感想一覧

[一言]
ここの人たちが呼ぶべきだったのは、身代わりの少女ではなくモンスターをハンティングするゲーム、それも装備関係がインフレし続けたせいで世界滅亡レベルのモンスターもハンティングできてしまうオンライン版の方の主人公でしたというオチでしたか。
まあ、ドラゴン自体に生態系を乱す要素が無ければ協力してくれないのですが。
黒ラヴィとか巨星ボレアスとかは住み処から出てきた時点で世界滅亡ほぼ確定ですからねぇ。

[良い点]
続きが読みたくなる終わり方です。
この主人公のその後が知りたい！

[一言]
やるせない話だなあ。

[良い点]
文章はスムーズに読めるし主人公の言動は読者に強い印象を与えるのに成功してます
[気になる点]
高価なドレスや宝石は死ぬ身にとって何の価値も無い、と思う気持ちは同意できますが
お菓子を食っちゃ寝したりする自堕落さは
「結婚するから甘いもの我慢、ダイエットだもん」と言うのは
結婚したらダイエットで食べ物我慢する気は無い、と勘繰られます
「姫の身代わり」と言う相手の引け目に乗じて好き放題できてうれしいのかと
古代生贄の習慣のある地域では「死の代償」として決められた期間、贄の望むまま贅の限りを許します、それは支配者と贄となったものとの『契約』
身代わり契約を破るつもりで贅沢を要求したのなら「逃げる」のは許されないですね
[一言]
もともと「身代わり」になる気が無くて
ドラゴンが来た時「本物はあちらです」と裏切る気であったわけですね

ドラゴンが食料としてではなく「性的な意味で」姫君を食べる
字面通りの「ドラゴンの花嫁」だった場合、
主人公はドラゴンに頭からかじられて死ぬ事で
王侯貴族この国の人々の怒りから逃げる事を計画してた場合
「私もどうぞ」と言っても「はぁ?デブは好みじゃない」と放置

悲鳴を上げる姫君を抱えてドラゴンが立ち去った王宮の空気はさぞかし主人公にとっていたたまれないものとなるでしょうね

シリアスなドラマが台無しになるのはわかってますw

[一言]
復讐という英単語にはアベンジとリベンジがあるとか

リベンジは個人の怨みや憎しみを晴らすために報復をすることであり、何の生産性もない自己満足

一方、アベンジは怨みや憎しみを晴らす事が公共の正義を正す事に繋がり、報復を行った人意外にも利益があること

一番望ましいのは生け贄を出さない事だけど、それが無理なら正当な契約に基づき生け贄を出すべき

竜が王家の姫を求めた以上、そしてそれを拒めぬ以上、竜を騙したり無関係な主人公を差し出すのは、正義に反するでしょう

恐らく、王家としての正統性と竜の生け贄には因果関係があり、姫を生け贄に出すのは王家の義務と見ました

だったら、主人公の行為は間違ったリベンジではなく、正しいアベンジではないかと思いました

[良い点]
アンハッピーな終わりだったためか、心に残りました。
[気になる点]
キーワードに死ネタが付いてなかったので、最後にもしかしたら？とか思ってしまった結果心の準備ができてませんでした。

[良い点]
きっちりとお姫様を巻き込んで王たちの思いをすべて無駄にしたこと。
その後、自分も食ってくれとドラゴンに頼んで食われたこと。
お姫様を食わせるだけで終わってたら、その後散々傷めつけるだけの拷問をされて結局殺されるだろうから、それを避けるためにはこうするしかないだろうなぁと思います
[気になる点]
帰る努力をしていないという人がいますけど、実際どのような努力をすればいいのでしょうか?
名前等から主人公=現代日本人という前提での話ですが、魔法、魔術といった概念が欠片もない世界から召喚術が存在する世界に呼び出されて、帰るためにその召喚術を学んだとしても、その内容をすぐに理解できるとは思えません。
それに、召喚術を学んでいることが王達にバレたら「逃げ帰ろうとしている」と思い至るのに苦労はないでしょうから即座に学ぶのをやめさせるでしょう。
誰か協力者を得て帰ろうとするのも、その世界における人物はほとんど

王>>>越えられない壁>>>殺されるためだけに呼び出された被召喚者

という立場になるでしょうから協力者が得られるとは到底思えないですし。
たとえ得られるにしても、その協力者は慎重に選ばないと「協力者だと思ったら裏切り者だった」となるでしょうし、慎重に選び過ぎたら結局タイムアップでただ食われるだけになるでしょう。
[一言]
大体の異世界転移ものでは主人公が現実に不満を抱いていて、「異世界転移させられたからこっちで楽しくやるぜヒャッハー!」ってなるのが多いですけど、現実に不満がないどころか幸せで、これからもっと幸せになるって予定の人がいきなりそれから引き離されたらどれだけの絶望感なんだろうと考えてしまいますね。
ただ引き離されただけなら帰るための努力をする時間や手段を探すこともできるでしょうが、この話みたいにただの生け贄として呼び出された場合だとそれも無理ですし。

[一言]
最後っ屁を強烈にしようとする主人公の精神が、大変に好ましく思えました。

[一言]
帰りたいと願うだけで帰る努力はしていない、確かに酷い女だといえるのかもしれませんね……
でも泣き暮らすだけではなく、加害者たちに報復を与える行動ができた凄い人だと思います

侍女にまぎれた中から姫だけを選べる能力があること（身代わり不可能じゃないかな）、ドラゴンと言語が同じである前提で動いてることなど設定として疑問に思うことはありますが、主人公の想いが上手く書かれている作品だと思います

[良い点]
ハッピーエンドじゃなくて余計に心に響きました。
[一言]
誰だって自分や家族が大事。
だからといって王の選択は許されるものではありません。

王や姫の婚約者のその後が知りたいです。こちらから見ると全くの自業自得ですが、驕り高ぶった王はそうは考えないでしょうね。

主人公と彼女の婚約者は可哀想で…
ドラゴンのお腹の中からどうにかして日本に帰してあげたい！
せめて、彼女の最期の想いだけでも届けばいいなと思いました。