感想一覧

おはようございます、全州明です。

本作は、僕としては〝狭い部屋のような世界〟ということになっております。
目が覚めたら果てしなく続く美しすぎる世界に一人。
底なしの孤独を覚えた主人公は〝果て〟を求めて駆け出します。
この〝果て〟というのがオチに出てくる〝壁〟なわけです。
そこにたどり着いた主人公は、この世界が決して広く美しくなんかない、作り物だったのだと気付くわけです。
しかし、その時彼女が抱いた感情は、〝安堵〟ではなく〝絶望〟でした。

……という感じのお話です。とはいえそのへんの解釈は読者の皆様にお任せします。これも意見の一つ程度に思って下さい。

感想ありがとうございました。