感想一覧
▽感想を書く[良い点]
読みやすい一人称でした。
[一言]
この読み取り方は邪道かもしれませんが、タグに恋愛が存在し、最序盤に「凛としているが〜男の声だった」とあり、「あぁ、主人公は女性なんだな」と思って読んでしまったので、少し自分にがっかりです。
読みやすい一人称でした。
[一言]
この読み取り方は邪道かもしれませんが、タグに恋愛が存在し、最序盤に「凛としているが〜男の声だった」とあり、「あぁ、主人公は女性なんだな」と思って読んでしまったので、少し自分にがっかりです。
- 投稿者: ハル
- 2016年 11月07日 02時05分
ハルさん、ご感想ありがとうございました。
読みやすいと言っていただけてとても嬉しいです。これからもこんな一人称小説を書いていくつもりです。
その文章で見抜かれていたことには正直驚きました。読者によっては色々なところでスナのことを気づかれるだろうと想定していましたが、新たな発見になりました。
読みやすいと言っていただけてとても嬉しいです。これからもこんな一人称小説を書いていくつもりです。
その文章で見抜かれていたことには正直驚きました。読者によっては色々なところでスナのことを気づかれるだろうと想定していましたが、新たな発見になりました。
- 手這坂猫子
- 2016年 11月07日 19時48分
[良い点]
さらりと読める文章。
疲労感なく読み進めました。
[気になる点]
叙述トリックが少し分かりやす過ぎたかもしれません。
話の展開が読みやすく、すぐに主人公は女かなと見当がつきました。
さらりと読める文章。
疲労感なく読み進めました。
[気になる点]
叙述トリックが少し分かりやす過ぎたかもしれません。
話の展開が読みやすく、すぐに主人公は女かなと見当がつきました。
- 投稿者: 砂肝
- 2016年 10月09日 15時08分
砂肝さん、感想ありがとうございます。
疲労感なく読み進めることができたのは幸いです。読者を疲れさせない文章でなければ、読んでもらいたいところまで辿り着く前に読むのを放棄されてしまいますからね。これからもこんな文章で小説を書いていきます。
この叙述トリックにどこで気づかれるかは、読者一人一人によって違うと思っています。砂肝さんには早い段階で見破られたようですね。初めてこのようなトリックを用いたので至らないところもあったでしょうが、読んでいただけて嬉しいです。
疲労感なく読み進めることができたのは幸いです。読者を疲れさせない文章でなければ、読んでもらいたいところまで辿り着く前に読むのを放棄されてしまいますからね。これからもこんな文章で小説を書いていきます。
この叙述トリックにどこで気づかれるかは、読者一人一人によって違うと思っています。砂肝さんには早い段階で見破られたようですね。初めてこのようなトリックを用いたので至らないところもあったでしょうが、読んでいただけて嬉しいです。
- 手這坂猫子
- 2016年 10月09日 15時44分
[一言]
叙述トリックの基本は三段階ですよ
つまり、一発目のネタで読者に予想させて→やっぱ裏をついたと思わせてこっちの方だったのかって読者にドヤ顔させてからの→実はこっちだったっていう。
二段階だとオチが弱くなってしまう
叙述トリックの基本は三段階ですよ
つまり、一発目のネタで読者に予想させて→やっぱ裏をついたと思わせてこっちの方だったのかって読者にドヤ顔させてからの→実はこっちだったっていう。
二段階だとオチが弱くなってしまう
- 投稿者: 退会済み
- 2016年 07月03日 01時18分
管理
犬ヶ原さん、感想ありがとうございます。
叙述トリックの基本は三段階だったのですね。初めて知りました。私は大抵叙述トリックと調べた場合『文章上の仕掛けによって読者のミスリードを誘う手法。具体的には、登場人物の性別や国籍、事件の発生した時間や場所などを示す記述を意図的に伏せることで、読者の先入観を利用し、誤った解釈を与えることで、読後の衝撃をもたらすテクニックのこと』と出てくるので、こちらで書いたような一人称小説にしてみました。
確かにオチが弱いかもしれませんが、自分では満足しているので本作品はこのまま大切にしていくつもりです。
叙述トリックの基本は三段階だったのですね。初めて知りました。私は大抵叙述トリックと調べた場合『文章上の仕掛けによって読者のミスリードを誘う手法。具体的には、登場人物の性別や国籍、事件の発生した時間や場所などを示す記述を意図的に伏せることで、読者の先入観を利用し、誤った解釈を与えることで、読後の衝撃をもたらすテクニックのこと』と出てくるので、こちらで書いたような一人称小説にしてみました。
