感想一覧

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[一言]
いやいやいや最後まで書かないとざまぁじゃないでしょ

  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 04月27日 19時50分
管理
[良い点]
中々面白い手法の醜聞のばら蒔き方だなぁと感心、もし開き直ったりしたら詰むなぁとか、暴行の事実がないし地球の王族にもあった初夜の見届けの制度であっさりと証明できんのになぁとか思ったりしました。けど、対人恐怖症気味だからしょうがないですね。

[気になる点]
対人恐怖症気味なら公爵婦人の立場も自分の経歴と相まってアウトな感じがしなくもない。公爵婦人って社交界とか一切免除になるとも思えませんが?事実を知る貴族なら大丈夫とか面白い精神状態なのかとも思いましたが、社交の場に使用人などの一般人は皆無ではないからやはり無理だよなって深読みしたりします。
人目に晒される事のない山奥に二人で陰頓生活送らないと聖女の精神上地獄では?いくら王族から降下した公爵家の使用人だって貴族だけでなく平民が居ないとかもないでしょう。
[一言]
メタい話ですが、後書きに

悪役令嬢であるサン・マリー様はこの後めちゃくちゃ罰を受けます。
そこまで書いてこそ「ざまぁ」かなと思ったのですが、
R-18とR-18Gの世界に突入しそうだったので、そっとしています。
詳細を書くと王子は聖女に逃げられかねません。
秘するが花、なのでした。

なんてありましたが読んですぐ後に『読者に作品の聖女は居ない』と思い作品世界でその詳細は行われていて聖女はそこの住人、我々に伏せても聖女は知りうる環境にいるし元王子が隠しても親切心(悪意)たっぷりに教える人間は防げないですよね?とか思いました。
  • 投稿者: バグ
  • 2017年 08月21日 10時17分
[一言]
一言のもとにサン・マリーを切り捨てたヒジリは、

これ紛らわしいです。一言でもなければ、その後サン・マリーに動きや発言がなく物理的に切り捨てたようにも見えます。後書き見て『あれ?生きてた』とか思いました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 07月18日 01時12分
管理
勅使宣言様

ご指摘、ありがとうございます。

書いている本人としては、まったく意識していなかったのですが
確かにこの場面なら、物理的に切り捨てられる展開もあるかもしれません。

すこし言い回しを変えました。
ありがとうございました。
[良い点]
すっきりまとまっていて読みやすい
[気になる点]
お話のもっていきかたが惜しい
[一言]
私の読解力の問題もあるかと思いますが、まったくもって惜しいなあ、と感じました。

ざまあ?話ということですが、奇をてらおうとした結果、何一つざまあになっていないという、アイスクリームに辛味噌をぶち込んで喜んでいる人を見ているような印象を得ています。

お話の筋では、そりゃあ悪辣な宰相の娘はざまあ展開になるのでしょう。
お優しい第一王子さまは、傷ついた元聖女さまを愛して、自分の地位を捨ててまで彼女を幸せにしようと努力するのでしょう。

はい、それが一体なんなのでしょうか。
結局のところ、どんなおためごかしを使おうとも神に愛され王族に見守られ、第一王子の正妃候補とまでなっていた元聖女の「汚されかける場面・事実」が広く民衆に見られてしまった、という事実は動かないわけですよね。

さて、いかな愛する第一王子とはいえ、強烈なトラウマになり得る経験をした元聖女はまともな結婚生活を送れるのでしょうか。

そもそも暴行未遂にあった女性が、一月たっていて相手が愛する王子さまとはいえ、軽々と抱きしめられて恐怖を覚えないってどうなのでしょう。愛する愛さないに関わらず、男性恐怖症になっているなら体の一つもこわばるはず。

口づけはできます? 体を重ねるのは大丈夫なんでしょうか。それに、外を歩くことはできますか?

国の上層部が性善説全開でも、下町の酒場では「おお、あの聖女さま、お優しいだけじゃなく体のほうも立派なもんだ。どうせ傷ものになったんだし、俺が一晩慰めてやりたいもんだぜ」といった笑い話が飛び交っていることは想像に難くありません。実際、これまで慈悲深く接してきた民衆のなかに、あんな暴漢がいたのかもしれない・・・と主人公が考えているわけですし。

暴行未遂という表現について物申したいわけではないのですが、あまりにその後の被害者の対応や、精神的なダメージに配慮しないお話の進め方に、「はたして、苦手な方は・・・とご大層なまえがきをつけるほど、暴行未遂って必要なエピソードなの?」という思いがぬぐえませんでした。

お話を盛り上げるために、あえて話にマイナス要素を入れる、というのはとても効果的な手法です。一度下げてあげたほうが面白い。やまなしおちなしの物語ほどつまらないものはありません。

