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[良い点]
特によかった点
・最後にカレの視点を持ってきたこと
・主人公の感情の揺れを丁寧に描いていること
[一言]
前半を読み終えたとき、筆者さんはきっとオカルトを文学的に書いているのだと疑いもなく思っておりました。しかし、わたしの予想は悉く粉砕されました。
アルド症候群という病名を、わたしはここで初めて伺いました。そしてその病がもたらす精神の混濁を、見事な筆さばきで描き切った筆者さんに感服いたしました。
主人公の意識が生んだ空想上のカレへの恋心、気づかぬうちに蝕まれていく自意識、外の世界との葛藤。
どれもが10代の女の子にはありがちな(わたしも経験いたしました)話を、病を軸にする事でより効果的に描いたのではないかと思っております。自分の気持ちが正しいと信じる傍で尚感情に頭を悩ませる姿勢は、様々なものに翻弄されながらも自分を保とうとする10代の多感さをよく表していました。
批判的に読もうと心がけましたが、重箱の隅をつつくような文章的なものしか見つからなかったので、ここで述べるのは控えさせていただきます。
緻密で良い意味で混濁した、月並みな言葉ですがとても面白みのある作品でした。書店の棚で出会いたい作品です。
  • 投稿者: 退会済み
  • 23歳~29歳 女性
  • 2016年 06月28日 12時32分
管理
お忙しい中、『素鼠色の街』に続き、こちらまでお読み下さり、ありがとうございます。篠原 由紀 様。

>>良い点
視点を変えるというのは、或る意味、読み手を混乱させる=読む気を削いでしまう可能性が高く、本来私などが使うには、大それた技術ではありました。ですが、この視点の移動、最後にカレの視点を持ってくるというのは、最初から決めていた部分でもありました。……というより、終幕を書きたいが為に、序幕、上幕、下幕を書いたと言っても過言ではないです。
現在の小説は、エンターテインメントとしての側面が強いですが、詰まる所書き手の言いたいことを読み手に伝えるものだと思っています。それは、一言で伝える事が出来るものでありながら、書き手は数千数万の文字を使って伝えております。その一言を読み手に、より伝える為に。
聞く耳を持たない人。自分の好きな物以外には全く興味を示さない人。気持ちのすれ違い。様々いらっしゃいますが、この作品は、作中の人物たちの気持ちを含め、結局タイトルの一言に全て集約されている作品でございます。

>>一言
元々この作品は、叙述トリックとして書いた作品でありますので、篠原 様の予想の斜め上だったのであれば、作品として成功であり、書き手冥利に尽きます。

途中、書けない時期もありつつ、一年弱温めた作品です。
等身大の少女を書けているのか、自信はありませんでしたが、篠原様の経験にも多少リンクしていると聞いて、不謹慎かもしれませんが嬉しくもあります。

本日は素敵な感想をくださり、ありがとうございました。


※なお、お気づきかもしれませんが念の為。
『アルド症候群』という病気は、完全なる私の創作です。
作中でも書いてあるように、絵本からこの名前を付けさせていただきました。
[良い点]
梅雨の雨の中で読むには少し重くて、合間の晴れの日を選んで読み始めた筈なのにどうも白々しくて、結局また雨の日に読み返して感想を書いています。

平凡な日、不変の一日を過ごすのはもしかしたら動き出すよりも難しくて、自分を置いてきぼりにして勝手に進んでいくものなのかもしれません。
普通ってなんだろう、ただ誰かと会話ができて、勉強をして、涙を流して、音楽を聴く、そういうものを普通と呼ぶなら彼女のどこが普通じゃないと言えるのだろう。そんなことを考えてしまいました。

カレを追いかける彼女の想いはやはり愛で、恋で。
統合していくということはある意味、カレが感じたような幸せがあり、それでも視界で捉えることができないのは傍に居てくれないのと一緒なのでしょうね。そのことがもう分からないとしても。

結末の先は先人が過ごしてきた一途を辿るのかもしれないし、もう少しだけ軽いのかもしれない。下幕の最後を読むと微かな希望がありそうな気もします。何を希望と呼ぶのかはよく分からないけど。
本当に言葉の頼りなさを感じます。こんなに沢山の言葉で示されているのに分からない部分も隠れた思いも沢山あって。そうした気持ちを伝えるのももどかしいくらいに言葉が足りなくて。
たたひとつ言えるのは、「僕」の声はほんの少し私の耳にも届いています。
  • 投稿者: 些稚 絃羽
  • 女性
  • 2016年 06月16日 19時32分
お忙しい中、私の作品を二つもお読み下さり、ありがとうございます。些稚 絃羽 様。
詩的な感想で、思わず何度も読み返してしまいました。