確かにオチが弱いかもしれませんが、自分では満足しているので本作品はこのまま大切にしていくつもりです。
- 手這坂猫子
- 2016年 07月03日 14時06分
[良い点]
なかなか意欲的な作品だったと思います。叙述トリックは小手先のテクニックなど通用しない、明晰で緻密な仕掛けですので、それに挑み、かつ成果の出せる方は尊敬できます。今回、初挑戦ということでしたが、騙された読者がおられるということは成功と言えるのではないでしょうか。自分は感想欄の方を先に見てしまったので、ネタバレありの状態で読んだのですが(笑)。
[気になる点]
わかったうえで読むと、ちょっと露骨すぎたのかなあと思いました。冒頭から既にそれが顕著で、勘の良い方は早くも気づいてしまう危険があります。
例えば、主人公であるスナが群像くんと初対面した時。スナは彼の女装する様子を丹念に描写できています。服装の名称などにも詳しいです。一人称ゆえ、その辺がはっきりしてしまいます。この時点でおやと思う人はいるでしょう。それからトイレのシーンが続きますが、ここでスナの正体に気付いてしまう人は多いんじゃないでしょうか。ヒントを散らすという意図は見えますが、もう少し加減すべきではないかと思いました。
[一言]
年上の女の子と年下の男の子の組み合わせは、何かこう、グッと来るものがありますよね。個人的に好きです。
なかなか意欲的な作品だったと思います。叙述トリックは小手先のテクニックなど通用しない、明晰で緻密な仕掛けですので、それに挑み、かつ成果の出せる方は尊敬できます。今回、初挑戦ということでしたが、騙された読者がおられるということは成功と言えるのではないでしょうか。自分は感想欄の方を先に見てしまったので、ネタバレありの状態で読んだのですが(笑)。
[気になる点]
わかったうえで読むと、ちょっと露骨すぎたのかなあと思いました。冒頭から既にそれが顕著で、勘の良い方は早くも気づいてしまう危険があります。
例えば、主人公であるスナが群像くんと初対面した時。スナは彼の女装する様子を丹念に描写できています。服装の名称などにも詳しいです。一人称ゆえ、その辺がはっきりしてしまいます。この時点でおやと思う人はいるでしょう。それからトイレのシーンが続きますが、ここでスナの正体に気付いてしまう人は多いんじゃないでしょうか。ヒントを散らすという意図は見えますが、もう少し加減すべきではないかと思いました。
[一言]
年上の女の子と年下の男の子の組み合わせは、何かこう、グッと来るものがありますよね。個人的に好きです。
水野 洸也さん、感想ありがとうございます。
投稿してすぐのうちに「感想欄にはネタバレが書かれる可能性あり」とでも書いておけばよかったかもしれませんね。そこまで頭が回らなかったことが悔しいです。それでもトリックに騙される方がいらっしゃったのは本当に嬉しかったです。
メイクに使われているもの、服の名称などが詳しいことには私もどうしようかと悩んでいました。ヒントにしても露骨過ぎましたね……。トイレは男女共用のトイレにしているので大丈夫かと思っていたのですが、なかなか難しいです。
年上の女の子と年下の男の子で恋愛モノにしたのは、叙述トリック同様初めての挑戦でした。水野さんの好みに合ったようで嬉しいです。
投稿してすぐのうちに「感想欄にはネタバレが書かれる可能性あり」とでも書いておけばよかったかもしれませんね。そこまで頭が回らなかったことが悔しいです。それでもトリックに騙される方がいらっしゃったのは本当に嬉しかったです。
メイクに使われているもの、服の名称などが詳しいことには私もどうしようかと悩んでいました。ヒントにしても露骨過ぎましたね……。トイレは男女共用のトイレにしているので大丈夫かと思っていたのですが、なかなか難しいです。
年上の女の子と年下の男の子で恋愛モノにしたのは、叙述トリック同様初めての挑戦でした。水野さんの好みに合ったようで嬉しいです。
- 手這坂猫子
- 2015年 11月16日 20時39分
[一言]
騙された! と思わず口に出してしまいました。
食堂での会話、街で見かけた忽滑谷さん、ハンバーガー屋での会話。色んな所にちゃんとしたヒントがあるのに見事に最後まで気付きませんでした。
男と女、性別によって決めつけられるような部分や差別っていうのはやっぱりどうしたってなくせないんじゃないかなぁと思います。それでもこの二人のように、個人が個人らしくいれば、性別なんて特に気にしなくてもいいことなのかな、と感じました。
猫子さんの文章は、さらりと軽く流れていく台詞の中に重要な言葉やトリックが隠されたりしていて、思わず二度見してしまいます。いい驚きです。
叙述トリックのある小説が凄く好きなので、読んでいてとても楽しかったです。ありがとうございました!
