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[一言]
 伴名練さん編の「日本SFの臨界点[恋愛篇]」(ハヤカワ文庫)で「いきやみ」が紹介されており、こちらへ読みに参りました。
 なろう作品がメジャーな紙の書籍で紹介され、それを検索して読むというのは、これも時代といいましょうか、何だか不思議な気がいたします。

 景色の描写が抑えられているのに、場面が生き生きと伝わってきたのは、非日常の療養所と、日常の街との落差が大きいからかなあ、などと思いました。
 治療する側にはルックスも必要というところに、世知辛さと、でも創作物としてそこは外しにくいかもなあと感じた次第です。

 前述書籍に収録の「アトラクタの奏でる音楽」は、これから楽しみます(検索した勢いで、「いきやみ」を先に読んでしまいましたが)。
 冒頭の、映像と重なる現実の街の描写に、早くも圧倒されております。スマートグラスが発達した世界でしょうか。

 突然、失礼いたしました。
  • 投稿者: KIZOOS
  • 2021年 11月02日 18時23分
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