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初めまして。かつてTVで見たドラマが切欠でワード検索してたらたら奥田様の小説群に辿り付いたので各作品を読ませて頂いている最中です。
それはさておき誤字報告をば。
生徒が来ている では無く 生徒が着ている が正しいかと思いますので。。

 後、ついでというか個人的には「イキノコリ」の元事件の凶悪犯のドンデン返しというか真相解明編的なのをいつかやって頂きたいかな。と。深読みしすぎかは判りませんが、いくつか気になる記述があったので。
  • 投稿者: ヘイスティングス
  • 2024年 12月26日 15時42分
[良い点]
面白かったです。
[気になる点]
江戸川事件と調査二日目において一月の筈がどちらも二月になっておりました。
  • 投稿者: くろ
  • 2024年 01月10日 13時25分
 奥田です。今作も御一読頂きありがとうございました。

 そして日付の誤植のご指摘、ありがとうございます。うーん、日付の管理ミスがありましたか……他作の日程管理とのすり合わせもありますので、確認が済み次第、修正させて頂きます。

 それでは、失礼いたします。
[良い点]
読みやすかったです。いっきに読んでしまいました。それでいて読み応えがあり、最後までワクワクしました。
[一言]
先生の作品を初めて読みました。他のお話も読ませていただきます。
 奥田です。返信が遅れて、本当に申し訳ございません。

 この作品はシリーズの中でもかなり初期に書いたものですが、今でも完成度は高い作品だと思っている作品です。基本的に私は徹底的に論理を重視した本格推理小説を書いていますので、興味があるのであればご一読頂ければ幸いです。

 今後とも、何卒よろしくお願いします。それでは失礼します。
[良い点]
シリアルキラーなのに、今回の犯人も愛しく切ない。奥田さまの描く犯人は、どんな残酷なサイコパスでも憎みきれない愛しさがあります‼

『第一発見者を疑え』鉄則から、被害者遺族や友人関係の中に犯人がいそうで。中盤にさりげなく登場したあの人物。犯人は序盤戦に登場していなければいけない、ノックスの十戒はセーフで守られていたと思いますの。

フーダニットものとしては、やや弱いけど、姿の見えない犯人の仕業で次々現れる犠牲者、犯人の奥深い動機が印象的です。野菊薺は、それだけ大切な存在だったことが伝わります。紅城妙子が自身の手を汚さず、室生に依頼して殺させた可能性も考えられます。

被害者たちを結ぶミッシング・リンクから犯人を絞り込む榊原探偵は見事ですのね。
[気になる点]
室生め(¬_¬)
[一言]
2005、関東を巡る黒髪ロングヘアーの若い女性の犠牲者。まさしく、その頃、私が通っていたのは東京の学校で、黒のブレザーとスカートの制服だったので、犯人が実在していたら、私も殺されてみたかったと思いますの……‼

 奥田です。返信が非常に遅れてしまい、本当に申し訳ございません。

 この作品の犯人については、「とにかく読者が全く共感できない、徹底したシリアルキラーにする」という事を最初に決めておき、その上で被害者の共通項から犯人を特定するという流れに持って行ったものになります。かなり初期の作品なので今から見ると不完全な部分や放置したままの伏線(特にラストの亜由美関連)もあったりしますが、私の作品の中では完成度の高い作品だと今でも思っているものになります。
 動機については、実は榊原の犯人指摘部分を書いた後になって初めて考えたものになりますが、意外とあっさりとアイディアが頭に浮かび、かなりスムーズに書く事ができた記憶が残っているのが印象的です。

 そんな感じです。それでは失礼します。
[良い点]
これだけ完成度の高い推理小説をなろうで見れるなんて感激です。
無料で見てるのが申し訳ないレベルです。
今回は一般的なミステリーのように、容疑者が序盤から出ている形では無いので、言ってしまえば王道から外れてるにも関わらず、見ていて特にストレスもなく、読み終えたときにとても満足感がありました。

  • 投稿者: とある読者
  • 18歳~22歳 男性
  • 2023年 04月03日 18時45分
 奥田です。この度はご一読、ありがとうございます。

 この作品は一見サスペンスに見せかけて「意外な犯人」に重点を置いた構成になっているのですが、そもそも私の小説は全体的に「どこから犯人が出てくるか本当の意味でわからない」「下手をすれば名前が出ていない人間が犯人である事さえある」事が大きな特徴になっています。これは私自身に「そもそも現実の犯罪捜査に登場人物一覧表など存在しない」という考えがある事と、私自身がこういう「予想外な人物が犯人の推理小説」が好きで「やっぱり意外な犯人は本格推理の醍醐味だよな!」という謎の思考がある事が大きな影響を与えているようです(ネタバレになるので、具体的に好きな小説の題名をここで挙げる事はできませんが……)。

 いずれにせよ、楽しんで読んで頂けたのであれば、これ以上嬉しい事はありません。今後とも、何卒よろしくお願いします。ではでは。
[気になる点]
質問です。
被害者の髪の毛は、殺害後に切られたのですか? それとも前ですか?
髪の毛を切る→心臓を一突き?
心臓を一突き→髪の毛を切る→ナイフを心臓に戻す?
  • 投稿者: Marilyn
  • 2022年 08月23日 10時56分
 奥田です。この度はご一読、ご質問頂きありがとうございます。質問につきましては、メッセージの方で回答させていた出来ましたのでそちらをご覧頂ければと思います。