騙された! と思わず口に出してしまいました。
食堂での会話、街で見かけた忽滑谷さん、ハンバーガー屋での会話。色んな所にちゃんとしたヒントがあるのに見事に最後まで気付きませんでした。
男と女、性別によって決めつけられるような部分や差別っていうのはやっぱりどうしたってなくせないんじゃないかなぁと思います。それでもこの二人のように、個人が個人らしくいれば、性別なんて特に気にしなくてもいいことなのかな、と感じました。
猫子さんの文章は、さらりと軽く流れていく台詞の中に重要な言葉やトリックが隠されたりしていて、思わず二度見してしまいます。いい驚きです。
叙述トリックのある小説が凄く好きなので、読んでいてとても楽しかったです。ありがとうございました!
夜明 空さん、感想ありがとうございます。
色々なところにヒントを残しているように見せて、実はそのヒントもちょこちょこミスリードだったりしてるんですよね。一人称が「僕」なのを見ればまず男だと思いますし、その先入観を利用した叙述トリックにしてみました。
この二人はこれからお互いの個性を大切にしながらも、それでも前に進みます。自分一人だけではできないこともありますが、一人でも仲間がいれば心強いですから。
今回初めて挑戦した叙述トリックでしたが、なかなか好評のようですっごく嬉しいです。やっぱり読者に楽しんでいただける作品が作れると、書いてよかったな、と思えて次への活力になります。
これからも、もっといい驚きを見せられるような作品を目指します。
色々なところにヒントを残しているように見せて、実はそのヒントもちょこちょこミスリードだったりしてるんですよね。一人称が「僕」なのを見ればまず男だと思いますし、その先入観を利用した叙述トリックにしてみました。
この二人はこれからお互いの個性を大切にしながらも、それでも前に進みます。自分一人だけではできないこともありますが、一人でも仲間がいれば心強いですから。
今回初めて挑戦した叙述トリックでしたが、なかなか好評のようですっごく嬉しいです。やっぱり読者に楽しんでいただける作品が作れると、書いてよかったな、と思えて次への活力になります。
これからも、もっといい驚きを見せられるような作品を目指します。
- 手這坂猫子
- 2015年 10月27日 23時12分
[一言]
見事に騙されました。スナゴさんが女性の方だったとは……とある旅人の物語をのトリックに初めて気づいた時以来の衝撃でした。本来なら買い物のくだりで気付くべきだったのかもしれませんが……
一つのお話の中に色々なテーマが込められていて、読んでいて物語の流れに翻弄されつつも色々考えることができました。「男なんだから」とか「女なんだから」という言葉を何度も耳にして、私自身も似たようなことを考えたりしたこともありますが、今考えればどれもくだらないことだったように思えてきます。男だから泣いてはいけないとか、女だから元気に走り回るのははしたないだとか、世間一般から見ればそうかもしれませんが、それも一つの偏見だと思ったり。
二人の今後については想像の域でしかありません。ですが、相手が友人であれ恋人であれ、互いに互いを注意しあえて、良い所を素直に褒め合って、支え合うことができる人が誰か一人でもいるって素敵だなと思いました。
とても興味深い物語をありがとうございました。
見事に騙されました。スナゴさんが女性の方だったとは……とある旅人の物語をのトリックに初めて気づいた時以来の衝撃でした。本来なら買い物のくだりで気付くべきだったのかもしれませんが……
一つのお話の中に色々なテーマが込められていて、読んでいて物語の流れに翻弄されつつも色々考えることができました。「男なんだから」とか「女なんだから」という言葉を何度も耳にして、私自身も似たようなことを考えたりしたこともありますが、今考えればどれもくだらないことだったように思えてきます。男だから泣いてはいけないとか、女だから元気に走り回るのははしたないだとか、世間一般から見ればそうかもしれませんが、それも一つの偏見だと思ったり。
二人の今後については想像の域でしかありません。ですが、相手が友人であれ恋人であれ、互いに互いを注意しあえて、良い所を素直に褒め合って、支え合うことができる人が誰か一人でもいるって素敵だなと思いました。
とても興味深い物語をありがとうございました。
- 投稿者: 円山翔
- 2015年 10月27日 20時03分
円山翔さん、感想ありがとうございます。
トリックに無事騙されてくれたようでとても安心しました。買い物のところで気づいても、最終的に明かすところで気づいても、とりあえず途中まで騙されてくれたら嬉しいですね。早く気づかれたらちょっと悔しいです。
