感想一覧

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[一言]
ラストが、すごくよかった。

ちょっと不器用で臆病なサクと、わかっているけどどうしようもない個性を持った雲雀。
二人のすれ違いに胸が痛みました。

雲雀の言葉に、すぐに反応できるサクだったら。
取り返しのつかないタイミングでのフリーズに、悔やむサク……。
思いを届けるのがどうしてこんなにも下手なのか。
こんなに気持ちがいっぱい溢れているのに。

じれました。
感想を頂きありがとうございます。

ラストが良かったと言って頂き嬉しいです。
どうすべきか迷う部分もあったので。

人の悩みのほとんどは対人関係から来ると申しますが、人の数だけ「普通」があって「言葉にしなければ伝わらない」ならまだしも「言葉にしても理解してもらえない」なんてことも多いですよね。

傷を持っても臆病になる人ばかりではない……
天真爛漫に見えても実は心に深い傷があるかもしれない……
不機嫌に見える表情は心を守る術なのかもしれない……

なんて、考えるときりがないのですが(;´Д`)

そういえば今年は隣の家の庭に鶯が来ないことに気が付きました。
毎年来ていたのに……
(ここひと月、工事の音が騒がしかったせいかもしれません)

そんな気付きをありがとうございます。
感想を頂かなければ忘れていました……
[良い点]
お邪魔します。

ここでいう、「雲雀」の存在とは、いったい何なのだろう。
深く考えさせられました。
人は、特に現代人は、他人と深くかかわりあいたくないと思っていながら、やっぱり絆みたいなものを欲しがる、そんな存在に私は思えるのです。

深く人と交わることで自分が深く傷つくことを恐れる……
失敗を恐れる今の若者の心理のようで、少し寂しい気持ちになりました。
[一言]
灰色の液体の正体……
「ふーん」なんでしょうか……
難解です。
  • 投稿者: 鈴木りん
  • 男性
  • 2016年 01月20日 20時46分
お読み頂きありがとうございます。

初めて童話というジャンルを書くにあたり、私が(畏れ多くも)目指したのは日本の童話でした。
何となく「めでたしめでたし」ではない「ごんぎつね」とかそんな、スッキリしない感じの^^;

主人公は年齢の説明も何もなく、殆どの部分が曖昧なまま終わってしまったと思います。ですが、お読み下さる方が自由に感じて下さればそれがこの童話の形であると生意気なテーマを持ってみました。

読み終わった時に自分が「サク」と似ていると感じる方も、「雲雀」であると思う方もいらっしゃるようで、多くの方が人間関係に幾ばくかの不安を抱えていることを改めて教えても頂きました。

物語のラストは希望を暗示しています。
ですが、正解はない物語です。

私自身にも数通りの行く末が思い浮かびました。
けれど、結末は正直わかりません。

ただ、それもお読み下さる方に委ねたいと、そう願って書きましたので灰色の液体がなんであるのかは鈴木さんの好きなように思って下さったもので構わないと考えています。

童話というには少々年齢層が高かったでしょうか^^;

しかし、希望を掴む勇気を思い出しで一歩を踏みだしたら……

いけませんね、持病の「何でもカンでも説明したい病」が出そうですので、これにてお暇致します。

本日は感想まで頂きましてありがとうございました<(_ _*)>
[良い点]
心に染み入りました
また、これまでのたままさんの作品と比べて、文や構成自体も数段上に感じました
[一言]
次作がますます楽しみ( ´艸`)
感想を頂きありがとうございます。

童話ということでしたので文体を変えてみましたが、お褒め頂きましてありがとうございます。
構成も、感覚で書いているだけですので次作に生かせるかどうかは……
残念ながら分からないのが本音です^^; スミマセン。

しかし、「心に染み入りました」とのお言葉は、なによりうれしいお言葉でした。
今後の励みとさせていただきたいと思います。
ありがとうございました<(_ _*)>


[良い点]
泣きました。
[一言]
サクに、もう春なのだとお伝えください。
感想ありがとうございます。

朋さんはいつも作品に寄り添って下さるので中盤は少々重苦しかったかもしれませんね。

私の中の主人公は、実は年齢を決めていませんでした。
あらすじでは少年としましたが、青年でも中年でも男女さえもなくていい。
サクのような人はきっと沢山いるように感じています。

サクの所にやって来た春告げ鳥が、彼の心にまいた種が、どうか無事に芽吹いて綺麗な花を咲かせてくれますようにと私も願っています。

最後になりましたが、心のこもった雲雀の絵を下さり、ありがとうございました。
私の心には素晴らしい春の花が届けられた心地です。

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