感想一覧

[良い点]
第一話でロボット戦闘シーンがあったことから、ＳＦロボットを扱った戦記モノなのかと想像しましたが、その思い込みが良い意味で裏切られました。
「第２章　†噂話†　――クリスター政府首都ポートシティ――」まで読み終えた段階ですが、予想もしなかったくらい深みのある物語で、先の展開がどうなるのか楽しみです。
[気になる点]
悪い点には書きますが、悪いとまでは言えない点です。

作品を拝見していて気付いたのですが、「それ」「その」という抽象的な記述を多用される癖があるようですね。
「そして」も組み合わさることで、同じ音が連続しているケースが見受けました。
些か不自然であり、流れるように読めないと感じてしまうので、御指摘させて下さい。
もっとも指摘している僕も、習得し切れていないのですけどね

第１話　待ちわびた再会
例１
＞2ヶ月前のあの日、私の弟子は敵の飛空艇に乗り込み、『そこ』でいなくなった。
＞『その』後、『その』飛空艇は海に墜落した。


例２
『それ』が落ちていく。急に膝が曲がり、崩れるようにして倒れようとする。
私は『そこ』から走り、今まさに正面から倒れようとした彼女を抱き留める。
震える手で彼女を動かし、正面を向かせる。
『そして』、激しく動揺しながら問うた。
[一言]
初めまして、大本営と言います。

小説家になろう「更新された連載中小説」をチェックしていたら、あらすじとタイトルに惹かれたのでやってきました。
このタイプの作品が好きなので、見付けた時、すぐチェックしましたね。
方向性は違いますが、いーちゃん様の「黎撃のインフィニティ」もかなり面白いので、是非お勧めです。

良い点でも書きましたが、予想を超えるストーリー展開にやられました。
多少気になる文章等はありますが、そんなものは問題視させない物語だと思いますね。
予想を越えたストーリーが、僕をどこに導こうとしているのか？
実に楽しみです。

では、では。