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お返事遅くなって申し訳ありません、ゆきの様。

パーシーも隠しキャラにされているほど魅力的なキャラですから、それが当て馬になるほどエドウィナはクラウス王子を愛していたわけです。

クラウス王子を愛するが故に他の男の妻となり、引き換えにクラウス王子の解放を望んだエドウィナ。
彼女にとってパーシーはクラウス王子との仲に割り込んだ男であり、そのパーシーとの間にできた子どもを連れてクラウス王子のところには行きたくありませんでした。かと言って、子どもの為にパーシーの元に留まる気もありません。
パーシーもエドウィナだけでなく、子どもまでいなくなるのは耐えられませんでした。

国を愛するが故にイレイナの毒牙にかかったクラウス王子。
クラウス王子を愛するが故に他の男と結婚したエドウィナ。
エドウィナを愛するが故に彼女を手放したパーシー。

エドウィナは母親としては失格ですが、この形が三者三様の愛の結末でした。

ご感想ありがとうございました。