感想一覧
▽感想を書く[良い点]
・読みやすい文章でテンポよく読めました。
・構成ができており、初めから終わりまで分かりやすいです。
・全体的なバランスがとれていて、親しみやすい世界観。
・置かれている状況の描写が伝わりやすいです。
・ストーリー全体を通して、主人公の書くことへの愛情のようなものが一貫して感じられました。
・文章を追うごとに主人公と絵師の友人の距離が縮まっており、最後には両者同一の文章が良いです。絵師さん→友人→懐かしい話し→荒れているときに主人公を頼る流れ→「線歪んだ」、「踊り狂え」と軽口をたたく→エンターキーを叩く、最後の一筆、の同士のような表現→最後の一文に「わたしたちを」ともってくるところ
○良いと思った文章
・「文字書きにもアシが欲しい」良いタイミングでの心の声
・「そのまんま死亡。その前に絶望」韻を踏んでいます
・「二百九十円の価値は自分にかかっているということ」気持ちというかくっきり強く表現されています
・「それは文字書きも同じ」ここで、友人が絵師、主人公が作家とわかる対比の表現です
・「かくことは~生きること」クライマックスにふさわしい表現です
[気になる点]
・せっかく読みやすい文章ですが、(A)解説的な文章がはいってテンポがわるくなることがあったり、(B)平易な文章のなかに違和感のある単語が出てきて読むリズムを崩したりしてるように感じました。
(A)「文章には書き表せない」「上まぶたと下まぶた」「わたしはダンスを踊らないが」
(B)「作業」「飛行」「公の場所」
・主人公の感情と、客観的な描写が入り混じり、距離感がつかみにくいです。
・内輪向けのストーリーで、この世界に疎い人には分かりづらいかもしれません(作者の一言に「絵師さんたちの姿が~、とあるのでそれで良いとも思いますが」
・共感という感想はあっても、それ止まりのような気がします。もっと色々な感想を得るためには豊かな表現力、文章力とパラグラフ感覚を磨くことが必要だと思いました。
○悪い点というか改善の提案のようなもの。(「→」は提案文章です)
・「見た瞬間に」→目に入った瞬間、気付いた瞬間。「見た」では、叫び声を上げた理由が伝わりにくいです。「見た」では「驚いた」、「目に入った」では「驚かされた」という違いがあります。
・「文章には書き表せない」→言葉にならない、文章にできない
・「スカイプで繋がっていた」→スカイプの先にいる、スカイプの向こうの
・「なに!? なに!?」 !と?が全角で表されていることと、間にスペースがあるため、一言に力が入って独立した感じです。「なに!?(↗) なに!?(↗)」ではリズムがわるく感じます。
「なになに?どしたの!?」だと驚き具合は小さくなりますが、驚いて素早く反応した感
じがあります。
・「ペンを置いてくれた」→心配してペンを持つ手を止めた、ペンを止めた
・「ありがとう」→「ありがと、」これで話し言葉やのちにはっきりと出てくる主人公のキャラクター性をみせます。「どしたの?」「ありがと」のくだけた言葉のやり取りが親しさを感じさせるかなぁ
・「でも君も急いだほうがいいと思う」業界に疎い人には、ペンを置くことから一連の流れがどうしてこういう表現なのか分からないと思います。→でも君には人にかまってる暇なんてないでしょ?
・「アシスタントくん」「アシが欲しい」。その14行下では「アシくん」。使い分けの明確な基準があるのでしょうか?
