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[良い点]
天海=光秀説が見事にトリックに組み込まれててニヤリとした者の一人です(途中まで随風が光秀に成り代わって謀叛を起こすもんだと思ってました)。信長足蹴事件も納得いくストーリになってますね。
[気になる点]
個人的には謀反の原因は怨恨説も好きなのですが、それでは作者様がこだわったラストのセリフとの整合性がとれなくなりますね。そこは理解してます。ただちょっとうがった見方をすると、「嘘を正当化できない百姓に比べて我々武士や坊主は……」という自嘲にも思えるのです。少しロマン的かもしれませんが。
[一言]
随風が延暦寺の僧侶というのはうまいなあと思います。元僧兵とか、一向宗との絡みと想像が膨らみます。これなら続編もできそうですね。随風が徳川家でどうやってのし上がっていったか、これも面白いと思います。
天海=光秀説が見事にトリックに組み込まれててニヤリとした者の一人です(途中まで随風が光秀に成り代わって謀叛を起こすもんだと思ってました)。信長足蹴事件も納得いくストーリになってますね。
[気になる点]
個人的には謀反の原因は怨恨説も好きなのですが、それでは作者様がこだわったラストのセリフとの整合性がとれなくなりますね。そこは理解してます。ただちょっとうがった見方をすると、「嘘を正当化できない百姓に比べて我々武士や坊主は……」という自嘲にも思えるのです。少しロマン的かもしれませんが。
[一言]
随風が延暦寺の僧侶というのはうまいなあと思います。元僧兵とか、一向宗との絡みと想像が膨らみます。これなら続編もできそうですね。随風が徳川家でどうやってのし上がっていったか、これも面白いと思います。
お読みいただきまして、誠にありがとうございます。
天海=光秀説は匂わせておいて、実は違うというオチにしたかったんですよ。
怨恨説って、後世に付け加えられた説が多いんですよね。
これ、ちょっとうがち過ぎかもしれないんですが、なんで「怨恨説」が多く江戸時代に追加されてるのかってことが気になるんですよね。
本作にも名前だけ登場してるんですが「お福」=「春日局」って、江戸幕府初期のキーウーマンなんですよ。
光秀が「信長にひどいことをされたので恨んでいた」という「正当化」って、どうして江戸時代に多く生まれたのか。
何で「野心」説よりも多く「怨恨」説が生まれたのか。
「これだけ酷いことをされていたら謀反してもしょうがないよね」という正当化の意図があったんじゃないのか。
だとしたら、それを意図して流したのは誰か。あるいは、「誰に」忖度してそういう説が生まれたのか。
このあたり、面白いんじゃないかなと思っています。まだ歴史小説にするだけの種にはなってないんですけど。
天海が天台宗なんで、そこは前歴不詳の部分を活かして延暦寺とは関係が深いことを演出してみました。
そうか、天海と春日局をからめて、上の「正当化」のネタで何か書けるかもしれませんね。ちょっと考えてみようかな。
感想ありがとうございました。
天海=光秀説は匂わせておいて、実は違うというオチにしたかったんですよ。
怨恨説って、後世に付け加えられた説が多いんですよね。
これ、ちょっとうがち過ぎかもしれないんですが、なんで「怨恨説」が多く江戸時代に追加されてるのかってことが気になるんですよね。
本作にも名前だけ登場してるんですが「お福」=「春日局」って、江戸幕府初期のキーウーマンなんですよ。
光秀が「信長にひどいことをされたので恨んでいた」という「正当化」って、どうして江戸時代に多く生まれたのか。
何で「野心」説よりも多く「怨恨」説が生まれたのか。
「これだけ酷いことをされていたら謀反してもしょうがないよね」という正当化の意図があったんじゃないのか。
だとしたら、それを意図して流したのは誰か。あるいは、「誰に」忖度してそういう説が生まれたのか。
このあたり、面白いんじゃないかなと思っています。まだ歴史小説にするだけの種にはなってないんですけど。
天海が天台宗なんで、そこは前歴不詳の部分を活かして延暦寺とは関係が深いことを演出してみました。
そうか、天海と春日局をからめて、上の「正当化」のネタで何か書けるかもしれませんね。ちょっと考えてみようかな。
感想ありがとうございました。
- 結城藍人
- 2018年 09月02日 09時46分
[良い点]
錫さん経由でまいりました。お邪魔いたします。
明智光秀の行動、「そこに山があるから」、登ってみようと決めた。
単純ですけれど、それが一番の理由なのだろうなあと深く感じました。