 作者といたしましては、読者の方に色々考えて楽しんで頂けるのが何よりも嬉しい事です。今後とも、よろしくお願いします。
[良い点]
楽しすぎて一気に読みました!次回楽しみにします!
  • 投稿者: うきわ
  • 2022年 08月22日 15時58分
 奥田です。この度はご一読いただき、ありがとうございます。この作品は何年も前に書いたものですが、読者の方が楽しんで頂けたのであれば作者としてこれ以上嬉しい事はありません。シリーズになっていますので、他の作品も読んで頂ければ幸いです。

 それでは失礼します。

 
[一言]
良かったです!
[良い点]
ネット小説というのでしょうか?何となくストーカーについてスマホで検索していたら何故かここに辿り着き、読んでみたらとてもとても面白かったです。
[気になる点]
私は千葉県出身で木更津にも市原にも幕張にも船橋にも縁がありまして、千葉市中央区の大学(モデルは千葉大学ですよね?)に通う学生が木更津に住むというのが違和感ありです。都心の大学と違って千葉は田舎なので、大学周辺には学生向けの手頃な賃貸が沢山あります。実家ならともかく、一人暮らしなのにわざわざ1時間近くかけて電車で通学しなければならないような場所に住む事はまず考えられません。
[一言]
でも、推理小説としてはとても満足です。
  • 投稿者: 牛河の娘
  • 2019年 05月25日 13時49分
 奥田です。返信遅れて申し訳ございません。この度はご一読ありがとうございます。

 ご指摘の点については、実の所私自身千葉県にはあまり縁がなく、そこから生じたミスかと思われます。これについてはいっそのこと無理に千葉市の大学にせず、「架空の木更津市にある大学」にすればよかったかもしれないと反省しています。

 何にせよ、楽しんで読んで頂けたのであれば作者にとってこれ以上嬉しい事はございません。今回はありがとうございました。では、失礼します。
[良い点]
この作品も入念に作り込まれていて非常に面白かったです。
特に、五年前の事件が亡霊のように立ち現れる、というのは推理小説ではよく用いられる手ですが、そういうのが私は好きなので楽しめました。
[気になる点]
誤字が散見されます。
例えば
五年前の事件被害者の配偶者の苗字が一箇所「栗本」になっていました。
完成稿を身近な方などに一度校正をしてもらう、などされてはいかがでしょうか?
これほどの長編なら、作者本人では気づけない誤字脱字が発生するのは当然です。
が、本編のクオリティが高いだけに非常に残念です。
私も修士論文の際に友人に校正をしてもらいましたが、それでもやはり誤字が残りました。

あと、真犯人の初登場が、少々強引な印象を受けました。登場の仕方から、あれが真犯人だ、とわかってしまう人もいるかも…。
あのシーンを全て榊原目線で描いたほうが、より自然にも思います。
[一言]
他の作品にも増して真犯人の人物像に、なんとも言えないものを感じました。
おそらく、この真犯人には何を言っても、何を見せても、自分が何をしてしまったのか、をわからせることはできないのではないかな、と思います。他の作品の真犯人は皆、その罪の重さを突きつけられる相手ですが、この真犯人だけは、それを突きつけられても、その重さを全く認識できないように思います。
果たして被害者遺族は納得いくのでしょうか。なぜ、被害者が殺害されなければならなかったのか、理解できるでしょうか。そして、社会は、この真犯人に死刑判決を下して、それでおしまいにして良いのでしょうか。
私は現実世界でも、犯罪者が逮捕され、死刑判決が出されれば全てが終わったかのように反応する世間にいつも違和感を覚えます。死刑判決が出たからといって、結局その犯罪の実際は何も明らかになっていないのではないか。
金目当ての犯行なら誰にでもその動機は理解できますが、この真犯人のような犯罪者の内面は永久に明らかにされないのでしょうか。これを明らかにする努力を続けなければ、現代社会の闇に光をあてることなど不可能に思います。狂人として、死刑にして社会から抹殺し、そいつが初めからいなかったことにしてしまうのではなく。
先般起こった障害者施設の事件についてもそう思います。なぜ、彼があんな思想、ナチズムの亜流が如き思想に染まってしまったのか、そしてなかんずくその行為はともかく、思想を評価する人が一定数いる、という信じがたい事実についても。
 奥田です。この度もご一読ありがとうございます。

 まず、誤字の件は……今確認するとやっぱり多いですね……。時間があるときに少しずつ直していけたらいいなぁとは思っています。

 さて、この作品はとにかく犯人を不気味に書く事に全力を注いでいます。いわゆる「シリアルキラー」タイプの犯人という事になりますが、それだけに犯人の描写に関してはいつも以上に不気味になるように書きました。書くときに考えていたのが「絶対に読者に感情移入できない人間にする」という事で、それを実感して頂いたのなら幸いです。
 死刑やそれに関する風潮についてのお話は、意表を突かれてとても興味深く読ませて頂きました。私もかつてこの方面に関して少し勉強していた人間ですので、これに関して様々な意見がある事は承知しています。また、犯人を死刑にしたらそれで終わりという風潮があるという点も、どこかハッと気づかされる面がありました。そういう面では凄くためになるお言葉だったと思います。
 こうした問題は、推理小説を書いているとどうしてもぶつかってくる壁だけに、この話に関しては今後も難しい付き合いをしていく事になっていくと思います。今後も遠慮なく意見を言っていただければ幸いです。
 もっとも、榊原さん自身は多分犯人が死刑になったとしてもどこまでも忘れる事はないでしょうね。そういうキャラクターの人ですから……。

 そんな感じでしょうか。何分若輩者ですので、何か的外れな事を言っていたら申し訳ありません。それでは、今後ともよろしくお願いします。
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