感想一覧

[良い点]
　主人公の吏生が不思議な森へと迷い込んだことで、両親の生い立ちが明かされていく内容です。両親についてを知るのと同時に、吏生の自分探しのロードムービー的な物語なのだと受け取った次第です。内にこもりがちになりそうな内容ですが、そうはならないところが新鮮でした。
　各人の繊細な心情描写がとてもよく描けていました。後半の白崎唯吏と白崎一生が結婚に至るやり取りが印象に残っています。

　今後の執筆活動を応援しております。

[良い点]
ようやく最後まで読めました！
面白かったです。エルドとフェンリルの話がどういう風に本筋に合流するのだろうと思いながら読んでいたのですが、思っていたよりもかなり深く濃く……というか、話の根幹部分にこれがあったんですね。
主人公も、主人公の両親も、そして二人が出会ったばかりの話もあり、様々な積み重ねでリショウがここに到ったのだな、と思うとなんだか感慨深いものを感じてぞわぞわと鳥肌が立ちました。
[気になる点]
僕がカタカナの名前を覚えるのが苦手なだけかもしれないんですが、シャとかショとティとかディとかが使われた、似た感じの名前が多くキャラクターの読みわけが少し難しいです。そのキャラクターが男性か女性かもなかなか覚えるのに時間がかかり……キャラクターの身体的特徴とか装飾品とか仕草を、男性ならでは、もしくは女性ならではの何らかがもう少し詳細に書いていただければ、より把握しやすくなるかもしれません。
[一言]
フェンリル、こういう結果になって良かったなと思います。両親の愛情もいいなーと思いました。
ただ最後に少し不穏な感じで終わっているので、それが何なんでしょうか、気になります。

[良い点]
ストーリーがとにかくよかったです。
[気になる点]
キャラクターが若干覚えづらかったですかね……。
[一言]
一日で全話読んでしまいました。
もう少し見ていたい作品です。

お勧めしてくれてありがとうございます！