それで納得しない人たちが後付けの理由を付けて、脚色し、それでまた信長、光秀の人物像も変化していくのかまたそれぞれ、ゲリマンダーと言うべきか、面白いと思っています。
百姓だって生きる為なら、嘘を吐くし、落ち武者狩りだってする、そういった名を残せない者たちだってしっかりと生きていると、描かれ、面白かったです。
錫さん経由でまいりました。お邪魔いたします。
明智光秀の行動、「そこに山があるから」、登ってみようと決めた。
単純ですけれど、それが一番の理由なのだろうなあと深く感じました。
それで納得しない人たちが後付けの理由を付けて、脚色し、それでまた信長、光秀の人物像も変化していくのかまたそれぞれ、ゲリマンダーと言うべきか、面白いと思っています。
百姓だって生きる為なら、嘘を吐くし、落ち武者狩りだってする、そういった名を残せない者たちだってしっかりと生きていると、描かれ、面白かったです。
お読みいただきまして、誠にありがとうございます。
チャンスがあったから、それを掴んでみた、というのはあるんじゃないかと思いますんで。あのとき、信長と信忠が別行動していただけで、本能寺は無かった可能性もあるかなと思っています。
最後の百姓のところを面白いと思っていただけて嬉しいです。
感想ありがとうございました。
チャンスがあったから、それを掴んでみた、というのはあるんじゃないかと思いますんで。あのとき、信長と信忠が別行動していただけで、本能寺は無かった可能性もあるかなと思っています。
最後の百姓のところを面白いと思っていただけて嬉しいです。
感想ありがとうございました。
- 結城藍人
- 2017年 04月28日 12時13分
[一言]
一番納得出来た本能寺でした。
一番納得出来た本能寺でした。
お読みいただきまして、誠にありがとうございます。
そう言っていただけると、本当に嬉しいですね。
本能寺の理由については、それこそ無慮数百の説がありますが、その中のひとつとして面白い視点を提供できたかな、とは思っております。
感想ありがとうございました。
そう言っていただけると、本当に嬉しいですね。
本能寺の理由については、それこそ無慮数百の説がありますが、その中のひとつとして面白い視点を提供できたかな、とは思っております。
感想ありがとうございました。
- 結城藍人
- 2017年 04月01日 20時22分
[良い点]
最終話まで読ませて頂きました。
本能寺にて、信長の首を見ないで内心ほっとする光秀。この表現は良いですね!
山崎の合戦にて、光秀の心情からその時の状況解釈、とても面白かったしリアリティーがありましたよ。
そして、最後の場面。
光秀の言葉に、「武士の嘘、僧の嘘、百姓の嘘」、という言葉が有ると言うのは初めて聞きました。
勉強になります。
武将の人物像を考える時、このような一言から考える事は私も有りますよ(^_^)/
そして、今回の物語の光秀は、この一言が反映されている人物になってい居たと思います。なるほど、なるほど。
影武者の僧侶がどのようにかかわるのか楽しみでしたが、これは実に味のある終わり方でした。
とても、楽しめました。
最終話まで読ませて頂きました。
本能寺にて、信長の首を見ないで内心ほっとする光秀。この表現は良いですね!
山崎の合戦にて、光秀の心情からその時の状況解釈、とても面白かったしリアリティーがありましたよ。
そして、最後の場面。
光秀の言葉に、「武士の嘘、僧の嘘、百姓の嘘」、という言葉が有ると言うのは初めて聞きました。
勉強になります。
武将の人物像を考える時、このような一言から考える事は私も有りますよ(^_^)/
そして、今回の物語の光秀は、この一言が反映されている人物になってい居たと思います。なるほど、なるほど。
影武者の僧侶がどのようにかかわるのか楽しみでしたが、これは実に味のある終わり方でした。
とても、楽しめました。
お読みいただきまして、誠にありがとうございます。
信長の家臣団についてお詳しい知徳様にリアリティがあると評価していただけるのは嬉しいですね。なにより、あの一言が反映されている人物像を描けていたという評価は一番ありがたいです。
エンディングは一番最初から決めていたのですが、表現は少し悩んだので、味があるという感想をいただけてよかったです。
感想ありがとうございました。
信長の家臣団についてお詳しい知徳様にリアリティがあると評価していただけるのは嬉しいですね。なにより、あの一言が反映されている人物像を描けていたという評価は一番ありがたいです。
エンディングは一番最初から決めていたのですが、表現は少し悩んだので、味があるという感想をいただけてよかったです。
感想ありがとうございました。
- 結城藍人
- 2016年 07月11日 23時23分
