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[一言]
そろそろ更新してもいいのよ
  • 投稿者:
  • 2019年 06月17日 00時02分
 一言ありがとうございます。

 ちょっと聖職位階と教会役職のネタを調べてたら沼ってしまいまして(汗)。

 分割再編に勤しんでおります。
[一言]
>納税について

とある人口密集した大都市で

貴族(市長・領主一族ほか)
聖職者
商人 職人
--(富裕層のライン)----
↑の諸使用人等
農業従事者
肉体労働者
---(底辺のライン)-----
無職の極貧者。スラムの人

これらの内、払えない極貧者はともかく
人頭税で中間の人たちは金貨1枚とられる…と仮定して
「富裕層や領主、教会の人たちは領主に税金は同じ金額だったんでしょうか?」


 一言ありがとうございます。コーヒー様。

 読歩人です。

>「富裕層や領主、教会の人たちは領主に税金は同じ金額だったんでしょうか?」

 いいえ、違う金額です。
 まずそれぞれにかかる税金が異なります(税をかける存在が違うというべきでしょうか)。

 領主に税金をかけれるのは、領主に仕える王がいれば王(戦力提供か戦時税かはケースバイケース)、そして教会の勢力が強ければ寄進(という名の税金か土地の提供)。まあ、領主が力を失うと税をかける権利を王に巻き上げられますけど(中央集権化)。

 富裕層には領主が徴税権でかける税金(これも領主の次第)、窓やら道やら家の位置やら屋根の色やら思いつく限り税金を取ろうとします。もっともやりすぎると領地が廃れるか反乱がおきますけど(革命)。

 教会は、例えるなら各地に飛び地を持つ組織です(独立国に近い)。
 それぞれの地域の領主と関係が良好なら税(寄進)を貰う立場ですし、逆に険悪なら教会の土地を強引に奪われたり(一応名目上は身内をなんちゃって聖職者にして管理させる)となります。

 後、貴族は特権として免税権が認められていることがありました。この権利の有る無しは家の興亡に直結するほど重要です。徴税権と免税権の奪い合いが王と領主の力関係を示します。

 こんなんでどないでっしゃろ?(商人風マークⅢ)
[一言]
国力ネタで気になったことが…

物資を集める首都(王都)・その中間規模の都市・衛星村落の
配置イメージってどんな感じなんでしょう?

また農村の農家の作物の比率ってどんな感じイメージでしょうか?
(最近見た某所のレスでのネタフリ見て興味。
そこで「まさか一農家全部の畑に小麦だけ…とは考えられない」と)
 一言ありがとうございます。コーヒー様。

 まず王都とは王のいる都ということですから王がいればOK。
 次に都市は、海岸線沿いの河が流れ込む入り江、三角洲が多いですね。
 街は、川と街道の交差する場所や街道と街道の合流地点、同じく川と川の合流地点。
 大き目の村落は川沿いや街道沿い、小さな村落はそれらから枝分かれした開拓村といった感じでしょうか。
 どの居住区にもいれることですが水と食料の生産&運搬のバランスがポイントです。
 河が流れ込む入り江は、水源に海の幸、海運よる食料の運搬、さらに周囲は農作に適した平野と恵まれてます(海運水運の輸送力は街道の十倍を軽く越えます)。
 対して街道や河から離れ荒れ野の中孤立した開拓村は、維持すら困難でしょう。

>また農村の農家の作物の比率ってどんな感じイメージでしょうか?

 これも場所によりけりですね。
 肥沃な耕作地で鉄器を使い馬や牛まで使えるなら自給分以上の麦を生産し輸出さえできます(他の作物は買えば済みます)。
 余裕があるなら麦を作りながら他の作物も、となるでしょう。
 対して成人男性がなんとか自分の分だけ収穫できるできるような地域では、食べる分・税・来年の種籾ですべて消費するでしょう。
 森の幸や河の幸――どんぐりや栗、茸、狩猟や漁、隠し畑で豆を育てるなどなどで賄わなければ家族分の食料を確保できません。
 自分で育てた麦を食べれない貧しい農家などもいます(農奴、土地を借りている、小作農)。
 麦が適さない土地では他の作物を育てましたし。100%~0%までありえたでしょう。

 平均的な話なら、麦を育ててはいるけど麦を育てて無い時は他の作物&隠し畑で豆類、近隣に森があればそこで採取&狩猟&漁と生きるためなら出来ることはなんでもしてたとかと。

 こんなとこでどないでしょうか?(商人風マークⅡ)
[一言]
爵位と言えは
平均的な王国/帝国とかで公爵(王族系/侯爵とかが功績とかでレベルアップで系)/侯爵/伯爵/男爵って各何人くらいいるもんでしょうか?

