感想一覧
▽感想を書く[良い点]
浮き出てしまった者はどこへ行けばいいのか
[一言]
想像力が豊かであった頃だからこそ焦がれてしまう「自分だけの答え」。しかし完全には浮き出ていなかった主人公が留まっていられた「社会という多数決が敷いた現実」…そこにギリギリのところでの親の努力もあったでしょうけど。
どちらがどう正しいのかという結論は永遠に出ない、幸せか不幸せかを決めるのは結局己自身でしかない。みたいな、一種の納得に私は辿り着きました。彼が普通に愛されていればその道を選ばなかっただろうか? その答えもやはり、永遠に出ない。
最近似たようなことを考え込んでいただけに、とても胸に響く短編でした。ありがとうございました!
浮き出てしまった者はどこへ行けばいいのか
[一言]
想像力が豊かであった頃だからこそ焦がれてしまう「自分だけの答え」。しかし完全には浮き出ていなかった主人公が留まっていられた「社会という多数決が敷いた現実」…そこにギリギリのところでの親の努力もあったでしょうけど。
どちらがどう正しいのかという結論は永遠に出ない、幸せか不幸せかを決めるのは結局己自身でしかない。みたいな、一種の納得に私は辿り着きました。彼が普通に愛されていればその道を選ばなかっただろうか? その答えもやはり、永遠に出ない。
最近似たようなことを考え込んでいただけに、とても胸に響く短編でした。ありがとうございました!
ご感想ありがとうございます。
これを書き始めたきっかけは些細なことで、現実逃避したい子供が自分たちの築いた幻想に呑まれてゆく話があったらさぞ面白かろう、という感じでホイホイ筆を執ったのですが、案外共感されることが多くて嬉しく思ってます。ファンタジィに関する個人的な思い出が、こういう話の素地を作っていたのかもしれません。
まあ、しかし子供がいつまでも子供というわけにもいかないようで、その辺にも突っ込みながら、ポロポロと溢れるように言葉を綴ってみた次第。荒の多い作品ですが、思いが伝わったような気がして小躍りしております。
このお話はもう少し膨らませて、掘り下げることもできると思ってるので、後日続編的なものを上梓できるやもしれません。願わくは、その日をお楽しみにして頂けるとこれ倖い。
これを書き始めたきっかけは些細なことで、現実逃避したい子供が自分たちの築いた幻想に呑まれてゆく話があったらさぞ面白かろう、という感じでホイホイ筆を執ったのですが、案外共感されることが多くて嬉しく思ってます。ファンタジィに関する個人的な思い出が、こういう話の素地を作っていたのかもしれません。
まあ、しかし子供がいつまでも子供というわけにもいかないようで、その辺にも突っ込みながら、ポロポロと溢れるように言葉を綴ってみた次第。荒の多い作品ですが、思いが伝わったような気がして小躍りしております。
このお話はもう少し膨らませて、掘り下げることもできると思ってるので、後日続編的なものを上梓できるやもしれません。願わくは、その日をお楽しみにして頂けるとこれ倖い。
- 八雲 辰毘古
- 2016年 03月27日 07時01分
[一言]
現実よりな空想、そのリアルさが絶妙な綾で以て現実でありながら何処かふわりとした印象に感じますね。
同級生との再会が突き付ける影が色濃く、彼の存在すらふわりと思えて。
いつの間にやら違えてしまった二人の道というのが素敵でした。ありがとうございます
現実よりな空想、そのリアルさが絶妙な綾で以て現実でありながら何処かふわりとした印象に感じますね。
同級生との再会が突き付ける影が色濃く、彼の存在すらふわりと思えて。
いつの間にやら違えてしまった二人の道というのが素敵でした。ありがとうございます
ご感想ありがとうございます。
細かいところは色々ぼかしました。そこらへんは読解の楽しみということで(笑)
価値観の相違からすれ違う二人、というモチーフは個人的に結構好きで、以前にも何作かそれを書いてたのですが、今回は狙ったというよりは「そうなってしまった」という感が強いです。素敵だと思えるように書けていたなら、とても嬉しく思います。
細かいところは色々ぼかしました。そこらへんは読解の楽しみということで(笑)
価値観の相違からすれ違う二人、というモチーフは個人的に結構好きで、以前にも何作かそれを書いてたのですが、今回は狙ったというよりは「そうなってしまった」という感が強いです。素敵だと思えるように書けていたなら、とても嬉しく思います。
- 八雲 辰毘古
- 2016年 03月27日 06時53分
[良い点]
俺の好きなやつです
隣りの子が現実から逃げ出したことにぼくは普通になってしまった。
人からすると成長と取れる物にぼくはずっと現実に飲まれたと表現している。現実との追いかけっこに美しささえ感じ取れます
素敵な作品をありがとうございました
俺の好きなやつです
隣りの子が現実から逃げ出したことにぼくは普通になってしまった。
人からすると成長と取れる物にぼくはずっと現実に飲まれたと表現している。現実との追いかけっこに美しささえ感じ取れます
素敵な作品をありがとうございました
- 投稿者: 退会済み
- 2016年 03月25日 20時31分
管理
感想ありがとうございます!
現実的に考えるのは間違っちゃないんだけどね……、てこの言いよどんでしまうあたりを小説でなら書けると考えてこちょこちょ書き連ねてみた感じです。が、正直な話どっちもどっちだと個人的には考えてます。成長には痛みが伴うだろうし、その痛みの中で振り落としたものに、もう取り返しのつかない大切なものがあったかも……と、そんな気になってしまえばこちらのものというわけで(笑)
好きって言ってもらえるのは嬉しいですね。重ね重ね感想ありがとうございました!
現実的に考えるのは間違っちゃないんだけどね……、てこの言いよどんでしまうあたりを小説でなら書けると考えてこちょこちょ書き連ねてみた感じです。が、正直な話どっちもどっちだと個人的には考えてます。成長には痛みが伴うだろうし、その痛みの中で振り落としたものに、もう取り返しのつかない大切なものがあったかも……と、そんな気になってしまえばこちらのものというわけで(笑)
好きって言ってもらえるのは嬉しいですね。重ね重ね感想ありがとうございました!
- 八雲 辰毘古
- 2016年 03月25日 20時47分
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