[良い点]
第8話までを読んで。
愛宕山をへていよいよ次回クライマックスですね(^_^)/
当時の状況が、丁寧に書かれていていて凄いです。
本能寺の変というと、秀吉、朝廷、家康、将軍、など黒幕説の方が物語として取り上げられそうですが、
家臣に問われた、光秀の返答。ここに凄いリアリティを感じました。
実際に、このような状況ではなかったか、と思わせますね。
さて、いよいよクライマックス。唯一定説に登場しない影武者が物語にどのように絡んでくるのか楽しみです。
第8話までを読んで。
愛宕山をへていよいよ次回クライマックスですね(^_^)/
当時の状況が、丁寧に書かれていていて凄いです。
本能寺の変というと、秀吉、朝廷、家康、将軍、など黒幕説の方が物語として取り上げられそうですが、
家臣に問われた、光秀の返答。ここに凄いリアリティを感じました。
実際に、このような状況ではなかったか、と思わせますね。
さて、いよいよクライマックス。唯一定説に登場しない影武者が物語にどのように絡んでくるのか楽しみです。
お読みいただきまして、誠にありがとうございます。
丁寧に書かれていると評価されて嬉しく思います。
黒幕説は多いんですが、光秀の本能寺後の動きは、誰かに指示されてやったにしては手抜かりが多いんですよね。もっとも、秀吉に騙されたか、朝廷に使い捨てにされたんだったらそうなっても不思議では無いのですが、今回は光秀本人の意志ということにしました。
定説に登場しない影武者は、最後の最後で仕事をさせたいので登場させました。あまり「意外」な展開にはならないのですが、自分的には一番やらせたかったことなので、どうぞお楽しみに。
感想ありがとうございました。
丁寧に書かれていると評価されて嬉しく思います。
黒幕説は多いんですが、光秀の本能寺後の動きは、誰かに指示されてやったにしては手抜かりが多いんですよね。もっとも、秀吉に騙されたか、朝廷に使い捨てにされたんだったらそうなっても不思議では無いのですが、今回は光秀本人の意志ということにしました。
定説に登場しない影武者は、最後の最後で仕事をさせたいので登場させました。あまり「意外」な展開にはならないのですが、自分的には一番やらせたかったことなので、どうぞお楽しみに。
感想ありがとうございました。
- 結城藍人
- 2016年 06月27日 06時13分
[良い点]
第五話を読んで。
おー!光秀の影武者の正体がわかりましたね。
ここから、どのように話を転がすのか、想像が付きません。これは、楽しみな展開です。
そして、次回は愛宕山ですね。有名な名場面を結城様がどのように書くのか楽しみです。
第五話を読んで。
おー!光秀の影武者の正体がわかりましたね。
ここから、どのように話を転がすのか、想像が付きません。これは、楽しみな展開です。
そして、次回は愛宕山ですね。有名な名場面を結城様がどのように書くのか楽しみです。
お読みいただきまして、誠にありがとうございます。
お楽しみいただけてるようで何よりです。愛宕百韻は第七話になります。その前に丹波平定の時のエピソードをちょっと挟みます。
愛宕百韻は、通説とはちょっと違う描き方をしておりますので、どうぞ、お楽しみに。
感想ありがとうございました。
お楽しみいただけてるようで何よりです。愛宕百韻は第七話になります。その前に丹波平定の時のエピソードをちょっと挟みます。
愛宕百韻は、通説とはちょっと違う描き方をしておりますので、どうぞ、お楽しみに。
感想ありがとうございました。
- 結城藍人
- 2016年 06月17日 23時32分
[良い点]
いつの間にか完結されていたとは。お疲れ様です。
なかなか、忙しくて感想書けずにすみません。
3話まで読みまして、基本的には舞台設定、人物設定は、一般的な(定説・通説)でいくのだなと思いました。しかし、神話に絡めた解釈などは、さすが結城様とおそれいります。
そしてこの舞台を、どのように料理するのかと思っていたところ、な!なんと!四話でそう来たか!!!
実に面白い推論です!本能寺の特集の本に説が30ほどありましたが、これは、在りませんでしたよ!面白いです。
さて、五話目からどのように転がってゆくのか楽しみです。
また感想書かせて頂きます。
いつの間にか完結されていたとは。お疲れ様です。
なかなか、忙しくて感想書けずにすみません。
3話まで読みまして、基本的には舞台設定、人物設定は、一般的な(定説・通説)でいくのだなと思いました。しかし、神話に絡めた解釈などは、さすが結城様とおそれいります。
そしてこの舞台を、どのように料理するのかと思っていたところ、な!なんと!四話でそう来たか!!!