かの喜劇王チャールズ・チャップリン氏の残した言葉にこんなモノがございます。

“死と同じように避けられないものがある。それは生きることだ”

仰るとおり、日常は、何をしても何もせずとも、勝手に進んでいくものです。結局生まれる時も死ぬ時もヒトリである私たちが他人との関わりの中で上手く誤魔化していく事が“普通”と呼ぶのだとしたら、彼女のカレに対する思いも、やはり“普通”であるのかもしれません。

それが、例えば愛だったとしても。
例えば、恋だったとしても。
“ヒトリじゃない”というのは、或る意味では幸せな事だと私も信じたいです。


本当に、言葉は頼りないモノです。
皆様から感想を頂いた時、こうしている今でも、感謝の気持ちを上手く書ききれずにいます。

恐らく、上幕・下幕は長く、スタチックな作品であった為、読みにくく感じたと思います。ですが、「僕」の声が些稚 絃羽 様を含めた読み手の耳に届いたのなら、満たされたような気持ちであります。


嬉しかったです。
本日は素敵な感想をくださり、本当にありがとうございました。
[良い点]
彼女が聞いている音楽を共有出来た事。可能な限り YouTube で探しました。
Bill Frisell さん、ビジュアル的にもステキなおじさまでした!ギターだと DEPAPEPE 辺りしか聞いた事がなかったので「おお~っ」という感じでした。

[気になる点]
感想もレビューも受け付けて貰えない様な、とにかく圧倒された作品でした。あ、これは悪い点ではなく、単に私の問題でした(笑)


[一言]
キーワードに並ぶ不穏な言葉の響き。序幕のタイトルの不安な響き。
彼女の名前?(これは解決!)
亡くなったのは兄じゃくて、あれ?弟? 
「Я」って何?鏡文字?それともキリル?

読んでいる間、静かな不安感に纏わり付かれるのに、不思議とイヤな感じではないのは流石だと思いました。

本当は読んですぐに「誰かに伝えたい!」と思ったんです。そして「作者さんに感謝を!」とも。
だけど、うっかり言葉にしてしまうと深い傷を負いそうで… そう感じるのは私に経験が足りないから?10年後の、20年後の私ならば、この感情を上手く説明してくれるのかな~

だけど。
伝えたいのに上手く伝えられない。どうしても言葉が見つからない。そんな思いを巡らせていた時間は、頭の隅にあった"ほわん"とした感情は、どこか「恋」に似ていました。

そんなステキな時間をいただけた事、感謝します!



  • 投稿者: 退会済み
  • 2016年 06月05日 21時46分
管理


いつも私の作品をお読み下さり、ありがとうございます。古白川 蘭子(しららん) 様
感想、本当に嬉しいです。

>>良い点
わざわざ調べて下さり、ありがとうございます。お手数おかけ致しました。
作中に出てくる音楽は、どれも素敵な曲ですので、お聴きいただけて素直に嬉しいです。DEPAPEPE様の音楽も良いですね。お互いを高め合うようなギターの掛け合いが美しく、私もたまに聴きます。

>>悪い点
いえいえ。自分がどれだけ表現できたか不安でしたが、古白川様から、お言葉を頂けて嬉しいです。

>>一言
補足させていただきます。

・兄は実在していますが、弟は実在していません。主人公の一人称視点でしたので、凄く解りにくく書いてしまいましたが、序盤にそれの種明かしの意味を含めて、あのような書き方になりましたm(_ _)m

・また、「Я」の方は、単純に実在の会社名はさすがにマズイと思いましたので、「R」を反転させた「Я」に変えて表記いたしました。意味はおんなじですm(_ _)m

今作、作品のテーマとは別として、読み終わった後、行き場もなく叫びたくなるような、誰かに何かを伝えたいような作品にしたいと思い、書いておりましたので、そう言って頂けますと、書き手として冥利に尽きます。

