感想一覧

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[一言]
読ませていただきました。
過去を悔やんだり、苦しんだり、しかしそれでも人は再生していく。そんな人生の小さな勇気を見つけさせてくれたような気がします。こういった世界観の作品は私自身も多く書いていることもあり、とても好きです。ただ、今回は前回に比べて後付けの感が否めませんでした。加えて、現実感が薄れてしまったようにも感じられます。「とっかえっこ」のアイディアはいいです。ただ、この物語においては、現実の中に、現実ではあり得ないような設定を持ち込んでしまったように感じられます。それが現実感を相殺してしまった気がします。また、設定が伏線になりえていない点でも少し疑問に感じました。一作目からこの設定をきちんと書いていけば、驚きは二倍三倍になっていったのではないでしょうか(私の読解力不足ならば、申し訳ありません)。「共同企画小説」という枠から切り離して、一つの長編として完成させることができたなら、きっと私なんか手も足も及ばないようなものになると思います。個人的には、設定をお借りしてまでも、同じものを書いてみたいほどです。わがままなコメントと評価、申し訳ありません。これからも頑張ってください。
  • 投稿者: NAONAO
  • 2006年 09月03日 04時56分
感想ありがとうございます。
まさか、私の作品に対してそこまで語っていただけるとは嬉しい限りです。
実際「嘘」の頃には、ここまでの案件が出来上がっていませんでした。つまり、見切り発車というやつです。さすがに限界が見えてきたのかもしれませんね。
  • とち
  • 2006年 09月03日 16時07分
[一言]
自分を偽って生活をする。それも死んでしまった双子の片割れに。一体どんな気持ちだったのでしょう。作中ではあまり触れられていませんが、何だか感じとれる作品でした。
これからも頑張ってください。
  • 投稿者: BBB
  • 2006年 08月29日 20時52分
感想ありがとうございます。
この物語から少しでも何かを感じとっていただけたら、もう他に言うことはありません。
人の内面から滲み出すもの、つまりは心情描写なのですが、それだけで読者に何かを伝えるというのは難しいものです。
もっと勉強が必要ですね、精進精進。
  • とち
  • 2006年 08月30日 13時53分
[一言]
真美は亜美だったんですか!
ついに真実が明らかになりましたね。
双子という、二人の設定がここにきて良くいかされていたと思います。
また「嘘」から読み直すと、更に良いんでしょうね……。
全ての謎も明らかになり、このシリーズはこれで終わりなのですか?
感想ありがとうございます。
まだです。まだ終わりません。ここからラストスパートって感じですかね。
ここから最後は、真実を知った河田くんの絡みを入れていこうと思っていますので。
乞うご期待、ですかね。
  • とち
  • 2006年 08月30日 13時50分
[一言]
お疲れ様でした!
双子の入れ替わりはよくある設定ですが,たった1回の交換が最期になる点,それが皮肉にも主人公の身代わりとなった点…それが衝撃です。
私論ですが,この話は“年を重ねるごとに交換するものが大きく”なると同時に,戻ってこなかった時の代償も大きくなる『リスク&リターン型』の一例であり,過程はどうあれ心地よく終わる『ギブ&テイク型』とは一線を隔てた皮肉な結末といえるでしょう…それも,この一文が梁となって,物語り全体を支えているからこそだと思います。
そのせいか基地として神社というのは普通かと感じましたが,それよりも話の痛々しさが秘密基地というテーマを上回ってしまった点は賛否両論かと。
まぁとにかくインパクトある物語でした。
追伸:ほろ怖さが『ひぐらしのなく頃に』を思わせる話で,むしろこの手紙を見た河田君も心配ですw
感想ありがとうございます
「ひぐらしのなく頃に」ですか。まさか、そのような例えが出てくるとは思いませんでした。
確かに「秘密基地」というテーマからは離れてしまったなという感じはありました。やっぱり神社はありきたりでしたねしね。
この後の展開を考えるのが大変そうです。
  • とち
  • 2006年 08月30日 13時47分
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