感想一覧

[一言]
　お待たせしました。
　『千年戦争』を拝読しましたので、感想をお伝えいたします。

　一つ一つ出来事をクリアしていくところが、RPGを連想させるお話ですね＾＾　
　まず、情報の偏りが気にかかりました。戦闘描写になると作品は輝いているのですけど、日常や細かな描写になると色あせてしまっています。キャラの心情や世界観についてあまり描かれていないので、作品に入り込むことがありませんでした。特にキャラについては、結果が唐突に出てきて戸惑うことも多かったです。話が進むにつれてどんどん丁寧になっていましたが、それでも初期の段階での情報不足が響いています。物足りなく感じるのが残念でした。
　これから公開していくというのもアリですが、物語を楽しむための最低限の情報は、早めに出したほうが良いです。謎だらけの状態は、読み手を拒んでしまいます。

　情報不足かなぁと思ったものを一つ挙げるならば……
　旅人に頼みごとをするのは何となく理解できるのですが、少年少女に縋らなきゃならないほど切羽詰まっていたかなぁ、と。私の感覚ですけど、安全ではない依頼を高校生ぐらいの子にそう頼んだりはしないと思うのです。依頼者にとって自分の子ども（下手をしたら孫？）ほどの歳なら尚更。「腕が立つ」と見込まれたのだとして。彼らの何を見てそう判断されたのか。他の旅人を待てなかった理由、自分たちで処理できなかった理由……それぞれ薄い気がします。
　こんな具合に「？？？」と細かな部分で度々目が留まりました。

　キャラについて。
　主人公のスカートめくりは如何なものかと……。スケベを強調するのは構わないのですけど、なぜスカートめくりに＾＾；　小学生でもやらない気がするのですが……何か理由があるのでしょうか？　それ以外なら、魅力ある主人公に思えるのですけども（苦笑）
　個人的に、苦労人っぽいロイが気になるところです。何やら不穏なところのある彼ですけども、一番共感のできるキャラでした。なぜ彼は実力があるのに、自信を持てないのか気になるところです。「親友」と言い合ってるグレイとロイが、本当の意味で親友になれたら、と思います。

　更新分まで拝読しましたが、上記の理由で楽しめたとは言い難いです。ですが、エネルギッシュな作品だなぁとは感じられました。書きたいエピソードがまだまだあるんだ。これから面白くなってくるんだ。そういった勢い、とでも申しますか。
　恐らくちょっとした工夫一つで、もっと面白くできる作品だと思います。これからもがんばってください。
　ご依頼をありがとうございました。

[一言]
ども、めいです。

早速感想をば。
読みやすく、分かりやすい文でした。結構頑張って手直ししたそうですので、その結果と思います。
内容もコミカルな感じで書かれており、楽しく読めました(^^

あえて苦言を言うなら、『三戦目：初めての戦い』、いくら奇襲とはいえ、グレイとロイが兵士を倒せるかなあ？　というところが疑問です。
しかもグレイとロイ、木刀だし(--;　兵士、弱すぎ……。

後は、
『五戦目：“風車の村”ウィングリバー』……普通、金持たずに旅はしませんよ？

……と、苦言を言いましたが、全体的にはとても楽しみな作品です。まだ序盤ですし、かなりの長編になりそう(^^;

また話が進んだら読んでみたいですね。

ではでは。

[一言]
　どうも、依頼を受けた憂国です。前置きもそこそこに感想へと入りたいと思います。

　まずはプロローグ。
・革靴で硬い土を叩く、と一文目にあったのですが、二文目に石段を降りていくとあったので、土は間違いかと思います。
・シンプルな柱、などごく簡単な描写しかされていない物が多いのですが、せっかく神秘的な場所を表現しているのですから、もう少し字数を割いても良かったかも知れません。割きすぎるとくどいのですが、そう思いました。
　一戦目：日常。
・世界の説明を人物の会話で処理するなど読ませる工夫があって好感が持てます。ただ、何気なく口にするには哲学過ぎるような切り出しだったので、始めから「可愛い子〜」のくだりでよかったと思います。
・スカートめくりなどコミカルな演出は面白いです。主人公達が十九歳であるということを除けば、ですが。何と言いますか、青年の冗談という風に描かれず、本当の子供の冗談みたいに見えて少々不自然かな、と。
　三戦目：初めての戦い。
・一、二戦目とは打って変わって文字が詰まっており、小説らしい体裁になっていました。ただ、内容がヘヴィというか緊迫した物になっているのに、唐突にギャグへと切り替わるなど、流れがやや不自然になっていました。
・五人を倒したグレイとロイですが、他の兵は他所へ行ったとはいえ、倒した後の行動がちょっと信じられないぐらい軽薄です。
・傷口が癒えるのを演出する場面も、上述の通り不自然なので浮いて見えました。一見するとギャグパート特有の“お約束”で治ったのかとややもすれば思ってしまいます。
　四戦目：旅立ち。
・大爆笑で残りの兵士が戻ってくるなどとは……思わないのでしょうね。ギャグパートかシリアスパートか、まだ出だしのためよく分からないということも大いに関係してくるとは思います。しかしあやふやなまま進行されると、読み手として相応の煩雑さが伴われます。エンターテイメントとしてはここでちょっと評価を落としてしまうかもしれません。
・前に書かれていた「老人たちを始末したら奴隷を連れてお前たちも来い」を思い返せば前後に致命的な矛盾が生じていることは一目瞭然です。これを踏まえて是非とも書き直した方がいいと思います。

　全体を通して読んだときに、この物語はどこへ向かうのだろう？　と思いました。冒頭では神秘的な場面で始まり、その次は村が襲撃され攫われた人の奪還へ。そして風の村でオーブを奪い返せ。最後の一つについては何か裏があるように思わせぶりな表現が出てきますが、ここまで読んだ限りでは話が散漫になり今ひとつ“読めない”という印象です。
　これから方向性が示されていくのでしょうが、一つベクトルを決めて書くといいかもしれません。
　ではではご執筆頑張ってください。乱文失礼しました。

[一言]
評価依頼頂いた黄葉です！
早速評価をしに参りました。

一戦目の
「みんなこんなやつみないなスケベだったら世界が崩壊しちゃうわよ」　のあと、
地の文が改行なしで続いているのですが、
これは意図したものでしょうか？　改行忘れでしょうか。

あと、『英雄の丘』 でアッシュは独りとり残された。
とありますが、アッシュとは何のことなのでしょうか。
ファミリーネーム、もしくはファーストネームでしょうか？

戦闘描写は、すごくお上手だと思いました。
単純に、表現するのではなく、すこし捻った書き方があり、
読んでいて苦にならなかったです。
しいて言うならば、いくつかの文章で一段落を形成する場合は、
「ロイ」なのど人名を、出来る限り連呼しないようにした方がいいかもしれません。
「彼」などの代名詞でも十分補えますし、省略してしまっても問題ない文章もあると思います。
「ロイの相手」なども、別に「兵士」とかでも理解できる範囲だと思います。


先はもちろん気になります！
ウィングリバーの村の人が言おうとしていた条件というのも、
今後に絡んできそうで気になりました。
あと、本気でグレイが花嫁探しの旅をしているのかも気になりました。
あのエロそうなグレイなので、あり得そうですが。
私はそんなグレイが好きだったりします＾＾*
千年戦争の詳細にも興味があったりします。