇太子ともっと親密になってれば妹を暴落させた後で評価を覆せるから……やっぱなるべくしてこうなったのか。

とても面白かったです。
  • 投稿者: メソポ
  • 2016年 11月03日 09時37分
[一言]
なんだかマリアーヌに自覚が無いから消化不良というかモヤモヤする
  • 投稿者: 新参者
  • 2016年 03月21日 22時34分
[一言]
 次期公爵がギリギリで目覚めたのは良かったです。母親だけでなく、王太子が言ってくれたのが大きいと思いました。 王太子は、ずっと想い続けてきたツィスカを逃してしまって、苦しい想いをしているでしょうに、冷静に次期公爵に反省の機会を与えてるのが凄いと思いました。

 マリーヌはこれといった罰を与えられることなく、ゆるゆると生きていくことになりそうですが、これって彼女にとっては実は物凄く残酷な罰じゃないかと思います。

 普通の人間は、年を取って容色が衰えても、それまでに身に着けた教養や磨いてきた品格などを魅力とすることができます。
 けれど、マリーヌにそんな未来は無いでしょう。自分だけが大事で、都合の悪いことは全部周囲のせいにしてきた彼女に、内面的な成長など有り得ません。
 若さと美貌しか人を引き付けるものがない彼女がそれらを失えば、待っているのは誰にも振り返られることのない惨めな人生です(そんなことになっても反省なんかせず、悲劇のヒロインぶって醜態を晒す姿しか思い浮かびませんけど)。王太子達がマリーヌを徹底的にこらしめなかったのは、結局妹に甘いツィスカのことがあったからだそうですが、このような末路を見越してのこともあるのではないかと思いました。

 それにしても本当に、ずっとこんなのの盾役を引き受けてきたツィスカと、そのせいで彼女を王妃に迎えることができなかった王太子が気の毒でなりません。
天の羽衣様

 返事がおそくなってすみません。
 王太子は正直、そこまでツィスカの事を思っていた訳ではありません。候補の中で選んだのはツィスカですがね。と、言うか、外堀を埋めてからじっくり口説いて、お互いの情を高めようと思っていました。だから、辞退された事でかなりショックを覚えてしまった事自体、彼にとっては想定外でした。
 殿下は深慮遠謀な所が仇となりました。
 マリーヌ自体を懲らしめないのは、彼女にするだけの価値がないからです。そして、彼女自体には罪がないからです。まあ無知と言う罪はありますがね。
 彼女は美貌は衰え、重くて鬱陶しいビッチな婦人になる事でしょう。

 ツィスカも王太子も結ばれませんでしたが、それぞれに幸せを見付ける事になります。

 コメントありがとうございました。 
  • 灯星
  • 2015年 07月13日 13時28分
[良い点]
メンヘラ妹、の方から来て両方読みました。

>公平なのは、自分以外の誰も愛していないからだ。

この解説(?)。なんか、こう胸にストンと落ちました。
なるほどなー、と。
よく「ヤンデレは病む程に愛してしまう」に対比して「メンヘラは愛して欲しい」と言われますが、そうして考えるとメンヘラ妹というタイトルの呼称はこれ以上なく適切ですね。
この妹さん。自分が大好きすぎて愛して欲しくてたまらない、都合の悪いことは聞きたくないよ。というメンヘラの型を地で行ってますからね(笑)
メンヘラ怖い。

それと、姉視点の方を個人的に読んで思ったのですが。
タイトルを『メンヘラ妹は関係ありません』から『もうメンヘラ妹は関係ありません』にしたほうがより意味が通るかなー、と感じました。
これまで散々手をかけたけど、これを機に縁を切らせてもらうよ! って雰囲気がでると思うんですよねー。
あ、これは勝手に思っただけなんで全く気にしなくていいです。ちょっとしたアイデア(?)ですので。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2015年 06月30日 22時18分
管理
小谷 玄冬様

返事遅くなってすみません。
解説に共感頂き、嬉しいです。メンヘラの本質はやはり、拗れた自己愛だろうなと思うんですよね。
メンヘラは怖いです。ある意味、悪役令嬢や養殖なビッチヒロインより最恐です。

ツィスカはこれほど迷惑を掛けられていますが、マリーヌが嫌いではありません。だから、そこまで割り切れないかなぁ~。
でも、たしかに『もう』を付けてもいいですね。
アイデアはありがたく受け止めさせて頂きます。コメント、ありがとうございました。