ただ、マイナス要素の扱いは難しく、このお話のように整合性が取れていないと、「ああ、手っ取り早くキャラクターを不幸にするために、良く考えずにやったんだあー」という「白け」につながってしまいます。

このくらいさっと流すなら、例えば顔に傷が残る、といったもののほうが分かりやすかったのではないでしょうか。

顔に傷を負ってなお王子さまの気持ちはかわらない、民衆が元聖女さまを慕う気持ちもかわらない。
そういった後押しのおかげで笑顔を取り戻した元聖女さまは、たいそう美しかったそうなと締めたほうがきれいに終わったような気もします。

ほんのちょっとしたことなんです。
例えば、事件の直後に王子に抱き寄せられ、体の反応で拒否しておくシーンを入れる。

その後、改めて王子さまが結婚を申し込む場面で、元聖女さまが無意識に相手を拒絶しなければ「おお、トラウマを解消できたんだな」という表現になります。何百文字もいきません。
元聖女さまの心情として、拒否や忌避感なく王子さまを受け入れられることに戸惑ったり、安堵する表現があるとなお良いですね。

下町で下世話な与太話をしている酔っぱらいが、元聖女さまを慕う普通の住民にどやされるシーンも良いかもしれません。

とにかく、惜しい。
お涙頂戴でもざまあでも、思わずほっこりするような話でも、重要なのは「これならありえるかも」と読者に思わせる描写です。

魔法があってモンスターがいるような空想の世界観でも、人物の感情や表現方法が現実と近ければ読者は感情移入できます。

長々と失礼いたしましたが、こういった部分に気をつければ、一皮どころかニ皮三皮、図抜けたお話が書ける方では、と思っております。
口幅ったいことを、申し訳ございませんでした。
通りすがりの小説好き様

ご感想ありがとうございます。
返信がたいへん遅くなり、申し訳ございません。

とても丁寧な分析をいただき、光栄です。

暴行未遂の扱い方について。
テーマのひとつにとりあげたのは、直前に見ていたスピーチ番組の影響です。
元米国大統領との不倫騒動でネットでさらし被害にあった女性の苦労をみて
倫理的に好ましくないことをしたとはいえ、罪科に対して重すぎる被害は
バッシングした「良識ある人々」の娯楽じゃないかという苛立ちを
「それなら、なんの罪もない被害者相手なら、さらさないってわけ?違うでしょ?」という皮肉な気分で書き始め、
途中で「やっぱり、あまあまなハッピーエンドがいいよね」と方向変換しました。
お話の印象がいびつになっているのは、そのせいかと思い、反省しています。

聖女の王子に対する反応については、私自身が変質者の被害によくあい、
感覚がおかしいせいで、おかしくなっていました。
「きっとこういう少女ならこれくらい気に病むだろう」と想像して書きましたが
好きな人に触れられることと変質者の被害にあうのは、ぜんぜん違うという
感覚が強いため、ふたつを混同して混乱するという発想がなかったのですが、
一般的には小説などを読んでいても、一瞬混乱する人が多いですよね。
日常生活でも他の人との差を感じることが多いのですが
お話を書く上でもズレているんだなぁと改めて感じました。
今後いっそう注意したいと思います。

ご提案いただいた下町の人の情景など、書かないと不自然かと思いつつ
書くと長くなりそうだし、どう書けばいいのかわからず
「領民のために、全裸で街中を馬で巡った領主の妻を誰も見なかったゴディバの伝説という前例あることだし、基本善人ぞろいの国なら誰も言葉にしなかったというのもありかな」と流してしまっていましたが
ご意見を拝見して、こういう方法で書けばよかったのか!と感嘆していました。

私はほとんどの場合、小説を書くといっても
頭で考えたことをキーボードに同時進行で打っているような状態なのですが
ご指摘・ご感想は嬉しく、今後努力していきたいと思います。

ありがとうございました!

[一言]
とても楽しく拝読させて頂きました。
結局、誰もが損をして傷つきむくわれることない終わり方になってしまいましたね。

悪者は因果応報をそれなりに受けるでしょう。
一方で、被害者は辛うじて二次被害足る結婚の破談のみは避けられましたが、名誉も地位も約束された幸せも全て失い、夫となる人の人生まで破壊して、夫婦共々見事に没落ドロップアウト。

王太子が権力の座から転がり落ちれば、勢力図もひっくり返って、きっと今後は元支援者の恨み節とそれ以外からのザマぁを一生聞かされながらの都落ち生活になるんでしょう。

夫を地獄に引きずり込み、破滅させた罪悪感を感じながら、人目に怯えて隠れ暮らす花嫁の未来は、救いも希望も無い様にも思えます。

愛さえあれば大丈夫、ならばそもそも人目も避けずに居られるはずで。
慈悲深い王子に傷物が身のほど知らずにしがみつき、破滅させた悪女よと、言われないはずもなく。
そういう針のむしろに一生怯えて生きるのは、死ぬよりつらい生き地獄の余生でしょうね。


