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[良い点]
十八話の「それを人は文化と呼ぶ…」のところ、衝撃的でした。それ自体は特に斬新な解釈では無いと思うのに、それをこの世界とか、この流れでぶつけられると、心に直接デコピンされたような感じがします。
いっしょに花火見てたら泣いてたかもしれませんw
[一言]
刑務所の外の世界をシャバって言ったりしますけど、元々は辛い現実世界を意味する言葉だそうです。
それで遊郭のお客さんが「日常をシャバ、遊郭を極楽」と例えていたんですけど、遊女からすれば遊郭は檻の中でしかなくて、シャバこそが憧れの自由な世界だった、というところから、今の用法が生まれたそうです。

プラターとアリスターの話を読んでいたら、そんなことを思い出しました。

でもプラターが遊郭と違うのは、遊女役のバーチャル存在たちに心がないから犠牲者がいないところ。心が無いからこそ成立できる極楽。

正直、プラターで生きられるなら、ずっとそっちに篭っていたいと思うんですけど、B先生と沙璃枝さんみたいな夫婦漫才も捨てがたいなと思う贅沢。。

パラメータをちょちょいと設定したら、心を持たないバーチャル存在が、沙璃枝さんレベルのおもしろおかしい受け答えをしてくれる…なら、それでもいいんですけど、

そうなると自由を求めて出て行っちゃったりするわけで、プラター崩れちゃいますよね。プラターを崩す存在ということは、逆説的に心を持っちゃったんじゃ?という感じでもあり。

プラターな世界でも、バーチャル存在なしのVRMMO状態なら、まだ人間味があったかもですけど、やっぱり理想なバーチャル存在と比べたら他の相手なんてしたくなくなっちゃいますもんねえ。。><

"心"とは別に、"理想の世界"って何だろう?って思ってしまいます。
  • 投稿者: ねこたん
  • 2015年 11月23日 03時48分
ねこたんさん感想ありがとうです(;▽; (身内(?)感想願い的なのですいません) うーん、前言われてた通りに全体感想しか出せずに、各話感想が書きにくいってのは、アレかもしれませんねー。なんてシステム問題を言うのはともかく。(活動報告で各話上げた的な報告に書いて貰うとかの方が、整頓が良いかもしれませんが、それもそれで…(^^; ) 実の所、プラタ-とかアリスターってのは、ここのパートを書く近々になって不意に思いついた、「電脳空間にアクセスして、ちょっと帰ってくんな的な事するんなら、理想世界派と現実世界派とか割れてたら、なんかありそうw」とか思いついて、急遽作った呼び名方なんで、だから前話群には、その欠片も出て来ない伏線も張られていない突発造語でして…。まぁともあれ、15年前のPlatonicLoveのメインテーマが、対存在との想起説による融合イデア化は、どの様な対存在によって為されるか?というのに対して当時の未来予想的な(特にネトゲが猛威を振るう前駆的な時代でしたんで)「SFでよく使われるサイバーリンクみたいな技術って、まぁそのうちできんじゃねーの?」という安直な発想で、「ときメモ」とかの流れでバーチャルガールが定着化してそれが3Dモデリング化して(ときメモ3がその当時に出てたからかな?)それに体感センサーが進化したら…的なのを考えると「うおう仮想少女の技術が進化したら、理想の女性(女性の対存在)を空想から引っ張り出せるじゃん!」と思って、「仮想空間に入り込めばそれってイデア界の近似になる?」って考えて”それとの実在の鬩ぎ合いは?”がPlatonicLoveのテーマなわけです。(文章が今見るとアレだけど)でなら隠れテーマで、「技術によって哲学で言われる実在論を、強制的に作り出せる未来が来たらどうか?」というエンジニアサイドの視点もあったので、何だかんだ言って15年前の隠れテーマの思考実験が、今回でも継承化されて、もっと時間が進んで病気が悪化してる世界の思考実験になります。まぁ感想で仰られるとおり、こんな都合の良い心の補完システムが出来れば、ネトゲ廃人よろしく「籠もって出て来ねー」のが大量に生まれそうで、挙げ句に世界感がそれを奨励してます的な詰んでる世界だから閉じてしまってる世界なわけです。んで、核心的剛速球来ターwって感じですが、要するにプラタ-的な世界で閉じるよりも、自分に不都合な所もある対話存在の方が、より対存在としての広がりがあって、それとの鬩ぎ合いを人はア○○○○ベ○って言うので、「うわぁい直撃ーwww」って焦りますがなwww まぁうん、結局、沙璃枝は既に”心”なんですよ、うん。作中で言ってる様に”自覚が無いだけ”で。 だからこそ”心”って何?って問いかけと同時に”理想の世界”と”理想の対存在”って何? という問いかけで、作者も書きながら考えてる始末なんで、書いてる本人が楽しいという。Bが「不意に気付いた」とか書いてる所、書いてる時に作者の私が、「あ?これってこうじゃね?」って手をポンと叩いた所なんで、書いてる自分が発見、みたいなそんなですね。話の終わりはもう道筋決めてますけど、その間にどれだけまだ手を「ポン」と叩けてBが「不意に気付いた」って書けるかは、作者も不明なんで、書いてて作者がドキドキするってのは書くというのとして面白いというww ともかくも感想ありがとうございました^^ 
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