  • 灯星
  • 2015年 07月13日 11時25分
[一言]
こ、これ、公爵夫人、相当がんばったんでしょうね。

ここまで愚劣な形で王太子の結婚を破談にしてしまったのを、
「息子を再教育し、だめなら廃嫡します」でなんとかおさめたんですから。

ことは王家の次代に直結する話。こんなもの、
「息子を廃嫡し、爵位の降格も受け入れますからなにとぞお家断絶だけはお許し下さい」
となると思います。

「年配の有力者たちにも高く評価された王妃候補をここまで愚劣な形で次期公爵自らが排除したことがいいかげんな対応で済まされた」という前例を作られたら、以後王家は王妃候補を守ることもできず、適切な王妃を選ぶことが実質的にできなくなるのですから。

これ、後始末は相当かかりそうですね。
  • 投稿者: Who
  • 2015年 06月28日 00時14分
Who様

 返事がおそくなってすみません。

 一応、まだ婚約者候補であって正式な婚約者ではありません。だからそこまで罪はないですね。
 婚約者候補と言う曖昧な期間を設けるのは、令嬢本人の本質と、各家の動向を探り誰が一番相応しいか見極める為です。
 だから、辞退OKって形なのです。

 四人の候補者の評価はこんな感じかな。

 ①身を飾る事しか考えない令嬢……問題外。30点。

 ②小心者だけど聡明な令嬢……地味な容姿に引っこみ思案なので、社交的な性格があればいいのに。65点。

 ③マリーヌ……外見的には素晴らしく聖女的に慕われるだろうけど、考え方が幼稚すぎる。40点。

 ④ツィスカ……外見的、性格、気品、教養は問題なし。ただ、評判が悪すぎ。嘘の評判なのは分かるけど自分に降りかかった露払いをしない所がマイナス。妹離れが必要。75点。

 だから年配の有力者もツィスカが候補から離れたのは、マリーヌの取り巻きたちのせいだけとは思わず、ツィスカ本人にその気がないし王太子もそこまで彼女をと望んでいなかったので、目を瞑ると思います。 

色々と考えて下さりありがとうございました。

  • 灯星
  • 2015年 07月13日 11時18分
[良い点]
別視点あざーっす!
前作も楽しませていただきましたっ
王太子が後手に回ったのは、本当に断腸の思いでしょうねぇ・・・
それだけツィスカが多くの泥を被りに行ってた結果なんでしょう。
それよりもマリーヌちゃんマジビッチwwwで、ドン引きです。
常識だけじゃなくて、貞操にもゆるゆるだったんだねぇ・・・。
ツィスカのご両親と兄達の罪は深い・・・
ツィスカが本当に幸せになるためには、物理的に距離を取る必要があったんだと、さらに納得しました。
(王妃になっていたら、元家族にどれだけ足を引っ張られるか、わかったもんじゃありませんもんね)
[一言]
ハッピーエンドありがとうございましたっ
今後他の作品も、楽しみに待っています。
  • 投稿者: 朝太郎
  • 2015年 06月27日 18時36分
朝太郎様

返事が遅くなってすみません。
王太子が後手に回ったのは、やはりそれを最優先にせずに業務の片手間に根回ししていたせいです。ツィスカが隣国に行っちゃって初めて自分の気持ちに気が付いたと言う……。ある意味ヘタレですね、はい。でもヘタレなりにきちんとすぐに諦めます。未練はあるので、常識的な範囲で帰国を促したりしますけどね。

マリーヌちゃんは、ゆるっゆるです。自分が辛いから慰めてもらう為なら緊急事態なので、罪ではないの~って考えです。
両親と兄は悪い人ではないのですが、無能ですね。マリーヌの本質を分かっていないので。

距離を取れたツィスカは嫌なモノを視界に入れる事も無くなるので、幸せになるはずです。

コメント、ありがとうございました。
  • 灯星
  • 2015年 07月13日 10時53分
[良い点]
前作よんでからこちらに来ましたが、優秀だけど愛想にかける姉と明るく社交的で周囲に守られてきた妹ってよくある素材ですがうまく料理されていると思います。
できれば姉に問題児のお守りを一抜けされた他の家族の反応を見たかったですね。
兄がいるということですが、その兄の嫁になる令嬢もかわいそうというか……私がその令嬢なら絶対逃げる。
バカ息子も逃げられてよかった。よかった。
見捨てる前に忠告にきた殿下の友情に感謝しなきゃ。
多分母親の言葉だけじゃ目が覚めなかったと思う。

