エピソード79の感想一覧

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[一言]
ファーミアが愛しているのは自分だけなのだと感じました。彼女からしてみれば、好きな人である殿下のために努力をしていた横から、突如現れて掻っ攫っていったエリアーナは許せない存在なのでしょう。けれど、より優秀な、国に有益な人材ならばそちらを取るのは当たり前のこと。ファーミアは勝てなかった。それだけ。それに、殿下にだって心がある。好いた女を妻にしたい、その人が得難い資質を持っているなら尚更のこと。存在が公であろうとなかろうと関係無い。横取りされたんじゃない。ただ敵わなかった。叶わなかった。
鬱屈した思いを微笑みの下に隠しながら生きてきたのでしょうね。敵わない、叶わないと思っていた時にもたらされたチャンスを掴むために必死だったのだとは思う。
けれど、愛する人の妻になりたいのなら、隣に立ちたいのなら、そしてそれが王太子妃という立場なら…どれもこれもやってはいけないことばかりだった。殿下の心を犠牲にし、嘘偽りで身を固めて民衆を騙し、エリアーナの功績を奪い取ろうとする。そして父の公爵を殿下よりも優位に立たせる手助けをする…自分の夢のためにどれだけの人を踏みつけにしているのか。
踏み止まれない人間に人の上に立つ資格なんてない。相手を思いやれない人間に妻に、母になる資格なんてない。私はそう思います。
それにしても。ファーミアが生娘なら調べればわかることだし、判明したら虚偽を親子揃って流布した。生娘じゃなかったら殿下以外の男と関係を持ったということだから、そこで出来た子供を殿下の子だと言い托卵…王家の乗っ取り…どちらにしても言い逃れができない立場に自らを追い遣っているわけで。殿下は何重にも罠を張り巡らせているだろうから、今回も手の内なのではと思うけれど…それとも今回はイレギュラーな事態なのかしら。すごくドキドキします…
  • 投稿者: 香澄
  • 女性
  • 2022年 01月03日 14時27分
[良い点]
投稿ありがとうございます!わーい大晦日のごほうび♪
おお?誰だ、だれなんだい?
もうそろそろ水戸黄門ばりに印籠みたい、新たなピンチじゃありませんように…!(ピンチでも展開楽しみですけど)
[一言]
ファーミアは策略が嵌まってクリスと形は添い遂げることができても、心は手には入らないって自分も分かってるのに。父にも、クリスにも、愛されたい。認められたい。その希望が潰えたときーーどこか精神的自殺の方向というか。破れかぶれというか。
長年友人のテレーゼはそれを感じ取って泣いて馬鹿と言ったんだろうけど、エリィも感じ取ってファーミアと話したいと思ったのだったらすごいな。でも憎ませてあげることも必要かもね。
  • 投稿者: はる
  • 2021年 12月31日 22時47分
[良い点]
クリスとエリィが再び会えたときの2人の様子が細かく書かれているから、凄く感情移入してしまう。
殺伐とした中のコミカルな会話がすごく好き。
[一言]
エリィがファーミアと話し合いたいと考えることも、友人と思ってることも理解できなかった。ファーミアから好きな人を奪った自覚がなし?

ファーミアの立場からみれば、クリスの婚約者候補としてテレーゼと共に切磋琢磨してるときに、エリィは途中からいきなり現れて婚約者の立場をかっさらっていき、恋焦がれる人の愛情を一身に受ける女だよね。
相手をどうしようもなく好きだからこそ、私なら恋敵を友人とは思えないし、友人と思っても欲しくない。自分の立場で置き換えたら、友人としてなんて生ぬるいこと言われたら、憤死するかもしれない。

  • 投稿者: アガサ
  • 2021年 12月31日 18時32分
[良い点]
エリィがどんどん大人になっていくことにワクワクしてしまいます。 もともとスペックの高いエリィが本の世界から出たとき、どんな影響力のある存在になるのか。アーヴィン様のおっしゃる通り、歴史に名を残す女帝と言われるだけの存在になりそうで、この先が楽しみです!
[気になる点]
年末にこの終わり方!!
もー 気になって気になって、、、
紅白どころじゃないですよー!
[一言]
由唯先生の作品は、物語の奥に人が好きという大きな伏線が見えているので、安心して見ていられます。 どんな人間も花咲かせる場所を用意するエリィの采配がそれを物語っていて、主人公もそれを取り巻く人々も 魅力的な方ばかり! ラストは知りたいけれど、終わらないでほしーです。

  • 投稿者: あみ
  • 2021年 12月31日 12時31分
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