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[一言]
 初めまして。読ませてもらいました。村上春樹テイストの柔らかい文体と、会話から生まれる断片的イメージの連想とが、読んでいて面白く感じられました。同僚の女の子の話が自然な形で教え子の話へと継承されており、その流れのよさも自分の惹きつけられた要因なのだと思います。

 そして、「まだ、進行形なんだ、多分」という台詞は特にぞくりとしましたね。ホラーものではないと思うのですが、そういう趣が感じられました。主人公の知らない領域で今も畑が燃やされている。火のイメージ。それを思うたび、主人公の頭には教え子の火をつける話がすぐに思い出される。どうしてもそれらは分かち難く結びついている。そしてそこまでに至った時、彼は恐怖とは違う何か得体の知れない不気味さを感じてしまう……。そんな主人公のトラウマに近い心境も最後の場面で露わとなっているのではないかと推察します(自分の勝手な想像ではありますが)。

 ともかくも、非常に印象的な話でした。
  • 投稿者: 水野 洸也
  • 男性
  • 2015年 11月25日 18時55分
村上春樹さんに例えられるとは、嬉しいやら苦々しいやら(苦笑)
文体パクってないよね?と言われる恐怖に怯えながら、ぼちぼち試行錯誤の日々です。

ただ、文章の読みやすさと場面のつながりに関しては、自分なりにすごく気をつかっている部分なので、流れに惹きつけられたと思っていただけた事は、すごく嬉しいです。

ありがとうございました。