エピソード36の感想一覧

[良い点]
ドライに淡々と物語が進んで行く感じが良いですよね。
いや、言い方がうまくないですね。不必要なことは描かずに――といった方が適切かは分かりませんが、一連の流れを見てて、知らぬが仏とはこのことだ、と思いました。

ゼフィールやリアンにとっては、ヨーナスは友達の仇で、ホルガーさんにいたっては妻子の仇ですからね。死体を運び出してやる理由皆無ですよ。
でもって、ヨーナスという刺客を運んできたのはゼフィールなので、ホルガーさんがそれを知れば恨むかもしれませんし、ゼフィールの立場からしたら、負い目を感じるかもしれません。
でも、そんなことを言ったらキリがないし、遡ってヒルトルートが悪いことになっちゃいますし（実際酷いことしてたけど 笑）。

なので、「そんなこと知らん」と言わんばかりにズンズン進んで行くストーリー運びに厳しさを感じると言いますか。

うーん、なんか長めの気持ち悪い感想になっちゃいましたが、こういうの嫌いじゃないです。
ちょいちょいシリアスの中にユーモアも感じる時もありますし（私が勝手にウケているだけの可能性も）。

[良い点]
……いやあ、いらんことをつらつらと書いたりもしてますが、夕立さんの書く話は、とにかく先が気になりますねえ。
良い具合に引き付けられて、ついついページをめくってしまいますわー。