・「上まぶたと下まぶた」→まぶたの上と下
・「指を舞わせる」→懸命に踊らせる、必死に舞わせる。まぶたの描写と等しい関係のための表現です
・「嘘をつけ嘘を」→「嘘をつけ、嘘を、」会話がイキイキするかなぁ
・「ペンを動かして」→そんなことよりペンを~ 作業に集中してほしい悲痛さが増すような気がします
・「随分と懐かしい~人に求められるなんて」 ほとんど一文章ごとに改行しているけれども、段落(パラグラフ)の見せ方の効果が薄まっているように感じられます。
[一言]
・もしも自分が帯にアオリを書くなら「文字書きと絵師の友情を通して描く、創作にかける愛情があふれる修羅場のショートストーリー」
・「書き表すこと」ですが、様々な表現の中から選んだ上で書いたのならば良いが、そうでないなら、選択肢を増やすことを心がけたら良いと思いました。語彙力を増やす、同じ事柄を色々な言葉で表現してみる。まだまだ未熟さが感じられます。
・(オノマトペ)人の声による表現は色々あるので「ペンを動かしてくださいよおおおお」、書けない書けない」、「ああああああ」といったのは良い感じだと思うので、表現の描写でも擬態語などをもっと使っても良いと思います。「ぽろぽろと涙」やあとがきの「がりがりと紙に向かって」のようなものを効果的にかいたら、臨場感のようなものが表せそうです。たとえば、「・・・あのさ」の部分。
→「・・・あのさ」カリカリカリ、カタカタカタ。ペンを走らせキーボードを叩く、集中を知らせる音だけが響く沈黙を破り彼女が~
という具合に。
長々と偉そうにすみません。嫌な思いをさせたら申し訳ございません。少しでも参考になれば幸いです。ちなみに、感想はまだありますが、あまりに長くなりそうなため、これで送信いたします。
ありがとうございました。
・読みやすい文章でテンポよく読めました。
・構成ができており、初めから終わりまで分かりやすいです。
・全体的なバランスがとれていて、親しみやすい世界観。
・置かれている状況の描写が伝わりやすいです。
・ストーリー全体を通して、主人公の書くことへの愛情のようなものが一貫して感じられました。
・文章を追うごとに主人公と絵師の友人の距離が縮まっており、最後には両者同一の文章が良いです。絵師さん→友人→懐かしい話し→荒れているときに主人公を頼る流れ→「線歪んだ」、「踊り狂え」と軽口をたたく→エンターキーを叩く、最後の一筆、の同士のような表現→最後の一文に「わたしたちを」ともってくるところ
○良いと思った文章
・「文字書きにもアシが欲しい」良いタイミングでの心の声
・「そのまんま死亡。その前に絶望」韻を踏んでいます
・「二百九十円の価値は自分にかかっているということ」気持ちというかくっきり強く表現されています
・「それは文字書きも同じ」ここで、友人が絵師、主人公が作家とわかる対比の表現です
・「かくことは~生きること」クライマックスにふさわしい表現です
[気になる点]
・せっかく読みやすい文章ですが、(A)解説的な文章がはいってテンポがわるくなることがあったり、(B)平易な文章のなかに違和感のある単語が出てきて読むリズムを崩したりしてるように感じました。
(A)「文章には書き表せない」「上まぶたと下まぶた」「わたしはダンスを踊らないが」
(B)「作業」「飛行」「公の場所」
・主人公の感情と、客観的な描写が入り混じり、距離感がつかみにくいです。
・内輪向けのストーリーで、この世界に疎い人には分かりづらいかもしれません(作者の一言に「絵師さんたちの姿が~、とあるのでそれで良いとも思いますが」
・共感という感想はあっても、それ止まりのような気がします。もっと色々な感想を得るためには豊かな表現力、文章力とパラグラフ感覚を磨くことが必要だと思いました。
○悪い点というか改善の提案のようなもの。(「→」は提案文章です)
・「見た瞬間に」→目に入った瞬間、気付いた瞬間。「見た」では、叫び声を上げた理由が伝わりにくいです。「見た」では「驚いた」、「目に入った」では「驚かされた」という違いがあります。
・「文章には書き表せない」→言葉にならない、文章にできない
・「スカイプで繋がっていた」→スカイプの先にいる、スカイプの向こうの
・「なに!? なに!?」 !と?が全角で表されていることと、間にスペースがあるため、一言に力が入って独立した感じです。「なに!?(↗) なに!?(↗)」ではリズムがわるく感じます。
「なになに?どしたの!?」だと驚き具合は小さくなりますが、驚いて素早く反応した感
じがあります。
・「ペンを置いてくれた」→心配してペンを持つ手を止めた、ペンを止めた
・「ありがとう」→「ありがと、」これで話し言葉やのちにはっきりと出てくる主人公のキャラクター性をみせます。「どしたの?」「ありがと」のくだけた言葉のやり取りが親しさを感じさせるかなぁ
・「でも君も急いだほうがいいと思う」業界に疎い人には、ペンを置くことから一連の流れがどうしてこういう表現なのか分からないと思います。→でも君には人にかまってる暇なんてないでしょ?
