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[良い点]
安芸さま、おはようございます。
短編を投稿されるのは珍しいな~と思いながら拝読いたしました。
面白かったです!
黒猫が死者をまたぐと生き返るって迷信どこかで聞いたことがありますね。
これほどまでに誠実な吸血鬼がいたでしょうか。
自分で自分対策用の備えをさせるなんて。
途中からアレンの性別が描写されていないことに気付き、ムクムクと疑念を確証させながら読み進めることの楽しいこと!
最後の最後にすっきり満足感を得ました。
後半、性交とか言い出した辺りで「ちょっとまって、ここ全年齢っ!ヨアキム様何言い出すの!?」と慌ててしまいましたのはご愛嬌ということで(笑)
腐った想像をしなかったのは、この辺りで薄々アレンの性別を確証していたからかもしれません。
ラスト、ヨアキムがまだ混乱しているであろうアレンをどう陥落させるか、今少し見届けたかった気もいたします。でもそこで終わらせるのがにくいなぁ。
楽しいお話をありがとうございました。



  • 投稿者: 紅葉
  • 女性
  • 2016年 06月04日 07時42分
 こんにちは、紅葉様! 感想ありがとうございます。

 久々の短編です。本当はもっと早くにUpする予定だったのですが、なかなかまとまらなくて、気がつけば1万字超えにびっくりです。
『猫が死体を飛び越えると吸血鬼化する』というのは私のオリジナル設定ではなくて、ヴァンパイアになる可能性がある条件の一つだそうです。
 一応、吸血鬼に関する資料を基に書いてます。時代と国によって吸血鬼の定義も違い、色々パターンが異なっていて、改めて奥の深いモンスターだな~と感心しました。

 今回、人物に関しての描写はごっそりカットし、ヨアキムの瞳だけに留めました。その方が、吸血鬼ものっぽいかな、と。
 最後まで読んでから再び読み返すと、物語がまったく別の色合いを帯びるのではないかと。いえ、そんな具合に楽しんでいただければ本望なのですが。
 ラストは、エピローグ的なものを書いてはいたのですが、蛇足に思えて削除しました。今少し見届けたかった、と思っていただけるぐらいがちょうどいいかなあと満足です。
 こちらこそ、お付き合いいただきましてありがとうございました。
 引き続きよろしくお願い致します。
 安芸でした。
  • 安芸
  • 2016年 06月04日 13時49分
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