感想一覧
▽感想を書く[一言]
遅くなりましたが、拝読しました!
というか、活報をチェックしていたにも拘わらず、こちらの作品が投稿されていたことに気づいていませんでした。失礼いたしました。
「人形の輪舞曲」と同じく、ほんの些細な友人関係のもつれが招いた大きな悲劇が、鮮やかに描かれていました。決して大きな悪意があったわけではないのに、取り返しのつかないことになってしまう、そのシチュエーションこそがホラーだと思います。
あの時風が吹かなければ、二人の少女は喧嘩別れをしてしまったかもしれません。けれど不幸な事故が起こったことで一人の未来は永遠に失われ、残された一人は単に友達を傷つけたのとは比較にならないほどの罪悪感を背負ってしまう。このあたりの運命が皮肉で、あかりが霊能者に縋ってしまう気持ちが理解できました。
鏡子の立ち位置は、名前と同じく、依頼人の心を映す鏡のようです。浮世離れした、ちょっと胡散臭い(?)キャラがよくハマっていました。
> あなたたち生者がこれからも生きていくためには、死者の思いにとらわれていてはいけない
彼女のこの台詞が心に残りました。きっとあかりはこれを誰かに言ってもらいたかったんでしょうね。
私の見立てでは、久美ちゃんに手紙を最後まで読む時間はなかったと思う。だから彼女は、そこに含まれたわずかな悪意には気づかぬまま逝ったのだと信じたいですね。
他の二人の依頼人は不要なんじゃ……と思ったら、企画作品だったのですね。ひとつのテーマで三つのエピソード、面白い試みだと思いました。
乱文失礼しました。今後も応援しています!
遅くなりましたが、拝読しました!
というか、活報をチェックしていたにも拘わらず、こちらの作品が投稿されていたことに気づいていませんでした。失礼いたしました。
「人形の輪舞曲」と同じく、ほんの些細な友人関係のもつれが招いた大きな悲劇が、鮮やかに描かれていました。決して大きな悪意があったわけではないのに、取り返しのつかないことになってしまう、そのシチュエーションこそがホラーだと思います。
あの時風が吹かなければ、二人の少女は喧嘩別れをしてしまったかもしれません。けれど不幸な事故が起こったことで一人の未来は永遠に失われ、残された一人は単に友達を傷つけたのとは比較にならないほどの罪悪感を背負ってしまう。このあたりの運命が皮肉で、あかりが霊能者に縋ってしまう気持ちが理解できました。
鏡子の立ち位置は、名前と同じく、依頼人の心を映す鏡のようです。浮世離れした、ちょっと胡散臭い(?)キャラがよくハマっていました。
> あなたたち生者がこれからも生きていくためには、死者の思いにとらわれていてはいけない
彼女のこの台詞が心に残りました。きっとあかりはこれを誰かに言ってもらいたかったんでしょうね。
私の見立てでは、久美ちゃんに手紙を最後まで読む時間はなかったと思う。だから彼女は、そこに含まれたわずかな悪意には気づかぬまま逝ったのだと信じたいですね。
他の二人の依頼人は不要なんじゃ……と思ったら、企画作品だったのですね。ひとつのテーマで三つのエピソード、面白い試みだと思いました。
乱文失礼しました。今後も応援しています!
感想ありがとうございます!
いつも丁寧な感想を感謝しております。はい。こっそり投稿しておりましたw
人間関係というのは、ほんの些細なことがきっかけで良くも悪くもなってしまう。この手紙をどこまで読んだのか、というのがそのどちらに動いたのかに大きく関わるということで、あかりは死んでしまった友人の最期がどうだったのかということをずっと胸に抱えてきたわけです。
そのシチュエーションこそがホラーだと言っていただけて、よかったです!
こちらの作品はホラーなのかなんなのか、自分でもよくわからなかったものなので、やはりホラー作品としておいてよかったかな、と思いました。
鏡子は名前のイメージからミステリアスな女性という気がしたのであんなキャラに……。胡散臭い(笑)ありがとうございます! 霊能者胡散臭いですからね。
台詞にも言及していただき、ありがとうございました!
久美ちゃんは知らずに逝ったという方向に捉えていただけてよかったです。この作品はいろいろな読み方をしてもらえる仕様になってますね。
他の二人については、ご指摘のとおり、あとからマイページに載せる際に削ってもよかったかもしれないと思いましたが、企画ものということで、もしかしたらその他の作品にも興味がわいてもらえるかもしれないと、このままにしておくことにしました。
もったいないお言葉、ありがとうございます!
今後も精進して頑張ります。橘さんのことも応援しております(^^)/
いつも丁寧な感想を感謝しております。はい。こっそり投稿しておりましたw
人間関係というのは、ほんの些細なことがきっかけで良くも悪くもなってしまう。この手紙をどこまで読んだのか、というのがそのどちらに動いたのかに大きく関わるということで、あかりは死んでしまった友人の最期がどうだったのかということをずっと胸に抱えてきたわけです。
そのシチュエーションこそがホラーだと言っていただけて、よかったです!