実に面白い推論です!本能寺の特集の本に説が30ほどありましたが、これは、在りませんでしたよ!面白いです。
さて、五話目からどのように転がってゆくのか楽しみです。
また感想書かせて頂きます。
お読みいただきまして、誠にありがとうございます。
表向きは通説、定説を踏襲しつつ、実は光秀の謀反の動機にはならないという形で進めていこうと考えておりました。その一方で異端説も面白いものは取り入れようとも思っていましたので、第四話は通説の裏で異端説を少し取り込んでみました。楽しんでいただけたようで、嬉しいです。続きも、どうぞお楽しみに。
感想ありがとうございました。
表向きは通説、定説を踏襲しつつ、実は光秀の謀反の動機にはならないという形で進めていこうと考えておりました。その一方で異端説も面白いものは取り入れようとも思っていましたので、第四話は通説の裏で異端説を少し取り込んでみました。楽しんでいただけたようで、嬉しいです。続きも、どうぞお楽しみに。
感想ありがとうございました。
- 結城藍人
- 2016年 06月13日 23時50分
[一言]
百姓の言葉づかいがステレオタイプと感じました。べえは関東だと思うので、関西の農民はつかわないんじゃないかなっていう違和感があります。
でも、おもしろかったです。最後の一文がすばらしい。完結おつかれさまでした。
百姓の言葉づかいがステレオタイプと感じました。べえは関東だと思うので、関西の農民はつかわないんじゃないかなっていう違和感があります。
でも、おもしろかったです。最後の一文がすばらしい。完結おつかれさまでした。
お読みいただきまして、誠にありがとうございます。
百姓の言葉遣いはあえてステレオタイプっぽくしたのですが、確かに関西だと違うかもしれません。関西弁にすると、また雰囲気が変わってしまうかなという気もするので、難しいですね。ご指摘ありがとうございました。
過分なレビューもいただきまして感激しております。ありがとうございました。
最後の一文は少し悩んだのですが、高く評価していただけて嬉しく思います。
感想ありがとうございました。
百姓の言葉遣いはあえてステレオタイプっぽくしたのですが、確かに関西だと違うかもしれません。関西弁にすると、また雰囲気が変わってしまうかなという気もするので、難しいですね。ご指摘ありがとうございました。
過分なレビューもいただきまして感激しております。ありがとうございました。
最後の一文は少し悩んだのですが、高く評価していただけて嬉しく思います。
感想ありがとうございました。
- 結城藍人
- 2016年 06月11日 05時46分
[良い点]
完結、おめでとうございます!
先がどうなるのか、下手なことを書いてお読みの方の楽しみを邪魔しては……と思い、こちらへのお邪魔は避けておりました。
ラストは意外でしたが、そういうのもアリかなぁ、という気もしました。彼の意思は、直接ではなく間接的に残った。それはそれで納得がいく結末でした。
落ち着いた文章に、派手さはないけど納得のいく展開、毎日楽しく拝読しました。また新たな歴史異聞が読める日を楽しみにしています。ありがとうございました!
完結、おめでとうございます!
先がどうなるのか、下手なことを書いてお読みの方の楽しみを邪魔しては……と思い、こちらへのお邪魔は避けておりました。
ラストは意外でしたが、そういうのもアリかなぁ、という気もしました。彼の意思は、直接ではなく間接的に残った。それはそれで納得がいく結末でした。
落ち着いた文章に、派手さはないけど納得のいく展開、毎日楽しく拝読しました。また新たな歴史異聞が読める日を楽しみにしています。ありがとうございました!
- 投稿者: 新垣すぎ太(sugi)
- 2016年 06月11日 01時49分
お読みいただきまして、誠にありがとうございます。
この小説は、あのラストを思いついたので書き始めました。入れ代わりオチだとありがちかなと思って、天海が光秀に恩があるから光秀生存の証拠みたいなのが残っているという解釈で書いてみたんです。
納得のいく展開と評していただけるのが何より嬉しいです。
感想ありがとうございました。
この小説は、あのラストを思いついたので書き始めました。入れ代わりオチだとありがちかなと思って、天海が光秀に恩があるから光秀生存の証拠みたいなのが残っているという解釈で書いてみたんです。
納得のいく展開と評していただけるのが何より嬉しいです。
感想ありがとうございました。
- 結城藍人
- 2016年 06月11日 05時42分
[一言]
第10話で、100日50日とアラビア数字表記があるのですが、作風にそぐわないと思います。
第10話で、100日50日とアラビア数字表記があるのですが、作風にそぐわないと思います。
お読みいただきまして、誠にありがとうございます。
ご指摘のとおり、アラビア数字は合いませんね。この作品では、西暦表記など特定の所以外は漢数字表記にしようと思っていたので、修正いたします。
ご指摘、ありがとうございました。
ご指摘のとおり、アラビア数字は合いませんね。この作品では、西暦表記など特定の所以外は漢数字表記にしようと思っていたので、修正いたします。
ご指摘、ありがとうございました。
- 結城藍人
- 2016年 06月08日 22時49分
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