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[一言]
感想②


こんばんはー。
企画のやら書いてたので、少し間があきましたー
すいません

初読の時、白神さんがアレしたところから、一気に話が動きまして、大変面白かったのです。まあ人がアレで、初読の時は特に悲しいシーンなのでこう言ってしまうと不謹慎なのですが。
これによってこの物語毛色ががらりと変わって、スリリングな物語に。油断できない!って、思ったんです。
多分ここまで、わりかし穏やかな傾斜だったので、どこか安心していました。


こう冷静にストーリーを何回か追っていると、初読見落としている情報とかもありまして、魔術に関する記述とか特によく頭に入ってなかったなーって思いました。
そこ自体は細かいディティールとして、こう世界観に色を添えるような役割がありまして、良い効果を生み出していると思う反面、そこで目が滑って別のストーリーに関する情報を見落とし、少し戻ってまた読み直すみたいな現象がごくたまにありました。

レイアウトについて→
お話も文章もとても良いと思うし、完璧だと思うのですが、やや記号的に書かれるセリフ以外の括弧や、ルビが多のは、固有名詞が多いので、苦肉の作なのかなと感じました。

世界観について→
魔術に関する固有名詞などは、読み手に解りやすいネーミングにしてあったり、説明が丁寧かつ最小限になっていて、至る所に工夫がされていたように感じました。

ぼくが漠然と思うこと感想3に書きますが、多分共通の世界から派生しているお話であり、単体として独立したお話なのでしょうね。
決め事が兎に角細かくて興味深いです。架空の世界であり、だけれどリアルな世界と共通していることだらけで、その違う魔導の部分と、共通している部分のコントラストが見所の一つなのかなーって思います。






 いえいえ、とんでもない。
 丁寧に読み込んだご感想、ありがとうございます。

 これ、なろうにUPしたのは2016年の2月ですが、完成したのは2015年の6月頃でした。
 公募落ちしたのでリサイクル。
 あれからどのくらい進歩できたのか自分ではよくわかりませんが、面白いと言っていただけてありがたいです。

 白神さんの件で一気に変わる温度。
 そう言えば、これは元々警察が動いてる事件でしたよ、と言うびっくり展開。

 目が滑る長文の設定説明と伏線。
 もうちょっと台詞とかで小出しにして、印象に残るようにしないといけませんよね。じわじわ改稿中で、ローカルの作業が終わったら一気にUPしようかと思っています。

レイアウトについて→
 文末にルビが来るとレイアウト崩れるんですよね。却って読みにくくなってすみません。

 方言はどうしようかな……と思いつつ、意味が伝わらないと困るなぁと思ってルビを振ってみました。
 娘さんたちの名前はABCDEFG。変な名前にしたばっかりにルビが大変なことに。ネーミングセンスが、ねぇ……

 台詞以外の括弧もそんな感じの理由で付けています。

世界観について→
 お察しの通り、共通の世界の単独のお話で、変な名前の大学生(巴経済)は他の話(野茨の血族、碩学の無能力者、汚屋敷の兄妹)にも登場します。

 「野茨の環シリーズ 設定資料」に大体の共通設定はまとめましたが、話の尺の都合もあって本文でどこまで説明したものか悩ましいです。
 説明の語りが上手なら、その部分も楽しく読めると思うんですけどね。その辺の技術がまだまだ……

 魔法さえ使えればオールマイティに何でもできる訳ではない、と言う中途半端にリアルで地味にイヤな世界設定。
 架空の部分以外は、なるべくリアルに描くように心がけていました。見所と言っていただけて嬉しいです。
 こういう設定を考えるの好きなもんで……(笑)


 為になるご指摘をありがとうございます。助かります。
[一言]
あ、こんにちはーもぐらです。
鳥頭なので、
3つくらいに分けて少しずつ感想書きにきますー。

感想1

冒頭は飽きさせないように凄いスピーディに事件に入るのですが、だんだんペースを落として、一つの線だったものが、次第に複雑に枝分かれしていく構成。
一章の最後の方ではゲロソースのアジフライまで事細かに笑