 一言ありがとうございます。コーヒー様。

 読歩人です。

 まず時代地域により爵位制も異なるのでなんとも言えません。

 ただ外征で領土を確保した国家、歴史が長い国家は必然的に爵位が増えます。

 例としては現代イギリスですがアイルランド、イングランド、スコットランドなどの連合王国故に各国家に公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵がおり、また連合王国としても爵位があるため侯爵だけで30人以上いたかと。
 起源というか語源となった辺境伯が最初オンリーワンだったことから考えると凄い人数です。

 同時に実権を持たない名誉的なものに変化するでしょう。権力が中央集権化される過程で土地や財産をすり減らします(というか中央集権化出来ないと国家間競争に負けて国が滅ぶ)。

 出来立て国家=爵位少ない
 歴史が長くなる=爵位増加
 拡大成功すれば=爵位増加
 個々の貴族が弱体化=王家に権力集中(名ばかり爵位増える)
 個々の貴族が強大化=国家分裂エンド

 と権力を保持した貴族が多数存在する巨大国家なんていうのは崩壊フラグなので平均が難しいわけです。

 若い小さい国家ならば王を中心に十数名の伯爵で維持され、逆に大身の超帝国ならば公爵が数十名で男爵なんか千近くなども。
 また王都から遠い場所で敵対的勢力と接してなければ辺境伯(独自判断と軍事力をもった伯爵)なんて存在しないかと。

 こんな感じでどないでしょう?(商人風)
[一言]
こんにちは。
できればリンネの花時計(花壇時計ではない)について触れてほしかったです。
定時法と不定時法についての記事もお待ちしています。
 一言ありがとうございます。伊曾保正六面体様。

 読歩人です。

 リンネの花時計――開花閉花時間を利用した時計があるとは。

 『狼茄子(ベラドンナ)の花が咲いている。帰りましょう。もうすぐ日が落ちる』とか台詞に交えれば雰囲気がでそうですね。

 定時法と不定時法は、召還や転生した主人公が戸惑う演出に使えそうですね(もとからの住人の方は一刻が変化するのが当然)。

 今後ともよろしくお願いいたします。
[一言]
メイドとか侍女っていろいろ呼び方あるけど、何が違うんだろうと思いググったらトップに出てきたメイドのネタを読ませていただきました。
私は物書きではないのですが、それでもなおわかりやすくて興味を惹かれる内容でした。
大変勉強になったので感謝!
  • 投稿者: 柊 菜緒
  • 男性
  • 2019年 01月21日 03時19分
 一言ありがとうございます。柊 菜緒様。

 読歩人です。

 好奇心を満たせたのなら幸いです。
 私も気になるといろいろ調べる質なので。

 求める知識が交わればまたよろしくです。
[一言]
公爵~男爵(或いは子爵・騎士爵)って家臣ってどうなってますかね?

公爵領に「〇〇伯爵(またはその下の爵など)」とかってありうるんでしょうか?またその〇〇伯爵って土地なしとかでの法衣貴族みたいなのってありうるでしょうか?
 こんばんはコーヒー様、読歩人です。

 地域時代により様々ですが……家臣は大抵、兄弟次男や三男や叔父など親類(氏族)パターンと能力がある人物を雇用したパターンがあります。

>公爵領に「〇〇伯爵(またはその下の爵など)」とかってありうるんでしょうか?

 例えば領地――地名――ABCを持ってる公爵Aは同時に領地BCの爵位も持っています(B子爵でありC男爵の可能性も)。
 普通、自身や長男に重要なAを任せ、BCは家臣に任せます(何せ一人で面倒見れる地域には物理的限界がある)。
 BCを次男や三男に任せる際、爵位を与えれば家臣である爵位持ちの誕生です。
 BCを任せるのが雇用した人間=役人なら代官ですね。

 王権がしっかりしていれば王に対し息子に爵位を譲る許可が必要かもしれませんが王権が崩壊してる場合――公国とか実質独立してるなら好き勝手に譲れるでしょう(他にも雇用した部下に騎士爵を与えまくったり)。

>またその〇〇伯爵って土地なしとかでの法衣貴族みたいなのってありうるでしょうか?