こちらの作品はホラーなのかなんなのか、自分でもよくわからなかったものなので、やはりホラー作品としておいてよかったかな、と思いました。
鏡子は名前のイメージからミステリアスな女性という気がしたのであんなキャラに……。胡散臭い(笑)ありがとうございます! 霊能者胡散臭いですからね。
台詞にも言及していただき、ありがとうございました!
久美ちゃんは知らずに逝ったという方向に捉えていただけてよかったです。この作品はいろいろな読み方をしてもらえる仕様になってますね。
他の二人については、ご指摘のとおり、あとからマイページに載せる際に削ってもよかったかもしれないと思いましたが、企画ものということで、もしかしたらその他の作品にも興味がわいてもらえるかもしれないと、このままにしておくことにしました。
もったいないお言葉、ありがとうございます!
今後も精進して頑張ります。橘さんのことも応援しております(^^)/
- 美汐
- 2015年 09月14日 06時03分
[一言]
お邪魔します(^^)
子供の頃のこうした仲違いは日常的にあるもの。
簡単に喧嘩をして、気づけば仲直りして。
でも、その相手が死んでしまったら?
これは一生引きずってしまいますよね。後悔ばかりが先に立って……。
ですが、鏡子さんによって本音を知ることができて、ほっとひと息ついた頃に、その「仲直りの手紙」に仕掛けが!
最後の一文、読んでいたのか読まなかったのかはもうわかりませんが、もし読んでいたとしたならどうでしょう?
そこで二人の関係は終わったでしょうか?
もし久美ちゃんが生きていて最後まで手紙に目を通したとしたら、「それでも私はあかりちゃんと友達でいたい」と言ってくれたのではないかと思えてなりません(合掌)
お邪魔します(^^)
子供の頃のこうした仲違いは日常的にあるもの。
簡単に喧嘩をして、気づけば仲直りして。
でも、その相手が死んでしまったら?
これは一生引きずってしまいますよね。後悔ばかりが先に立って……。
ですが、鏡子さんによって本音を知ることができて、ほっとひと息ついた頃に、その「仲直りの手紙」に仕掛けが!
最後の一文、読んでいたのか読まなかったのかはもうわかりませんが、もし読んでいたとしたならどうでしょう?
そこで二人の関係は終わったでしょうか?
もし久美ちゃんが生きていて最後まで手紙に目を通したとしたら、「それでも私はあかりちゃんと友達でいたい」と言ってくれたのではないかと思えてなりません(合掌)
>五十鈴りく様
感想ありがとうございます!
読んでいただけて嬉しいです(^^)
子供のころの女の子同士って特に難しいというか、ささいなことで喧嘩したり仲直りしたりしますよね。
そんな友人が、自分の渡した手紙がきっかけで死んでしまったのなら、事故だとはいえ、心に重くのしかかることだと思います。
手紙の内容を全部久美ちゃんが読んでいたかどうかはわからない書き方になってますが、もし読んでいたとして、りくさんのおっしゃるように友達でいたいと思っていてくれたとしたら、きっとあかりも救われるだろうと思います。
結末、温かな方向にとらえていただけてよかったです(^^)
きっとあかりはこれから前向きに生きていけると思います。
感想ありがとうございます!
読んでいただけて嬉しいです(^^)
子供のころの女の子同士って特に難しいというか、ささいなことで喧嘩したり仲直りしたりしますよね。
そんな友人が、自分の渡した手紙がきっかけで死んでしまったのなら、事故だとはいえ、心に重くのしかかることだと思います。
手紙の内容を全部久美ちゃんが読んでいたかどうかはわからない書き方になってますが、もし読んでいたとして、りくさんのおっしゃるように友達でいたいと思っていてくれたとしたら、きっとあかりも救われるだろうと思います。
結末、温かな方向にとらえていただけてよかったです(^^)
きっとあかりはこれから前向きに生きていけると思います。
- 美汐
- 2015年 08月23日 02時14分
[一言]
ホラーというよりは、せつない物語でしたね。
以下ネタバレ注意。
久美ちゃん、本当はどうだったのか私にはわかりませんが、彼女はきっと、最後の一文を読んでいなかったのでは?
その前の文章だけを読んで、最後を読み切る前に風に手紙が飛ばされてしまったのかなあと個人的には思いました。
「もちろん読んだよ」
でも、「最後まで」とは言っていなかった。そういうことなのだと思いたいところです。
それなら、久美ちゃんは最後の瞬間も、きっと心は幸せでいられただろうから。
もちろん久美ちゃんが最後まで読んだうえで、それでも友達を許し、彼女が幸せに生きていくことを願っての行動だった可能性もありますよね。
こういう「どっちだったのかなあ」と考えさせる物語、私は好きです。
ホラーというよりは、せつない物語でしたね。
以下ネタバレ注意。
久美ちゃん、本当はどうだったのか私にはわかりませんが、彼女はきっと、最後の一文を読んでいなかったのでは?