  • 投稿者: seri
  • 2015年 06月27日 13時58分
seri様

返事おそくなってすみません。
兄嫁は……意外と豪傑な嫁を貰って目を無理やり醒まされるかもしれませんね。両親はとっとと領地内の僻地に追いやって、公爵(ツィスカの兄)を尻に敷いて……
。そんな令嬢でないと無理ですね。
そのころには、マリーヌは騎士団長の嫁になって、悲劇のヒロインをしているだろうし。

次期公爵はこれから一生殿下には頭が上がらないでしょうね。

ともかく、感想ありがとうございました。
  • 灯星
  • 2015年 07月13日 10時25分
[一言]
次期公爵、チューぐらいしとけば良かったのに。
見た目だけは悪くない女なんだから。
あ、でも結婚してないから、その為に結婚するハメになったら困るか。
身持ちが緩そうだし、正妻貰ってからつまみ食いするのに良いと思います。

妹が、姉は自分を守ってくれていたと知るのはいつの事か。
  • 投稿者: みかん
  • 2015年 06月27日 10時44分
 コメントありがとうございます。
 そうです。おそらく、手を出すと責任取れとなります。
 たぶん、騎士団長が責任を取ったのだと思います。だけど、相変わらず男を侍らす彼女に、焦れた団長は分からすために浮気する。で、彼女は悲劇のヒロインになって、他の男と浮気。団長は自暴自棄になってギャンブルに浮気にDVにとクズに成り下がります。そしてマリーヌはますます悲劇のヒロイン化。浮気相手は、最初は愛を熱烈に捧げるが常に重たいマリーヌに醒める。醒めても身体だけは極上品なので、上辺だけ慰めて抱く。こんな感じですね。
 次期公爵はすっかり目を醒ましたので、近寄りません。マリーヌも悲しそうな目を向けるときがあるけど、それは傍の団長に同情してもらう為ですね。(←これも無自覚)
 妹は姉が自分を守ってくれていたのは分かっています。そして言葉では感謝していますが、それは上辺だけですね。
  • 灯星
  • 2015年 06月27日 11時54分
[一言]
姉の評価がすごく高いみたいですが、前作も読んだ一読者から見ると、妹が自分自身のことしか見てないのと同様、姉も妹のことしか見えてなかった気がするのですが。勘違いタグとか入れるといいかもしれません。
  • 投稿者: ユック
  • 2015年 06月27日 08時21分
コメントありがとうございます。
 見る目のある人は姉をそれなりに評価しています。ただ、おっしゃるように妹の事しか見えていない点はきちんとマイナス評価されています。
【本人にその気があるなら次期王妃に推すけど、そのためには妹を候補から外して、妹離れしないとダメだな】
 と、70点ぐらいですね。妹離れしたけど、妃候補辞退どころか他国に行っちゃった訳で、しまった。それなら、うちの息子の婚約者にしとけば良かったと、思っているかもしれませんね。

  • 灯星
  • 2015年 06月27日 11時55分
[良い点]
マリーヌは天然でこういう性格の場合、ざまぁ以前に自分のどこがいけないのか決して理解できないと思います。
末路は妥当な形かなと思います。
[一言]
隣国視点も興味があったりします。
時期公爵夫人となると隣国の貴族も虎視眈々と狙っていた立場でしょうから、ツィスカの元々の評判と隣国に訪れて結婚するまでの評価の変化とか。
まぁこんなことを言い出したらキリが無いですがw
前作と合わせとても面白いお話を読ませて頂きありがとうございました。
  • 投稿者: 乱読者
  • 2015年 06月26日 21時18分
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。マリーヌは天然なので理解しません。自分の事しか考えていませんので。
ツィスカがイーディと婚約するのは数か月後ですね。一応、妹ほどではないけどそれなりに器量もありますし、気品も教養も超一流です。だからマリーヌが居なければ、ツィスカが悪評をもらう隙は作らないので、婚約する時にはある程度評価されていると思います。
そばにエリーが居る事も大きいです。エリーは高嶺の花として一目置かれている令嬢なので。
  • 灯星
  • 2015年 06月27日 11時24分
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