少し社会的なストーリーの印象。団体や集団で暮らす人々を多面的にスポットを当てていて、ゲロソースのくだりとかもそう言う話に向いてました。

あまり一章時点ではでておりませんが、主人公の三千院さんの冷静さ、後輩としての可愛さ、不完全さが、まわりを人情豊かに見せているようにも思いました。

文章は読みやすく、台詞の方言が良いアクセントになっている印象です。





 ご感想、ありがとうございます。

 事件本体の追跡は、あぁかも知れないしこうかもしれないと、第一章ではこの世界での可能性を提示している段階ですね。

 アジフライwithゲロソースは、実在の料理をモデルにアレンジしたので、ムダに詳しく書いてしまいました。
 実物は、ポテトサラダ。
 ベースは普通のポテトサラダなのに、みじん切りのレーズンとリンゴが満遍なく混ざっていてカレー味。
 とある研修所で出たんですが、その日の残飯置場にはポテトサラダの山ができていました。あれは絶対に味見してません。

 「普通ってなんやろね?」をテーマにしたので、この先、しつこく「普通」と言う単語が出てきます。
 キャラそれぞれ、集団それぞれの「普通」。何を以て「普通」と呼ぶのか。その「普通」は本当に「普通」なのか……

 周囲に濃いキャラを配置し過ぎたせいで、主人公の影が薄い薄い……

 読みやすいと言っていただけて、ホッとしています。
[良い点]
科学では解決できない事件、というのにとても惹かれました。
「魔道犯罪対策課」と聞くだけで、わくわくします。
設定が細かく練ってあり、すごいと思いました。
私はあまり推理小説を読まないのですが、これはミステリーのうちには入らないのでしょうか?
次々に現れる謎が気になりながら、夢中で読んでいました。三千院刑事の視点で一つ一つ丁寧に状況の説明がされていて、混乱することもなく楽しく読ませていただきました。
刑事さんたちの台詞や性格も個性があって、どの人物も魅力的です。(個人的には、紅葉課長が好きです)
魔道が絡んだ現場に慣れていない刑事たちの戸惑いや苦悩がよく描かれていて、感情移入しやすかったです。
人間の醜い感情だとか、リアルに起こりそうなトラブルだとか、そういったお話も良かったです。
[一言]
紅葉課長が、小学生と低級霊をどやしつける場面が読んでみたかったです(笑)
魔法使いと呼ばれる人がいて、霊視能力がある人もいて、道具さえ揃えば誰でも簡単に魔法が使えてしまう世界。
魔法や霊を信じない人が多数派の科学文明国での問題提起が切実で、得体のしれない敵に立ち向かう刑事さんたちの使命感と勇気を讃えたいです。
とても面白かったです。
読ませていただき、ありがとうございました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 03月27日 17時10分
管理
 詳しくて嬉しいご感想をありがとうございます。

 設定を考えるのが好きなので、いい点に挙げていただけて嬉しいです。
 本筋にあまり関係ない説明部分が冗長で、興味ない人にとっては退屈極まりないので、構成がヘタですみません。もうちょっと描写やキャラの動きに絡めて小出しにできればいいんですが、タイミングが掴めず……

 犯人が誰なのか、読者に推理できる構成になっていないので、所謂「推理小説」としては機能しません。
 なので、ミステリーのうちには、入れてもらえないと思います。

>刑事たちの戸惑いや苦悩
 この辺もお楽しみいただけたようでよかったです。
 大きな組織で、外圧によって新規分野を開拓するハメになった「え……? これ、どないすんの?」と言う困惑と、偉い人の無理解による予算不足で無理ゲー化する業務……その辺を事件の性質と警察組織に当てはめてみました。

 嵐山課長を好きと言っていただけて嬉しいです。

>紅葉課長が、小学生と低級霊をどやしつける場面

 こわいおばちゃんなので、持って行った呪符を使用することなく、
 「帰れッ!!!」
 と一喝するだけで相手は逃げて、小学生は腰を抜かすと思います。

 こちらこそ、色々とつたない話を最後までお読みいただきありがとうございました。
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