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[良い点]
ナンセンスの汎用性。
理想だけが先走った若者たちのぺらっぺらな議論は可愛らしくも愛しいものです。
といっても上から目線で笑うだけではなくて、理屈と言葉を弄んでいるうちに戦地に行くことになった彼らの心中は、とか現代の我々は彼らほどの熱意があるか、愚かではないのかとか考えさせられました。

散りばめられたメタネタに笑いつつ、一般の兵から見た戦争はどうだったのか、という点が悲劇的になりすぎずに描かれていて興味深かったです。
メインの柿揚、橘の他、軽いと見せかけて俘虜の生還に大きく寄与したっぽい野間さん、敏腕編集長な金子さん、超有能なアシスタントだったっぽい桑原さん、完全に洗脳された大佐等々、それぞれのキャラクターがとても人間的で魅力的でした。ラストでちょっとだけ見えた岩田さんの人間性、卑俗さと正義感の共存が好きです。

柿揚さんの最期に無情を感じつつ、ポツダム宣言で戦争が終わった訳ではないのだよなあ、としみじみと感じました。帰国の途上で亡くなった方、帰る家を失くした方、色々だなあ、と。
最終話で生還組が最終的には幸せな人生を送ったことが読み取れて救われました。

とりとめがない感想となってしまいましたが、大変楽しませていただきました。ありがとうございました。
想像は自由である、は真理だと思いました。
[一言]
龍姫氏が「戦前オフ会」(他も何箇所かあったかも)竜姫になっていました。厨二的に龍の方が素敵かと思います。
ご愛読ありがとうございました。
取り急ぎ、お礼まで。
龍姫氏の龍については訂正させていただきました。ありがとうございます。
  • 路傍工芸
  • 2015年 07月30日 04時18分
[一言]
とても楽しいものでした
読んでいただきありがとうございました。
  • 路傍工芸
  • 2015年 07月29日 05時36分
[良い点]
戦時中には早すぎた設定で大変面白かったです。
兵隊たちのセリフがかなりそれっぽくて臨場感ありました。

あと、あれですねガルパン。大佐マスかきすぎ。
[一言]
柿場さんが死んじゃったのは残念だった。でも生きてると歴史が変わっちゃいますね。
ご愛読ありがとうございました。
柿揚さんには死んでいただかないと歴史変わっちゃいますので、我ながら惜しいと思いつつ、ああいう話の運びにさせていただきました。
  • 路傍工芸
  • 2015年 07月27日 05時53分
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