感想一覧

▽感想を書く
[良い点]
 「私は消しゴムである」から始まる、消しゴム視点のストーリーが新鮮でした。
 始めの頃は新しい消しゴムを丁寧に使っていた持ち主が、しばらく経つと、すっかりぞんざいに扱うようになる、という部分には自分にも思い当たる節があり、はっとさせられました。
 また、優しく端正な鉛筆との物語は、切なくも美しく、胸に残ります。
 物言わぬ存在への作者の優しい眼差しを感じられる作品でした。
 今後の創作活動を応援しております。
↑ページトップへ