・「アシスタントくん」「アシが欲しい」。その14行下では「アシくん」。使い分けの明確な基準があるのでしょうか?
・「上まぶたと下まぶた」→まぶたの上と下
・「指を舞わせる」→懸命に踊らせる、必死に舞わせる。まぶたの描写と等しい関係のための表現です
・「嘘をつけ嘘を」→「嘘をつけ、嘘を、」会話がイキイキするかなぁ
・「ペンを動かして」→そんなことよりペンを~ 作業に集中してほしい悲痛さが増すような気がします
・「随分と懐かしい~人に求められるなんて」 ほとんど一文章ごとに改行しているけれども、段落(パラグラフ)の見せ方の効果が薄まっているように感じられます。
[一言]
・もしも自分が帯にアオリを書くなら「文字書きと絵師の友情を通して描く、創作にかける愛情があふれる修羅場のショートストーリー」
・「書き表すこと」ですが、様々な表現の中から選んだ上で書いたのならば良いが、そうでないなら、選択肢を増やすことを心がけたら良いと思いました。語彙力を増やす、同じ事柄を色々な言葉で表現してみる。まだまだ未熟さが感じられます。
・(オノマトペ)人の声による表現は色々あるので「ペンを動かしてくださいよおおおお」、書けない書けない」、「ああああああ」といったのは良い感じだと思うので、表現の描写でも擬態語などをもっと使っても良いと思います。「ぽろぽろと涙」やあとがきの「がりがりと紙に向かって」のようなものを効果的にかいたら、臨場感のようなものが表せそうです。たとえば、「・・・あのさ」の部分。
→「・・・あのさ」カリカリカリ、カタカタカタ。ペンを走らせキーボードを叩く、集中を知らせる音だけが響く沈黙を破り彼女が~
という具合に。
長々と偉そうにすみません。嫌な思いをさせたら申し訳ございません。少しでも参考になれば幸いです。ちなみに、感想はまだありますが、あまりに長くなりそうなため、これで送信いたします。
ありがとうございました。
ろろ様、ご感想ありがとうございます!
「小説家になろう」で初めてもらった感想です!
悪い点のご指摘、誠にありがとうございました。
テンポの悪さがやはりどうしても目立ちますか……残念です。提示していただいた改善案を拝見する限り、ろろ様はなかなかの「手練」とお見受けいたします。ため息をつくばかりです。
内容に関して、今まで批評していただいた方々にも「わかる」「共感できる」とは言われてきましたが、どうしてもそれ以上に進むことができていないということがろろ様のご感想を見て改めて思い知らされました。共感にプラスして面白さを生み出す、この難しさがよくわかった作品になりました。精進します。
こんなにも丁寧にご指導いただき、本当にありがとうございました!
よろしければ他の作品、そしてこれからの作品もご覧になってくださいますよう、お願いいたします(*^^*)
「小説家になろう」で初めてもらった感想です!
悪い点のご指摘、誠にありがとうございました。
テンポの悪さがやはりどうしても目立ちますか……残念です。提示していただいた改善案を拝見する限り、ろろ様はなかなかの「手練」とお見受けいたします。ため息をつくばかりです。
内容に関して、今まで批評していただいた方々にも「わかる」「共感できる」とは言われてきましたが、どうしてもそれ以上に進むことができていないということがろろ様のご感想を見て改めて思い知らされました。共感にプラスして面白さを生み出す、この難しさがよくわかった作品になりました。精進します。
こんなにも丁寧にご指導いただき、本当にありがとうございました!
よろしければ他の作品、そしてこれからの作品もご覧になってくださいますよう、お願いいたします(*^^*)
- 水澤しょう
- 2016年 02月28日 15時54分
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