我ながら、恋愛のジャンルとしては、あんまりな内容だと感じておりましたが
『「恋」に似ている』
勿体無いお言葉を頂けて作品ともども救われた気持ちです。

こちらこそ。素敵な感想、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

[良い点]
まず「序章~上幕」にかけての序盤の文章を見たとき、思わず「うわあっ」と声に出てしまいましたが、読み始めてみると、主人公・葵の感情や彼女の視点から見る情景が、無駄のない文章ですんなりと呑み込めました。
はじめ改行がほとんどない文体を見たとき、(私自身読んだことがない上にうろ覚えなのですが)ひょっとしたら谷崎潤一郎先生(?)のオマージュかな、と思いました。この点は、なろうでもほとんど見ることができない挑戦的な風でもあり、それとともに、この文体をとおして葵の心情や感覚も私の想像しているより深く、時に繊細なんだな、と読んでいて深く感じた部分でもあります。
それは上幕の日常描写ばかりでなく、下幕の日本各地を回る旅でも遺憾なく発揮されているように思いました。一つ一つのスポットの特徴が正確に捉えられているうえ、それに対する葵の感じ方、考え方……それらが余すことなく表現されていたように思います。
葵をはじめ、カレや針山さんなど魅力的な登場人物に加え、随所に散りばめられた伏線。白井様が一年近く手塩にかけて育てられただけあって、全編を読み終えたとき、この作品には本当に魂がこもっているのではないか? とさえ感じました。
読後の余韻も、一言では言い表せないような、それでいて自分が何かこれだけはちゃんと言いたいような――うまく言葉にできないのが悔しいですが、そんな気持ちに駆られました。
[気になる点]
スマートフォンから拝読させていただいて感じたことなのですが、漢字のルビが多少ずれているのではないかな、と思いました。
具体的には、上幕の「花見ケ丘学園(はなみがおかがくえん)」のルビが、「丘学園(はなみがおかがくえん)」だけに係った状態で、「花見ケ」に係っていないように見えました。(他に、下幕「谺ケ池」の「谺ケ」や、「見えない友達」の「見えない」で同じ現象が起こっているように見受けられました)
ルビの見え方についてはあくまで私自身の主観であり、白井様の意図とは違ったことを申し上げているかもしれませんが、読んでいて違和感を感じました。(蛇足ながら、上記「花見ケ丘学園」の場合だと、ルビをかけたい部分の一番前に半角記号「|」を付けて「|花見ケ丘学園(はなみがおかがくえん)」とすれば、全体にルビが係るようになったはずです。違っていたら申し訳ありません)
また、気になった点としては、上幕のタイトル「向日 葵」は本当は「日向 葵」が正しいのではないかな、と思ったことと、終幕中盤の「目を覚ました彼女は~」の文の冒頭だけ空白がないのが気になりました。
これらについては、私の見当違いの可能性もありますので、白井様の方で特に問題がなければ無視していただいて構いません。
[一言]
良い点や悪い点などいろいろ書きましたが、この作品を読むことができて本当によかったと思いました。
他の皆様が感想欄で仰られているように、上幕と下幕の長さには思わず息を呑みましたが、少しずつ読み進めて、この作品の魅力を知っていくうちにさほど苦でもないと思ったことに加え、早く結末が知りたい、という欲求にも駆られました。
そして下幕後半の怒涛の展開から終幕……ここで私が書くには言葉足らずではありますが、読んでいる時、衝撃やら感動やら、さまざまな気持ちが複雑に入り混じりました。
多少大げさな物言いかもしれませんが、こうした感情の複雑さがいわゆる「恋愛」の本当の姿であって、白井様の作品『僕の声を聞いてくれ』はこれからの恋愛ジャンルの作品が目指すべき形ではないのかな、とさえ思います。
長く拙い感想となりましたが、読ませて下さりありがとうございました。白井様の次回作も期待しています。
  • 投稿者: 天神大河
  • 23歳~29歳 男性
  • 2016年 05月25日 01時47分
いつも私の作品をお読みくださり、ありがとうございます。天神大河 様。
丁寧な感想、本当に感謝しております。

