感想一覧

[一言]
読了しました。面白い物語をありがとうと伝えたいがために二度目のコメントです。

謎のままで想像の余地があったり、考えたら繋がる事実があったりと絶妙なバランスに身悶えております。

迷宮におけるビィ、ヴァーミン、迷宮生物、主機関樹には何か設定のような役割がありそうで、特にヴァーミンと主機関樹との関係(そもそもヴァーミンとは何か)、あたりが気になる所です。

主人公サイドが夢の続き、敵(？)サイドが夢の終わりを目的にしているとは、普通の物語とは逆のようで、なんかこう、グっときました。
でも、どちら側もビィとしての探究心がなせる業で、善いも悪いも綯い交ぜなのかなと考えると楽しいです。

[一言]
先ずはなにより、完結おめでとうございます。

随分遅れてしまいましたが、先程読了いたしましたので感想を述べさせていただきます。

謎は残しておいた方が面白い、と以前おっしゃられていた通り、綺麗に纏めつつも読者に想像の楽しみという余地を残してくれた結末は、個人的に正解だと思います。
最終章からエクストラエピソードの仕掛けは嬉しく、またやるな、と思わせる難い仕掛けですね。


最終章であるシヴァーの章は、これ迄の総括に相応しく、凄絶な環境と、それに懸命に対抗し生きようとするビィという架空生物（メタファー）を通じ、我々人間に対する生、ならびに宇宙や生命そのもの存在意義を問いかける、非常に広大な哲学的要素を孕んでいる様に感じました。

また、それは原初の女が夢見る世界により作られたこの迷宮惑星の存在もまた然り。世界認識の在り方さえうかがわせる、実に奥深いSFです。間違いなくサイエンス・フィクションの名を語るに相応しい風格──センスオブワンダーを備えています。

私は未読なのですが、この作品全体を通じてミノさんはもしやダン・シモンズのハイペリオンの様な事をやりたかったのではないか……と、そんな気さえします。
なにせ未読のため、全くの検討違いかも知れませんがねｗ


男性、女性陣共に本当に魅力的なキャラ達ばかりで、それは個々の登場人物たちが精神的に成熟、或いは前向きに成長し、きちんと己の使命を理解し真っ向から生に向き合った生き方をしているからこその感動だな、と思えます。

男性は父性、女性は溢れんばかりの母性愛。それらが物語における悲劇、ならびに勝利へのカタルシスを絶対的に高めてくれている。

これは大人にしか掛けない物語ですね。そして、愛が溢れているからこそ大勢の人に読んでもらいたい。

そんな賛辞を結びの言葉に代えさせて頂きます。
ありがとうございました。

[一言]
完結おめでとうございます。最近まったく来れていませんでしたが本当にお疲れさまです。

素晴らしい世界観を毎度毎度構築していくのがとても凄いと思いました。
なんでもできるそういう設定であるからこそだと思います。

素晴らしい作品でした。
では。

[良い点]
独特で乾いた感じの世界観がとても面白かった。
様々な性格の主人公によって同じ世界でもノリが違って飽きない。
[一言]
完走おめでとうございます。スチームパンク好きの自分には堪らない作品で、とても楽しませて頂きました。

[良い点]
ヒャッハー
お疲れ様でした。
Bigジョーとかゲインとか男臭くてやっぱりいいですね。
かっこよければそれでいいのだ。

[良い点]
物語が独特で新鮮で、始終ワクワクしっぱなしでした
エピローグで更にワクワクしちゃいました笑
[一言]
完走おめでとうございます！

[良い点]
今回のバナードの様に、読者の意表を突く唐突な展開が巧いな、と毎回関心させられます。

こういったセンスは何処で学ばれたのでしょう？
やはり、ホラー映画などがお好きなのですか？

[一言]
ウーホースの章読みました
最後にモノを言うのは気力と筋肉だ、って感じで野郎度高くてかっこよかったです！

[一言]
時系列が気になるところ。

しかしこの人ってことは、１２の卵の材料ってやっぱりアレなんですかねぇ…。

[良い点]
タイグロイドの章読みました。最後の切ない終わり方も良いですね。ディズの夢が叶う事を願っています。
[一言]
大きさとしては、上帝トラ＞世界羊＞超級大馬の順ですかね？
あと３章で伏線は回収されるのか、それとも二週目があるのか、気になります。