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[一言]
琥珀色の透明からここまで読ませていただきました。
最初の印象は『?』でしたね。鈍色の卵までの三作は内面、特定の記憶や感情を表現したと理解する程度が限界でした。ご容赦ください。
電子の妖精と蒼い角に関しても、こういうことが言いたいのかなと思えはしましたが、正確には読み取れていないかもしれません。他人の思考を読み解くのは難しいと、改めて思い知りました。
あ、批判とは受け取らないでくださいね。自己追求は文学の基本的なテーマの一つと思いますので、単純な言葉ではなく描写によって内面を描くことは、個人的にも興味のある手法ですので。
ただ、私はどうしても視覚や情景から入ってしまう人間なので、謎掛けのように感じてしまった、というのが実情です。
そんな訳で、このおいしい予感は楽しめました。匂いという事象を的確に知った上で仮定を論ずる、ロジカルな展開は正直言って好みです。しかも短く無駄がないのも素晴らしいですね。
また寄らせていただくつもりです。ありがとうございました。
  • 投稿者: 栖坂月
  • 30歳~39歳 男性
  • 2009年 07月04日 21時31分
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