>>良い点
恐らく読み辛く、このサイトでは受け入れられにくい文体だったと思います。
こういう文体にした理由としては、後半の文体との違いを明確に、かつ自然に変えていく、という狙いがありました。
今回の作品は、後半にいくにつれて、改行を多く取っています。それは設定上の、カレとの統合による影響として表現致しました。
これを表現する上で、今思えば、もっと他にやりようはあったかと思います。改行の無い文体を選んだ理由としては、天神様に指摘していただいたオマージュ(谷崎潤一郎先生というより、私はロシア文学を好んで読んでいるのでドエトエフスキーなどに多少影響されていると思います。すいませんm(__)m)としての側面もあり、前作(sen.、猫の瞳)ではサイトの受けを狙い抑えていましたが、自分の手癖で一番書きやすく、読みやすい文体で書いてしまった、というのが理由です。
そうした中で、葵の心情を読み取っていただけたのなら、書き手としては嬉しく思います。
作品のテーマとして、以前から使ってみたい一文があり、それをなぞる形で今回の作品を書きました。
それは序幕、前書きの抜粋された一文であり、あれを訳すと
『現実にはとても逢うすべがありません。だから、せめて夢の中だけでも逢ってください。でないと、恋に苦しんで死にそうです』
となるようです。
言葉にならない声をあげるような、理由もわからず叫びたくなるような読後感を感じ取っていただけたのでしたら、書き手としては満足です。

>>悪い点
ご指摘、ありがとうございます。
ルビの件、これは完全に私の不手際です。単純に、やり方がわからず、軽い考えでそのまま投稿してしまいました。そのせいで、天神様にはご負担をかけてしまい、申し訳ございません。すぐに修正しておきます。
また、上幕のタイトルに関して。天神様の感想を読ませていただき「えっ!?」とリアルに声が出てしまいました。タイトルの方が正解です。確認したところ、文中の方が間違いでした。途中で設定を変えたものでずっと勘違いしたまま、書き進めておりました;;
何十回と読み返したはずなのに、叩けばホコリが出るものですね。
文頭の一マス空けとともに、すぐに修正させていただきます。
ご指摘くださり、助かりました。
気を付けますm(__;)m

>>一言
改行の無い文体に関しましても、上幕・下幕の長さに関しましても、読者の方にはご負担をかけてしまったと思います。
恋愛、というジャンルではありますが、読み手によっては「こんなの恋愛じゃない」という方もいらっしゃるかと思います。
そうした作品であるにも関わらず、天神様に読み取ってくださり、嬉しいお言葉をいただけて、救われた気持ちになりました。
決してこのサイト向きではない私の作品に、こうして読んでくださる方がいて、感想をいただけるのは、とても恵まれている事だと改めて思います。


嬉しかったです。
本日は感想をくださり、ありがとうございました。
[良い点]
羨ましいほど文章力が高いと感じました。特に最後の所々平仮名が混じり変わっていく流れがとても自然で素晴らしかったです。
 日常も非常に丁寧に描写されていて、綺麗に流れていく心地よさを感じます。
[気になる点]
 これは意図的になされてるとは思いますが、やはり当初横書きで見ると少し読みづらい印象を受けました。縦書きにして読ませていただきましたが、その際は問題なかったです。
[一言]
 人を知るには作品を読みのが一番分かりやすいと思っています。しかし、読み終えた後、雲をつかむような、どこか不確かなそんな感覚が生じました。切なくもうまく表現できない、がこの作品の正直な感想です。元々通常のベクトルではなく、純粋に作品を楽しめたのだと思います。
  • 投稿者: 琴宮類
  • 2016年 05月23日 01時56分
本日は、感想をくださりありがとうございます。琴宮類 様。
こうして感想を頂いたのは、確か二度目ですね。感謝しております。

>>良い点
平仮名の部分、自然な流れに見えるように書いていたつもりですが、投稿するまで、そう見えるのか不安でした。
琴宮様のお言葉に、安心致しました。

>>悪い点
ご指摘、ありがとうございます。
改行と行間を空ければ、横書きでも読みやすくなるという事は、重々承知しているのですが、そうしない理由としましては、私自身、意地になっている部分があるからだと思います。
読者様、ひいては、琴宮様にもご負担をお掛け致しました。申し訳ありません。
ご指摘、真摯に受け止めさせていただきます。

>>一言
琴宮様のお言葉、私も同感です。作品を読むと、作者の性格や人柄が伝わる気がします。それも含めて、読書をするのは楽しいです。
ですが『そうすると私の作品はどのようなイメージが伝わっているんだろう?』と疑問に思った事があります。今回お言葉を頂けて、得心がいきました。