 普通、伯爵は土地込みです。子爵や男爵も売買されてましたが一応土地込みだったりします(名前だけの準男爵位売買もありますが)。特に息子に爵位与えるなら土地の管理が目的でしょうから……

 公爵Aが法衣貴族を世襲しててそれだけを息子に譲れば公子(公爵令息)で法衣貴族となったりはあるでしょう。

 土地無し法官貴族な伯爵位もありますが基本、王が任命するので公爵の家臣にというのは難しいかと。
 公爵の家臣が個人で伯爵級の法官貴族位を手に入れる場合は、王家の直臣に乗り換えた形になるかと(もしくは王家からの引き抜き)。
 後は公爵が実質公国扱いで家臣を法官貴族に任命するする際に伯爵を名乗らせるなどでしょうか? 土地無しとなると名ばかり伯爵ですが。

 公爵の上に王家があるか、公爵の実質独立国家かで可能性は随分違うかと(プロイセン公領→公国→王国となりプロイセン王が盟主なドイツ帝国になって家臣に侯爵とか伯爵ごろごろいます)。

 とまあケースバイケースです。主に王家と公爵家の力関係次第ですが。

 創作のネタになれば幸いです。
[良い点]
超☆参考になりました。現在書いてる作品に色々と分からない所があって調べようにも何処から手をつければ良いのか状態だったのでありがたいです。特に騎士の所がごちゃごちゃしててもう「騎士とは何ぞや」にたいな感じになってました。しかし対人前提の戦争だから仕方の無い事とはいえ師団ともなると規模が大きくなりますね、どうすっかなぁ……。
 ご感想ありがとうございます。砂漠の黒兎様。

 読歩人です。

 参考☆になったのでしたら幸いです。
 執筆資料とか調べはじめると大変ですよね。私も聖職位階をネタにしようと調べはじめたら泥沼に嵌まっております(約八ヶ月ほど)。

 師団を作中にですか……となると当然師団さんの親分の軍とか子分の旅団さんもいらっしゃるナポレオン戦争規模の対人戦争ですか。
 戦争指導者視点だと地図を眺めて報告や命令、一兵卒だと全体がどうなっているか分からず上の指示で目の前敵を叩く。
 主人公視点だとどちらに偏っても戦争全体を描写するのは難しいですよね。

 ……大河の某真田○とかだと主人公は勝ってたのに唐突に関○原から敗報とか演出してましたが(超高速関ヶ原の戦い)。
 
 
 お互いに良き創作のあらんことを。
[良い点]
初めまして。アイルルスと申します。

現在自分が書いている小説で爵位を出そうと思い、でも全然よくわかってないなと思って調べたところ、御作に辿り着きました。
大変参考にさせていただきました。爵位の序列ぐらいは知っていたんですが、由来や現実の歴史上の役割とかは全然わかっていなかったので、とても助かりました。
勉強になるだけでなく、ネタとして面白い内容も散りばめてくださっているので、気づけばそれを目当てに爵位以外の色々なテーマについても読ませていただいていました。
カッコいい騎士の話を書こうとしていたのに現実の騎士のひどさに若干幻滅しています笑。

今後とも色々参考にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2018年 10月09日 21時15分
管理
 ご感想ありがとうございます。アイルルス様。

 読歩人です。

 お役に立てたのなら幸いです。爵位は調べていくと本当にネタの宝庫でした。

 そしてカッコいい騎士については……すみません。私自身も調べてから理想の騎士の誕生経緯と活躍期間の短さに『え~~~』となったくちだったりします(戦場における騎士の一騎打ちはいずこ)。

 現実を乗り越えた良き創作のあらんことを。
[一言]
ファンタジーを書く際にありがたく利用させて貰います
とは言っても冒険者が冒険していますけど、(魔物の巣を発見してその情報をギルドに売って旅の資金を得たり(ギルド自体はその情報を町や国に売って儲かる))
船や騎士の事を知れてよかったです。
騎士と魔法使いの優劣に関してのコメントを見ましたが自分は魔力を受け付けない石を作りましてそれを使って産み出した合金を騎士に着けさせて魔法無敵にしてしまいました。逆にバランスが…。

 ご感想ありがとうございます。シロクマ工房様。

 創作の御役に立っているのでしたら幸いです。

>騎士と魔法使いの優劣~

 ここ世界のバランスといいますか調和に関係してきますよね。

>逆にバランスが…。

 魔法主体の相手にはほぼ勝利確定ですからね。
 しかし大丈夫ですよ。先人たちがいろいろ手(盗まれる、物理で殴る、川や海に落とす、毒、同じ装備量産、底なし沼、足場が泥濘、鉄砲、煙で燻す、火と油他多数)を考えてくれてます。
 創作世界にあったカウンター技がきっと……

 よい創作のあらんことを願っております。
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