  • 投稿者: 雪白
  • 2015年 08月17日 05時16分
雪白様

ご感想ありがとうございます。

とても深い洞察で、どきどきしてしまいました。

基本的にこの国はこの時代、上層部は善人揃いで結束が強く
民衆は豊かな国をもたらしてくれている王族や聖女に忠誠が強く
王太子と弟も仲良しで、弟は兄と相談しつつ動くので
勢力図もほぼ変化なし…というかもともと一枚岩に等しい、というイメージです。
お花畑設定ですが、だからこそ聖女がうまれ、加護が得られたのです!ということで。

元聖女としても数年もたてば精神的にも落ち着くと思いますし
いったん結婚を延期して様子をうかがうことも可能だったのですが
このような結末を選んだのは、聖女への愛情と慈愛がいちばんの理由ですが
外交的に、未来の王妃が大きなスキャンダルを抱えているのは弱みになるし
かといってこれまで国に貢献してくれた、神の加護あつい元聖女を
彼女の咎なしに見放すのも、対外的にイメージ悪いし、
国民の反感もかいそうだし、婚約破棄はできないというのも理由です。

王太子は国のために役に立てるなら、地位は問わない派なので
弟の相談に乗りつつ、自分のすべきことをしていくでしょう。
その中には、聖女のメンタルケアも含まれているので
上記の理由を説明したり、民衆に美談として広めてイメージ戦略ねったり
いろいろがんばってくれるのではないでしょうか。

……だったら、いいなぁと思います。

ただここでの婚約破棄回避は、王子や周囲の人々の聖女への愛情なのですが
根本的に「後見は民衆と神」である聖女をそうそう簡単に扱えないという
裏事情もあるので、なんとなくうまくいくのではないでしょうか。

ご感想、ありがとうございました。
[一言]
これホーリーは貴族令嬢じゃなくて聖女ですから
作者さんの考えるような温い結末にはならないんじゃない?
国教ってことは当然、国民の殆どが信者なわけで
宰相の一族は連帯責任で罪を追われないとしても
まともに生きていけないでしょ
  • 投稿者: 猫@@
  • 2015年 08月14日 13時49分
猫@@様

ご感想ありがとうございます。

宰相の一族は連座になるだろうとのご指摘は他の方にも頂戴していたのですが
猫@@様のご感想を拝読し、
刑罰よりもむしろ周囲からの害意が怖いかもしれないと思いました。
宰相個人に功績と人望があれば、接触の高い貴族層からは看過されても
下手をすると宰相邸に民衆がつめかけそうですよね……。

物語の外のお話になりますが、
お金はあると思うので、外国にでも逃げてほしいなと思いなおしています。

ご感想、ありがとうございました。
[一言]
宰相家への罰が書かれると、尚良いですね。

国家の要人を家人と家臣が襲ったのですから、宰相自体が何もしていなくても、何らかの思い罰を受ける必要があります。
宰相自体が無実で国家への貢献が大でも、良くて転封及び子爵レベルへの降格、悪くて御家取り潰しは免れませんね。

ななん様

ご拝読・ご感想ありがとうございます。

やはりこの世界観だと、宰相家への罰は必須に見えますよね。

「ざまぁ」が書きたい反面、
被害者が少なくあってほしいという矛盾した気持ちで書いていたため
現行の刑法にのっとり、加害者のみに罰が与えられるという設定で書いてました。
多分宰相本人が役職は降り、爵位も返上するのではと思います。

ご意見ありがとうございました。
[一言]
>>詳細を書くと王子は聖女に逃げられかねません。

この場合、王子様が個人的に罰を与えた方が軽くてすんだ可能性がありますね……。
国が裁きに入っちゃったら、命ないのでは?>>サン・マリー嬢

ちょっと彼女の罪状を考えていたら、本人だけでも最低、軽く三回は死刑になるレベルに思えます。

西風@狐坂様


ご拝読・ご感想ありがとうございます。

西風@狐坂様のご感想をいただくまで、
国が裁いた場合の刑罰について考えていませんでした。
確かにサン・マリーさんは国の重要人物へ危害を与える手引きをしたので
国としては、サン・マリーさんを国家反逆罪として死刑、おうちにも影響がでそうですね。

お話を書いた時に想定していたのは、王子の処刑(という名の私刑)のみで
おうちには影響がない予定でしたが、
サン・マリーさんの処遇はかなりひどいものを想像していました。
西風@狐坂様にご想像いただいている王子のする所業じゃないかもです……。
下にこっそり書こうかと思ったのですが、怖くなってやめました。
とりあえず楽には死なせてもらえません。
100倍返しどころじゃないです。
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