小手先のテクニックは二の次に、作品を楽しんでいただけたのでしたら、作者にとっては凄く嬉しいです。

お読み下さり、ありがとうございました。
[一言]
うまく言えませんがテーマが切なかったです。
私自身、とか、思い、とか言葉になるまえのモヤモヤしたもの。
相手への配慮とか、そういう曖昧なものを思って、立ち止まって言葉を紡げなくなるような、そういうシーンを思い浮かべました。

ありがとうございました。

本日は、感想をくださりありがとうございます。にけ 様。
白井滓太と申します。

感情を形にする手段としての声や言葉。私たちが生きていく上で大切なモノだと思います。
今作では、当たり前にあるそれらをテーマに書かせていただきました。
なので、作品のテーマを読み説いていただき、嬉しく思います。

お読みしてくださり、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
[良い点]
まだ途中までしか読めていませんが、文章が綺麗で繊細な印象。
読み心地がとても良く、スラスラと読み進めていく事ができます。
[気になる点]
「上幕:向日 葵」の途中まで読み進めたのですが、さすがにページ一つのボリュームとしては膨大過ぎて、やむを得ず現実の私用などにより上幕の途中で読むのを中段せざるを得ませんでした。

地の文章力がとても高いのに、この点だけが非常に勿体ないと思います。
何らかの意図があるのかもしれませんが、個人的には「*」で区切られている箇所あたりで章が区分けされていればなぁ、と思いました。
[一言]
先にも書きましたが、まだ途中までしか読み進めていませんが、それでも何というか、是非とも感想を書き記したくなったので思い切って書かせて頂きました。

個人的に「~なろう」でそこらに転がりまわっている、いわゆる「転生もの」ですか。
生まれ変わって違う世界で好き放題に暴れまわるような、際限がないチート要素とか、誰が始めたのか分かりませんが、それに倣って続々と産出されている転生系物語は吐き気を催すほどに嫌悪感を抱いております。

ですがこの物語の前世を幻視するような、そんな、どこか「あり得そうな」自然さが感じられる展開には何となく惹かれるものがあり、加えて文章の丁寧さや文章自体の綺麗さも相まって、確実に最後まで読み進めていくだろうと思います。

ですのでこの物語を最後まで読了した際には必ず、改めて感想を書かせて頂きたいと思っております。
  • 投稿者: ムラ
  • 2016年 05月21日 08時10分
はじめまして。ムラ 様。
白井滓太と申します。
本日は、感想をくださりありがとうございます。

≫良い点につきまして。
比較的重い部類である今作ですが、ムラ様から『読み心地が良い、スラスラ読める』というお言葉をいただけて、一先ず安心しております。

≫悪い点につきまして。
ご指摘ありがとうございます。
もし言われるとしたら、恐らくこれだろうな、と思っていた箇所でございます。
ムラ様の仰る通り『✽』で区切る事も考えました。そうしなかった理由は、二点あります。
一つは、読者の読む力を養う事です。
『小説家になろう』様に限らず「長いから読むのがめんどくさい」という言葉を良く見かけます。それに対する反骨精神といいますか、心理的抵抗といいますか、雑草根性といいますか……ですがこれは、書き手の我儘であり、読者にとっては余計なお世話だと、反省しました。
二つ目は、単純に一気に読んでほしかった、です。これは、『読者に負担をかける』という風に取られるかもしれませんが、そういう意味ではありません。
個人的な意見として、文章というのは譜面に通じるモノがあると考えております。良い文章はリズムが良く、自然に、時間を忘れる程一気に読んでしまいます。
今作では、私がそれをどこまで出来ているか、自分自身を試すような意味合いがありました。
ですが、配慮が足りなかったですね。読むのを中断させてしまい、申し訳ありませんでした。
ご指摘、真摯に受け止めさせていただきます。

≫一言
感想ありがとうございます。
途中まででも、読んでくださって嬉しいです。

物語を書くにあたって、『自然さを感じられるファンタジー要素』は意識して書いた部分でしたので、文章面と合わせてお褒め下さり、嬉しかったです。


序盤の方、目を通していただき、又、感想をくださり、改めてありがとうございました。
続きをお楽しみいただければ、幸いです。
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