性別の偏見は今の時代になってもどうしても拭えませんよね。やっぱり男らしさと女らしさというものが人々の深いところに根を張っていますから。日本では昔からの男尊女卑がまだ続いていますし、逆に女尊男卑になりかけていたり。ちゃんとした平等が実現するといいと思っています。
トリックに無事騙されてくれたようでとても安心しました。買い物のところで気づいても、最終的に明かすところで気づいても、とりあえず途中まで騙されてくれたら嬉しいですね。早く気づかれたらちょっと悔しいです。
性別の偏見は今の時代になってもどうしても拭えませんよね。やっぱり男らしさと女らしさというものが人々の深いところに根を張っていますから。日本では昔からの男尊女卑がまだ続いていますし、逆に女尊男卑になりかけていたり。ちゃんとした平等が実現するといいと思っています。
- 手這坂猫子
- 2015年 10月27日 21時01分
[良い点]
最後まで読むとスナの気持ちに共感してしまいました。
お化粧やお洒落というものを面倒くさく思っているくせにそれを使い熟す女子力を持つ相手への苦い賞賛というか。
群像という名を持ちながらひときわ輝く個性故に悩む人物造形などが凄いなと思いました。
[一言]
作者さんの書かれる話は暴力シーンが入っているにもかかわらず、
本当にサラリとその凶暴性が失せるので、そこが魅力かなと思っています。
話として重要な意味がある暴力だからでしょうか。
刹那の凶暴性を発揮したスナが実は…という時に本当にトリックに引っかかった!的な爽快感を感じました。
また次の作品をにまみえることを期待しています。
ありがとうございました。
最後まで読むとスナの気持ちに共感してしまいました。
お化粧やお洒落というものを面倒くさく思っているくせにそれを使い熟す女子力を持つ相手への苦い賞賛というか。
群像という名を持ちながらひときわ輝く個性故に悩む人物造形などが凄いなと思いました。
[一言]
作者さんの書かれる話は暴力シーンが入っているにもかかわらず、
本当にサラリとその凶暴性が失せるので、そこが魅力かなと思っています。
話として重要な意味がある暴力だからでしょうか。
刹那の凶暴性を発揮したスナが実は…という時に本当にトリックに引っかかった!的な爽快感を感じました。
また次の作品をにまみえることを期待しています。
ありがとうございました。
深那さん、感想ありがとうございます。
まさかの投稿して一日も経っていないうちから感想をいただけるなんて、本当にすごく嬉しくてどきどきしながら返信しています。
スナが共感できる主人公に書けていたようで、ほっとしました。一部の女性から共感していただける人物にしたかったので、嬉しいです。
確かに私は暴力シーンをやたら小説に入れたがるところがあります。これまでの作品を思い出すと、暴力シーンが少しもなかったのは長編《夜のあばら屋で歌う》と短編《ペリドットの瞳》くらいですね。《鬼灯宴》でも平手打ち一回だけですが、ありました。少年漫画が好きだからかもしれません。
でも、暴力シーンを入れるにしてもやっぱり何かしら意味を持たせないといけないと考えています。人物の心情やキャラクター性、あるいは周囲の環境などで。深那さんの鋭い観察眼でそこを見抜かれ、正直脱帽します。
トリックに引っかかったことでの爽快感もあったようで、達成感で胸がいっぱいです。
まさかの投稿して一日も経っていないうちから感想をいただけるなんて、本当にすごく嬉しくてどきどきしながら返信しています。
スナが共感できる主人公に書けていたようで、ほっとしました。一部の女性から共感していただける人物にしたかったので、嬉しいです。
確かに私は暴力シーンをやたら小説に入れたがるところがあります。これまでの作品を思い出すと、暴力シーンが少しもなかったのは長編《夜のあばら屋で歌う》と短編《ペリドットの瞳》くらいですね。《鬼灯宴》でも平手打ち一回だけですが、ありました。少年漫画が好きだからかもしれません。
でも、暴力シーンを入れるにしてもやっぱり何かしら意味を持たせないといけないと考えています。人物の心情やキャラクター性、あるいは周囲の環境などで。深那さんの鋭い観察眼でそこを見抜かれ、正直脱帽します。
トリックに引っかかったことでの爽快感もあったようで、達成感で胸がいっぱいです。
- 手這坂猫子
- 2015年 10月27日 18時52分
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