感想一覧

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[良い点]
 正直な点。
 ある種の、衝動が描かれている点。
 冒頭の警句も、こうしたサイトにおいては良い点だと思いました。
[気になる点]
 少しばかり感情的な所、といっても、その勢いがなければ生まれなかったエッセイなのかもしれない。

[一言]
 ある種の、本質が描かれていると、感じました。


 本当に「自分が大嫌い」ならば、何かを悲しむのは難しかろうに。 悲しみとは、己の心の喪失であり、自己愛が含まれるから。
 そして自己愛は、自己肯定であって、……そして心象とは、世界の反映でもあるから。 もし、そうあるのならば、世界を愛せないという事でもあるはずだ。
 ……けれども、虚構の物語において悲しみを感じ、現実の事象に対して感じないのなら、それは、現実に対するリアリティ(実感)の薄さ、という事かもしれない……。

 もし、そうだとしたら、それは作者だけの現象じゃないと思う。
 何故ならば、産業革命以降の、効率性を求めた社会が、人そのものを合理的な部品にしてゆく過程で生まれた『人間性の喪失』だからです。 そして人類は…………、

 ――ロマン主義を生んだ。

 作者の感覚は、歴史的な経緯をもって、文学的な概念にまで昇華された、ある状態なのかもしれない。 であれば、作者が物語を愛し、それを紡ぐのは、人であろうとする心の機微であり、衝動なのだと思った。
 つまり、現実の誰かを悲しめないくらいに、強く生きようとしている事であって、そして、その心の空白を物語によって補おうとする、とても人間的な、一人の人間の有り様だと思った。

クロスオーバー様。

死んだ感情は、とにかく吐き出さないと、自分の心が死んでしまう、と思い筆を取りました。
正直、推敲も辛くて出来ませんでした。
私はなんと非情な人間であるか、そして私の感情は人間たりうるのか、そう思っておりました。
なので、人間的と言われて少し救われた気がします。

上手く言えなくて申し訳ないのですが、私自身はこれからも物語を紡いでいくつもりです。
ご感想、ありがとうございました。
大切に心にしまいます。
[一言]
最後まで読まさせてもらいました。
ところどころわかりにくいところもありましたが、肉親の死に対して涙がでないというのは、別に珍しいことではないと思いますよ。あなたは少々変わり者かもしれませんが、それでご自身を嫌いになるほどでもないんじゃないかなーとふと考えました。

見当違いな感想だったらごめんなさい。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 12月22日 16時41分
管理
十文字様、感想をありがとうございます!
そして、最後まで読んでいただけたこと、本当に有り難いです。

推敲もせずに投稿してしまった故、分かりづらいところや説明不足の点も多々あったかと思いますが、吐き出さないといけないような気がしたので。
お優しい言葉、感謝いたします。
少し、救われた気がします。

読んでいただいただけではなく、お言葉まで残してくださって本当に有難うございました。
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