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[良い点]
 カウンセラーの仕事はクライエントにあれこれ指示するのではなくて、相手の話を傾聴し、受容するのが仕事だと読んだことがあります。やや記憶があいまいですが。
 この肯定ペンギンも、相手の話を決して否定しないで肯定するので、きっと長く話しているうちに自然と自分の悩みや迷いを振り切るきっかけがつかめるかもしれませんね。
 人間大のダンディーなペンギンに、真顔で話しかけている主人公を想像するとかなりユーモラスですが。

「まさか君、初対面のペンギンの言葉で人生の何かが変わると思っていたのかい?」

 この台詞には読んでいてぎくりとしました。確かにそうですよね……。
 だからこそ、最後にペンギンが自分の存在を否定するような言葉をあえて投げかけたのはなぜか? 考えてみるとちょっと面白いです。
 日常の電車の中に、いきなり異分子としてのペンギンが平然と入り込んでくる。この感じがすごくキャラクターを起てていたように感じました。
感想ありがとうございます。自分としてはこのフィクションと現実が入り混じった感を描きたくてこの話を書いてみたので、そのような感想を抱いてもらえると嬉しいです。
基本的にフィクションの世界では「何の理由もなく幸運が訪れることはない」がルールです。何も努力していない主人公の下に唐突にやってきた肯定ペンギンは、「幸運」と呼べる存在ではないかもしれません。ですが、その出会いを「不運」にしないための努力は人間側にできることです。
出会ったことで何かが変わるかもしれないし、何も変わらないかもしれない。ペンギン自身は何も変えない、変わるとしたら出会った人間が勝手に変わっていくだけ。そういう奴なんです、このペンギンは。
[良い点]
オチも含めて面白かったです
自分的には、余韻も良い感じでした
  • 投稿者: 西田啓佑
  • 30歳~39歳 男性
  • 2015年 12月17日 03時47分
感想ありがとうございます。ちょっと含みを持たせた感じの、なんとなく「不思議」から「日常」へと帰還していく終わり方は自分でもお気に入りです。
肯定ペンギンの言葉には何の力もありませんが、受け取り方次第では何かになるかもしれません。その辺りは明言しない終わらせ方にしました。
[良い点]
ダンディーなペンギンが可愛い。
コミカルに見えて、実は奥が深い。
[一言]
人って自分を肯定してくれる言葉には弱いものですよね。
  • 投稿者: 紫月
  • 2015年 12月16日 22時28分
感想ありがとうございます。童話と言っていいのか、なんとも微妙な雰囲気ですが、個人的にはこの「肯定ペンギン」のキャラはお気に入りです。
彼の言葉にはなんの力もありません。本当に肯定してくれるだけの存在です。ですが受け取りようによっては、何かしらの意味合いを「俺」の人生の中で放つかもしれません。
「肯定してくれる言葉」を具現化したようなペンギンの言動は書いていて楽しかったです。
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