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[良い点]
これまた、幻想的な文学です……

北の大地の厳冬を想わせる、鬱蒼とした林の大雪原に射し込むサンピラーのような景色のようにも感じましたし、現代の我々が抱える寒々とした現実社会の投影にも想えました。

かたしろ(形代)かあ……
言われてみれば、我々は見も知らぬ誰かから操られている、ただの木偶の坊か紙切れのようなものなのかも知れませんね……
  • 投稿者: 鈴木りん
  • 男性
  • 2016年 01月15日 21時50分
お読み下さってありがとうございます。

ELEMENT参加の回を重ねるごとに幻想世界へと移りつつあります(^_^;)
お題の「雪」「星」からはどうしてもファンタジー世界しかイメージできず、でもいかにもなファンタジーは書きたくないというひねくれた根性から、このような奇妙な世界になってしまいました。
「ぬばたまの夢語り」を書いてきたから書けた作品のような気もします。それがいいのか悪いのかわかりませんが……。

形代の意味するものは、一応自分の中にはありますが、伝わりきらない方が面白いかと思い、あえてぼかしています。何を意味するかは読まれた方にいろいろ解釈していただけたらいいなぁと思います。

ご感想ありがとうございました。
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