感想一覧

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[良い点]
お腹が空いて空いて仕方がなかった馬。
しかし、実はその葉を食べたことは、飼い主への自身の体を使った最後の貢献――そのための布石のような気もしてしまいました。考えすぎでしょうか。

天下統一の故事。
良くは知らないのですが、死してなお魂が相手を走らせる……そんな不思議さも感じた次第です。
[一言]
馬酔木……
毒のある、植物なんですね。情けないことに、知りませんでした。
他の動物は食べないのに馬は気にせず食べてしまうので、そんな名前が付いたのでしょうか……
勉強になりました。
  • 投稿者: 鈴木りん
  • 男性
  • 2016年 03月19日 16時24分
ご感想を有り難う御座いました。
凄いです!!りん様から頂いた感想で、何故《馬酔木》だったのかやっとわかりました!!作者ですが、何故今回馬酔木に決めたのかよくわかっておりませんでした。

やっと、やっと気が付きました!!馬酔木とはあの馬だったのです!

馬酔木の花言葉にある「献身」はこの愛馬でした。

男は良い身分の出で、暗殺の危険から従者に自分の差し出した物以外は口にしない様にと言われてきました。そしてそれは馬も同じで、主人や従者の許し無く食べてはいけないと言い聞かせられていました。

「危険」から逃げ続け、体力も精神力も現界が近い。しかし男は何が食べれるのか知識がない。周りには馬なら食べれる草は沢山あるが、人間が食べる物はしらない。
このままでは主人が餓死すると思ったのでしょう。

そして目についたのは稀有な自我をもつ馬酔木。「危険」な賭け。馬は馬酔木に毒がある事を知っていました。馬は主人を生かしたかった。己を「犠牲」にしても。馬の主人を思う気持ちは「清純な心」

「二人で旅をしよう」と言われた馬は喜びに天を駆けたことでしょう。

「」が馬酔木の花言葉です。
やっと物語を書き終えた気がしました。気付かせてくれたこと、読んで頂いたこと本当に有り難う御座いました。


そして私も馬酔木に毒があるとこの話を書くまで知りませんでした(;^ω^)
[良い点]
遥か昔、まだ名前がなかった頃の故事の様でした。
まるでこのお話が元になって、この名が付いた様な不思議な読後感がありました。
浮かんだのは日本ではなく、中国の春秋戦国時代……もしやそんなお話があったのかもしれない……そんな感じを受けました。
[一言]
まだイタイケな子供だった頃、街路樹になっていたその葉や花を取ろうとして、母から「馬でも酔っ払う危険なものだから」と、窘められたのを思い出しました。
煎じたら、殺虫剤になるとか。
昔の人の知恵は凄いです……。
  • 投稿者: 神 雪
  • 2016年 03月19日 08時36分
ご感想を有り難う御座いました。とてもとても不思議な感覚で書きました。
珍しく場面が言葉ではなく感情が見えるような画像で思い浮かんだ物語です。
しかも馬酔木の焦がれ揺れ動く感情付きでみせられて、何故この花だったのか未だに不思議でなりません。

何せ私はアセビとアケビを勘違いして書いていたほど、この花の事を知らなかったのです。

映像は昔の中国の様でしたが、詳しい事がわからなかったので何処とは書きませんでした。しかし伝わる不思議ww雪様の読解力の凄さに脱帽です。

男は跡目争いで此処を逃げ切れば自分の勝ちだと言っていました。信頼する従者は主人の男を逃がします。憂いを晴らしたのち追いつきますと。男は従者が必ず追いつくと信じて逃げます。その道中だったのです。

映像は沢山流れましたが拾えたのはこの程度。表せたのは馬酔木の所のみという。

名前も顔もわかりませんが浮かんだ映像とそこに流れる感情は痛烈に鮮やかに。しかし疾風のようにあっという間に過ぎてしまったのです。とてもとても不思議な映像でした。

読んで頂き有り難う御座いました。
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