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[一言]
婚約は両親同士の約束であり契約である。家族として付き合って行く訳だからどのような理由があろうとも婚約破棄は出来ない。少なくとも両親に証拠や関係者の聞き込みとか容疑が確定されてから処分なら分かるがこの展開は流石にあり得ない。婚約ってそんなに破棄って簡単には出来ないし身分剥奪する程の捜査したんでしょうか?
  • 投稿者: yutades
  • 2019年 03月01日 12時01分
[一言]
デズデモーナ視点の所で名前がごっちゃになってますよ
  • 投稿者: バグ
  • 2018年 04月28日 05時56分
[一言]
元々の境遇はともかく王子たらしこんで、婚約者を誘惑するビッチヒロインに嫌がらせした婚約者を罪に陥れられるなら、さっさと本来の仇を糾弾させろよと思います。
ぼるてっかー様

ご感想ありがとうございます。
確かに、本来の仇を糾弾しないのは不自然ですね。ご指摘ありがとうございます。
読後の後味が悪い作品を目指し、本来の仇を糾弾するとスカッとする小説になるので、そこは外したというのが本音です。
確かに、本来の仇にも復讐するエピソードがあっても良かったかも知れません(>_<)
[一言]
イアゴネットは自身が憎悪を抱いた貴族そのものになっている事に気付けるのはいつの事なんでしょうねぇ。
このあとの人生で幸せになって欲しいと作者さんはおっしゃられますが、思うに貴族社会の中では彼女は幸福ってもんを己の中に描けないでしょう。ならば王妃という貴族社会の頂点に座している以上、傍目にはともかく彼女自身はこの先どう足掻いても幸福を感じることは無いのではないかと思えます。
他人の不幸の上にしか充足や安息を感じられない、いわゆる壊れた人間になってしまっているように感じられました。
とりあたま様

ご感想ありがとうございます。
イアゴネットさん、ご指摘の通り「自身が憎悪を抱いた貴族そのもの」、「他人の不幸の上にしか充足や安息を感じられない」人になっていると思います。この生き方の延長線上では、幸せはないのではないかと私も思ってます。
私は、たとえば、イアゴネットさんが自ら生んだ赤児を抱き上げた時、その子供は自分が権力を握るための「駒」ではなく、愛する存在なのだと気付いたりなど、そんな大転換、奇跡があればいいなという意味で、「このあとの人生で幸せになって欲しい」と使っています。「宴の後も人生は続く」というタイトルは、私は良い意味で使っています。

この小説は、オセロット、デズデモーナ、イアゴネットのそれぞれの人生の新たなスタート地点です。

と、つらつらと書きましたが、以下本音です。

 一年以上前の作品でいま振り返ると恥ずかしいのですが、なんだか三人の登場人物の設定を書き連ねたような小説で申し訳ありません。当時の私の流行が、物語を読者様に投げつけて、後は野となれ山となれ、という感じのスタンスで小説を書いていました。いま思えば、設定を投げつけているだけに思えます……。
 とりあたま様から感想を戴き、読み直し、「この作品はエピローグに過ぎず、ここから始まる三人の物語を書くことこそが小説なのに、当時の私はなぜここで完結を?」と自分で疑問であったりもします。
「他人の不幸の上にしか充足や安息を感じられない、いわゆる壊れた人間になってしまっている」から、また人間に戻っていくのがイアゴネットの物語なのに……。厳しい生活のなかでも幸せを見つけていくのがデズデモーナの物語なのに……。偽りの愛に気付いたオセロットが苦悩しながらもイアゴネットを愛していくのが物語なのに……。
 そんなふうに反省をいたしました。
[一言]
ああ、こういうアゴチャンみたいな思想の人間が、現代なら正義はわれにありと無差別テロしたり、社会の犠牲者とかいって無差別通り魔殺人を起こすんだな〜。としみじみ。

テロリストが勝利宣言してドヤッた時点で終わった感じで、被害者がひたすら可哀想でした。
キョーコ様

 ご感想ありがとうございます。
 
 まさしくご指摘の通りだと思います。正義や復讐の正当性など、幾らでも作れます。問題は、他人を許せるか、受容できるかだと思います。イアゴネットは、それができなかった。もしかしたら彼女自身が許された経験、受け入れられた経験がないのかも知れません。
 イアゴネットは加害者でもあり被害者でもあると思います。他の登場人物も同じです。ただ、その差は、なんでしょうね。
 
 作者冥利に尽きる感想ありがとうございます。

池田瑛
[一言]
タグの「読後の後味最悪」の通りですね
ただ「ざまぁの後」ってのは違うのでは?
公爵令嬢はたしかにやり過ぎた感はありますが止めなかっただけで指示したわけではなく、婚約者がいる王子にすり寄ったイアゴネットもどうかと思いますし婚約破棄前からの話を読んだとしてもざまぁではない内容かと思いました
  • 投稿者: NGL
  • 2015年 09月28日 03時26分
NGL様

ご感想ありがとうございます。
「ざまぁ」では無いとのご指摘、ありがとうございます。
ご指摘を受けて、「婚約破棄の後」というタグに変えました。

私自身よく理解せずにこの言葉を使っていたので、改めて「ざまぁ」の意味をネットの辞書で調べましたら、「酷い事をしたキャラが因果応報で酷い目に合うこと」というような意味でございました。
この定義からすると、ご指摘の通り、「デズデモーナ」=「酷い事をしたキャラ」という方程式に疑問が残りますね。

 ご指摘ありがとうございました。また、読んでくださりありがとうございました。

池田
[一言]
イアゴネット、人として本当に復讐すべき存在にすら劣っていますな。
「オセロー」では最終的にオセローは自殺、イアーゴーも相当に手痛いしっぺ返しを受けます。
その更に原典である、ツィンツィオの「百物語」のとあるエピソードに至ってはどちらも、より因果応報かつ悲惨な末路を辿っていました。
本当に復讐すべき対象が分からなくなったイアゴネット、男として見る目が腐り果てていたオセロット、この二匹の運命はバッドエンドが確定しているのかもしれません。
デズデモーナには幸せになってもらいたいものですが…。
  • 投稿者: あやか
  • 男性
  • 2015年 09月23日 01時43分
あやか様

ご感想ありがとうございます。
ツィンツィオの「百物語」というのがあるんですね。「オセロー」では、イアーゴーのその後の描写は曖昧なので、興味深いです。

>本当に復讐すべき対象が分からなくなったイアゴネット

オセロでは、イアーゴーは、美しい妻を娶ったオセロに嫉妬し、それに人種差別の感情が拍車を掛けるという構造だと思いますが、本作では、イアゴネットが、貴族を憎む(貴族差別)感情が生まれ、貴族1人1人を憎むという構造になってしまいました。イアーゴーとイアゴネットの憎悪の出発点のようなものが違います。「貴族」という抽象的なものを憎んでしまったので、イアゴネットは本当に復讐すべき対象が誰なのか分からなくなったのかなぁ、と分析してみました。

「宴の後も人生は続く」という本作のタイトルではありませんが、イアゴネットも、オセロットも、デズデモーナも、この物語の後の人生で幸せになって欲しいものです。

読んでくださってありがとうございました。

池田
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