その前の文章だけを読んで、最後を読み切る前に風に手紙が飛ばされてしまったのかなあと個人的には思いました。
「もちろん読んだよ」
でも、「最後まで」とは言っていなかった。そういうことなのだと思いたいところです。
それなら、久美ちゃんは最後の瞬間も、きっと心は幸せでいられただろうから。
もちろん久美ちゃんが最後まで読んだうえで、それでも友達を許し、彼女が幸せに生きていくことを願っての行動だった可能性もありますよね。
こういう「どっちだったのかなあ」と考えさせる物語、私は好きです。
>結城様
読んでいただき、とても丁寧な感想まで、ありがとうございました!
そうですね。ラスト以外は基本的にはホラー要素ない感じですので、せつなくとらえていただけたようで、よかったです。
本当はどうだったのか、今回は読者様の想像に任せる部分が多くなってますね。
最後の一文を久美ちゃんは本当は読んでない、ととらえていただいて大丈夫です! そうであれば、結城さんのおっしゃるように久美ちゃんは最期の瞬間まで幸せな気持ちでいられたはずですよね。
それに、もし読んでしまっていたとしても、それを引っくるめても、その後ずっと後悔し、つらい思いを抱えながら生きてきたあかりを「もういいよ」という気持ちで許した、というとらえ方もできますね。
読者様がこれをいい方向にとらえるかどうかは自由なので、結城さんがいい方向にとらえてくださったということで、よかったです(^^)
こういう話好き、と言っていただけて、とても光栄です!
励みになりました~!
読んでいただき、とても丁寧な感想まで、ありがとうございました!
そうですね。ラスト以外は基本的にはホラー要素ない感じですので、せつなくとらえていただけたようで、よかったです。
本当はどうだったのか、今回は読者様の想像に任せる部分が多くなってますね。
最後の一文を久美ちゃんは本当は読んでない、ととらえていただいて大丈夫です! そうであれば、結城さんのおっしゃるように久美ちゃんは最期の瞬間まで幸せな気持ちでいられたはずですよね。
それに、もし読んでしまっていたとしても、それを引っくるめても、その後ずっと後悔し、つらい思いを抱えながら生きてきたあかりを「もういいよ」という気持ちで許した、というとらえ方もできますね。
読者様がこれをいい方向にとらえるかどうかは自由なので、結城さんがいい方向にとらえてくださったということで、よかったです(^^)
こういう話好き、と言っていただけて、とても光栄です!
励みになりました~!
- 美汐
- 2015年 08月22日 04時43分
[良い点]
最後のどんでん返しに「!!」
霊媒は嘘だったのか。本物で読んでいないのに「読んだ」といったのか。
どちらにしてもあかり(かぶりましたね・笑)はこれからもそれを背負って生きていかなくてはいけないのだ・・・と・・・。
[一言]
お久しぶりの美汐作品でしたー。
それにしても、あの童話を書く人と同じ人なんでしょうか!!
幅広くて羨ましい♪ また楽しみにしています。
最後のどんでん返しに「!!」
霊媒は嘘だったのか。本物で読んでいないのに「読んだ」といったのか。
どちらにしてもあかり(かぶりましたね・笑)はこれからもそれを背負って生きていかなくてはいけないのだ・・・と・・・。
[一言]
お久しぶりの美汐作品でしたー。
それにしても、あの童話を書く人と同じ人なんでしょうか!!
幅広くて羨ましい♪ また楽しみにしています。
>タカノケイ様
さっそくの感想、ありがとうございます!
久しぶりのなろう投稿で、やり方をちょっと忘れかけてたくらいでした(^^;
最後、意表を衝けたようでよかった(!?)です。
いろいろ想像が働きますよね。こちらの作品についてはみなさまの想像に任せる仕様になってます。←
そうでした! あかりちゃん、タカノさんとこの作品とかぶってましたね。
読者を突き落とすような重いラストでしたが、まあそこはひとつホラーということで……。
童話とはまた違ったダークさが出てしまってますね。いろんな自分がいるな~と自分でも思います(笑)タカノさんもギャグからシリアスまで充分幅広いと思いますよ!
さっそくの感想、ありがとうございます!
久しぶりのなろう投稿で、やり方をちょっと忘れかけてたくらいでした(^^;
最後、意表を衝けたようでよかった(!?)です。
いろいろ想像が働きますよね。こちらの作品についてはみなさまの想像に任せる仕様になってます。←
そうでした! あかりちゃん、タカノさんとこの作品とかぶってましたね。
読者を突き落とすような重いラストでしたが、まあそこはひとつホラーということで……。
童話とはまた違ったダークさが出てしまってますね。いろんな自分がいるな~と自分でも思います(笑)タカノさんもギャグからシリアスまで充分幅広いと思いますよ!
- 美汐
- 2015年 08月20日 14時55分
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