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[良い点]
現代社会の理屈に疲れた人への特効薬。ただし副作用は死。あるいは総体としての人類にとって、それこそが効能なのかなとも。
[一言]
本当に考えてはいたけれど、恥知らずと理解した上で投げ捨てていたものを真正面から叩きつけられた気分です。

まぁそれはそれとして、物語として最後まで予想が付かず、それでいて納得のラストで最高に刺さりました!
お読み頂き有難うございました。
皆が普通に分かっているはずのこと、しかし一方で知らない振りをしていないとまともに過ごせないこと、そしてその全体が果たして正当であるか非常に怪しいことについて、当たり前のことについて一度描いておくべきかなと考えての作品でしたが、このような感想をいただけるのは非常に嬉しいです。
中二病感が満載の作品でもある気はしますが、楽しんでいただけて何よりです。
[良い点]
実に美しく、かつ読ませる文章です。
題材の好き好きはありましょうが、日常の風景を描写しているのに、ここまでイメージの必要な部分だけを取り出せるセンス? 技術? 語彙? に震えました。
その上で、全体として語るべきテーマに、読み手に意識させることなくゆるゆると誘導をする……うむむ。
[一言]
精緻で、痛々しい、良いお話でした。

有名な人も含め多くの人に会いましたが、「天才」にあったのは20の時に一度きりです。パターン認識のバリエーションを絞る速度と差分を測る速度において、あれほどの人間に会ったことはありません。たぶん二度とないでしょう。
フラットな意味で、ガン細胞の成長のモデルを連想します。未だにそこにたどり着けない凡俗の身ではありますw

願わくば、早瀬さんが何もない白い空間が永遠に続く「地獄」に落ちて、望み通りいい年を過ごさんことを!
  • 投稿者: 真野英二
  • 男性
  • 2016年 05月18日 03時43分
貴重な感想を有難うございます、また、返信が非常に遅くなり申し訳ございません。

日常の風景の描写とかはその情感の見つけ方、見る角度、描き方などなど本当に上手い人ってものすごいので、まだまだ練習中です。どうにも難しいですよね。

早瀬くんは地獄直行コースですね。本人がそれを地獄と感じるかどうかはともかくとして。でも、まあ中途半端よりはマシかなとも思ってしまいます。


年明け一発、なにか明るい話を書こうとしておもっくそ冗談のつもりで本気でふざけたらなんとも中途半端な作品になってしまったのですが、こうしてお読み頂き感想まで書いて頂き、非常に嬉しく思っております。重ね重ね、有難うございました。
[一言]
読み終えてまず気になったのは、その旅に小村さんを連れていく必要はないのではという点です。冒頭でしか触れられていない女性ですが、おそらく日常に疑問を抱くタイプではないように感じましたから。
連れていく必要が主人公の側にあるのだとしたら、もう麻酔が切れてきたか、ひょっとしたら自分を撃ってもらうためか。いずれにせよ身勝手そのものの理由になるでしょう。

厳しい意見から入りましたが、非常に意欲的な作品です。ですがあのやり方がコンフリクト状態を解消するための手段としてしまうにはやや疑問も残ります。射殺という行為によっていわば「悪への扉」を開いてしまう者もいると思うんですよね。
自分としては、善への意思を捨てて屍の上に立つことを自覚せよという意味合いでの旅の終着点であったなら納得いくのですが。ここはぜひ深津さんの意見をうかがってみたい。

いずれにせよ、なろう屈指の“心にしこりを残す物語”であったことに疑いの余地はありません。
もしかしたらSF要素を含めたほうが広く受け入れられやすかったか、とはちょっと思いました。
 感想を有難うございます。

 >小村さん
 ううん、手厳しいですね(笑)。結構普通で、明るくてコミュ上手で、って人の中にたまに吃驚するほど淡々とした突き放し感のある人っていて、まあこういうキャラでもうすら暗いものを抱えてることってあるよな、と思い書いていたのですが、確かにそうは見えないかもしれません。
 ただ一応、冒頭のお誘いはあのイベントが必要そうな人間を、前任者のようにお誘いする、という形で書いたつもりでした。伝わらなかったのは、動作も心情も上手く描写できなかったからかもしれません。反省です。

善への意思を捨てて、というか、「忘れたような振りして搾取の上で笑う人々」よりも「覚悟の上で犠牲にして笑う人々」のほうがまだマシだ、というのが根底にあります。後者だって善人と呼ぶのは躊躇しますが、後者はほとんど狂気の沙汰だと思いますから。ですので、『善への意思の最初の一歩として屍の上に立つことを自覚したり覚悟したり位、しましょうよ』というほうが近いかもしれません。肉喰う時に「じゃあこの牛殺して見せて」と言われて殺せないなら食うなよ、っていう。

>もしかしたらSF要素を含めたほうが広く受け入れられやすかったか~
受け入れられにくい作品、これは本当にそう思います。何回とかそういうの以前に、なんか作者自身の抹香臭い説教感(それもけっこうぐずぐずの)があるといいますか……強く抱える主題だけが先行したといいますか、これも反省しております。

 ご指摘、本当にためになります。有難うございました。
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